泣いた青鬼

花咲由菜

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数日後この前の依頼人から
また電話がかかってきた
「もしもし
あの彼に会えませんでした
そちらのミスではないですか?
直接話がしたいので
明日会ってくれませんか」
「え…と…」
私は戸惑った
今までミスなどなかったから
「少々お待ちいただいて
よろしいですか」
そして一度電話を保留にしてから
私は考えた確かに彼は
私が教えたマンションの
あの部屋に住んでいるはずなのだ
そして彼があの部屋から
まず外に出ない日も調べた
私は保留を解除して依頼人に告げた
「はいもしもし
明日のいつどこに
行けばよろしいですか」
依頼人は電話の向こうで
何故かクスリと笑うと
私がよく行く喫茶店の
窓際のソファ席を指定してきた
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