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本編
17 お勤めが終わったら
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先日、ジャッカル様たちとお茶をしていたら、ジョーゼフ様のお相手も済んだ暁にはどうしたい、という話になった。
ちなみに、いつの間にかご子息たちとはよくお茶を飲むようになっていた。この方達と飲むと、茶葉もお菓子も絶品なので、私に否やはない。そうやって誘いを毎回受けていたら、習慣になっていたのだ。
まぁ、それはともかく。
「果樹園がやりたいです」
そう答えた。
「王都で店を構えたりしないのか?」
今日はたまたま参加していたご当主様が、不思議そうな顔をした。
私のような立場の女性は、よく王都でティーサロンや小物屋などを開きたがるらしい。
私は首を横に振った。
私に客商売は向いていない。
今と同じ気楽な生活がしたいのだと言うと、少し変な顔をされた。
なんやかんや話した結果、今度からカリキュラムに果物の栽培が加わることになった。
…ここの人たち、私に甘すぎやしないだろうか。実は植物を育てたことがないので、とってもありがたいけど。
ちなみに、いつの間にかご子息たちとはよくお茶を飲むようになっていた。この方達と飲むと、茶葉もお菓子も絶品なので、私に否やはない。そうやって誘いを毎回受けていたら、習慣になっていたのだ。
まぁ、それはともかく。
「果樹園がやりたいです」
そう答えた。
「王都で店を構えたりしないのか?」
今日はたまたま参加していたご当主様が、不思議そうな顔をした。
私のような立場の女性は、よく王都でティーサロンや小物屋などを開きたがるらしい。
私は首を横に振った。
私に客商売は向いていない。
今と同じ気楽な生活がしたいのだと言うと、少し変な顔をされた。
なんやかんや話した結果、今度からカリキュラムに果物の栽培が加わることになった。
…ここの人たち、私に甘すぎやしないだろうか。実は植物を育てたことがないので、とってもありがたいけど。
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