【完結】どうも。練習台の女です

本編

ジョーゼフ様のお相手が始まりました

ジョーゼフ様に夜呼ばれるようになったのだけれど、思ってたのとちょっと違った。

最初の夜は、胸を揉まれながらひたすら「いいなぁ」と繰り返された。確かにご当主様の奥様はあまり…いえ、なんでもないです。

とにかく、その日はそれで終わった。
基本私はご子息様方のしたいようにされるので、自分から襲いかかるようなことはしない。

次回からは、寝台の上でおしゃべりしたり、何故かジョーゼフ様に化粧を施すようになった。あと、女性用のドレスを着せたり。
ジョーゼフ様は、元々整った顔立ちをされているし、まだ成長期なので女装がとてもよくお似合いになる。
化粧をしてドレスを着れば、正直ただの美少女だ。

夜中に寝台にお茶とお菓子を持ち込んで、女装したジョーゼフ様と食べるのは、同性との秘密のお茶会みたいでちょっと楽しい。