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「シヴァ、髪の色、嫌われる。シヴァ、危険。」
「ミコト、髪の色、目立つ。シヴァ、危険。」
ミコトはロレインとシヴァの会話をしっかりと聞いていた。そして、シヴァとロレインが問題としていることについてちゃんとに理解していた。
ブツブツと呟きながら、ミコトはまだ誰も見たことのない魔力式を練り上げていく。ミコトにしかできない新しい魔法の作成。
新しい魔力式を作成するためには、膨大な魔力が必要だった。それも、全属性に精通している魔力が必要だ。
全属性に精通している魔力の持ち主は何人かは現存しているが、膨大な魔力を持つ者は絶えて久しい。現存しているのはミコトしかいない。
「シヴァ、髪の色、金色。ミコト、髪の色、シヴァ、同じ。」
ブツブツと呟きながら魔力の流れを全身で感じると、右手に魔力を集めていく。
「シヴァ、ミコト、髪の色、金色。変わる。変わる。変わる。」
「シヴァ、ミコト、変わる。期限、一年。変わる。」
ミコトの赤い目が魔力をおびて金色になっていく。髪も魔力をおびて金色に変わっていく。
◇◇◇◇◇
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