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本編

ご飯が美味しいです

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今日は、レオナード様と、昼食を一緒にとった。

なんでも今度、どこぞのご令嬢とサシでお食事をするらしい。それの練習台にと言われたのだ。

しかし、最近授業でいろいろな知識は増えたけれども、私は根本的に女性らしい情緒に欠けている自覚がある。だからこういう役割には向いていないと思う。

まぁ一応女性の範疇には入るはずだし、私に求められているのは基本それじゃないと割り切って、食事に集中した。
公爵家の方々が食べるご飯は、とんでもなく美味しかった。

途中からレオナード様が、食材の産地や特徴などの解説をしてくれて、それもとても楽しめた。
ただ、普通のご令嬢は多分こういうの喜ばないだろうな、と思うと練習台としては少しだけレオナード様に申し訳なく思った。

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