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近しき訪問者 3
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「とにかく、会社にはすぐに顔を出してくれよな。ところで、今年に入ってから外に出たか? パーティーとかもいくつかあっただろ?」
「何、急に」
泰雅の出し抜けな話題転換に、羽琉矢は面食らったような顔をした。
「ちょっと聞きたいだけだ。出席したのか?」
急かすような問いに、羽琉矢は面倒くさそうに溜息をついた。
「行ってないよ。特に必要性も感じなかったし、僕が出席しなくてもすみそうなものばかりだったからね。それにああいう場所が苦手だってことは、泰雅だってよくわかっていると思っていたんだけど?」
知っていて何を言わせると少々の怒気を匂わせる羽琉矢に、
「それは、俺だって似たようなものだから、お前のことはとやかく言えないけどな……」
泰雅はバツが悪そうに言葉を濁した。
「実はこの前、本家に顔を出した時、祖母様に会って羽琉矢宛に招待状がいくつか届いているって聞いたんだよ。おまけに、私も年だし、いつまで元気でいられるかわからないとか言い出して、涙ぐむし、宥めるのに苦労したんだぜ。まいった」
泰雅は椅子の背に体重を預けて天井を仰いだ。
やっぱり……お祖母様か。
予想通りすぎて言葉も出ない。
七十を超えてなお、現役で家内を取り仕切っているのだ。人脈も広いため社交界にも精力的に顔を出している。その姿を見るにつけ、まだ三十年は大丈夫だろうと思っている。そのくらい元気な祖母なのだ。
泣き落としって、一体……
祖母の性格を考えると想像できないが、涙で訴えなくてはならないような事だったのだろうか。しかも本人ではなく、泰雅に。
心当たりがないわけではないのだが。
でも、ちょっとおかしい。わずかに引っ掛かりを覚えて羽琉矢が聞いた。
「それはいつの話? パーティーはとっくに終わっているし、今のところ招待状は届いていないし」
「去年の暮れ頃かな」
「何で今頃になってそんな話をするのかな?」
新年もとうに明けて今は三月の下旬、三か月は経っている。招待状の日程は年末年始にかけてだった。
「元々、伝えるつもりはなかったからな。話の流れでたまたま思い出したから言っただけだ」
「だったら、そのまま忘れてくれてよかったのに」
泰雅のせいで思い出してしまった。
「そういえば……見合いの話とかなかったか?」
きれいさっぱり記憶から消し去っていたのに。
「泰雅、その話をどこから聞いたの?」
「いや、まあ……はっきりと聞いたわけじゃないけど、すごく良いお嬢さんがいるのにとか、祖母様が言っていたから、そんな話があったのかと思って。で、どうなんだよ」
椅子の背から身を起して、興味津々に聞いてくる泰雅を、羽琉矢は冷ややかに一瞥した。
血のつながりのある従兄弟であっても、必要以上にプライベートに踏み込まれるのは好きではない。これが他の従兄弟なら相手にしないところだ。しかし、泰雅は別だった。気乗りしないながらも話に付き合った。
「お祖母様から話があったのは本当。会わせたい女性がいるって言われたけど」
「返事は?」
「すぐに断ったよ」
「何で、もったいない」
「もったいないって、お前さあ」
(他人事だと思って軽々しく言いやがって、こいつ)
羽琉矢は明らかに面白がっている風な泰雅に、いつになく悪態をつきそうになるのを堪えて、心の中で舌打ちする。
「祖母様の紹介なら、申し分のない由緒正しき家柄なんだろうし。どこのお嬢様だった?」
「知らない。そんなものを聞く前に断ったからね」
「ふーん。話だけでも聞いてあげればよかったのに」
泰雅は即座に断ってしまった取り付く島のない羽琉矢の態度に、ちょっとだけ祖母が気の毒になってしまった。
「どこの誰かなんて、そんなことを聞いてどうするの? 元からその気がないものを、聞くだけ無駄だよ」
「それはそうかもしれないけどな。会うだけ会ってみてもいいんじゃないの? 気に入らなければ断ればいいことだし、案外、羽琉矢のタイプだったりして……」
そこまで言って泰雅は、はっとして口を噤んだ。
「……」
「……」
何とも言えない空気が二人の間を漂う。お互い気詰りな雰囲気で視線を泳がせた。
「これが目的だったんだろうね」
しばらくして羽琉矢が納得顔で呟いた。
「ああ」
泰雅に話をしたのはこんな風に、見合いでも、パーティーでも、出席するように誘導してほしかったからかもしれない。
「お祖母様も何を考えているんだか……」
「早く跡取りのかわいいひ孫を見たいんじゃないのか? お前なら結婚してもいい年だし、子供がいてもおかしくはないし」
先ほどの心配はどこへいったのだろう。羽琉矢はどこまでも他人事のように話す泰雅をじっと睨みつけた。
彼の恨みがましい視線に気づいた泰雅は、コホンと白々しく咳払いをする。自分のことは棚に上げて、ちょっと言い過ぎたかもしれない。
「泰雅だったらどうするの? お祖母様の言う通り、お見合いをするとでもいうわけ? そういうことだったら、この先も話を聞いてあげてもいいけど?」
まずい。
羽琉矢が真顔になった。
調子に乗り過ぎて余計なことまでべらべらと喋ってしまい、機嫌を損ねてしまったみたいだ。
普段はおとなしく鷹揚だが、何かの拍子にガラリと性格が変わってしまうことがある。猫が毛を逆立てたくらいではすまないこともあった。今回はそうでないことを祈りたい。
「ちょっと言い過ぎました。すみませんでした」
泰雅は早々と白旗を揚げて、テーブルに額を擦り付けるように低頭して謝った。
羽琉矢はその様子を横目で見ながら、大袈裟に大きく息を吐いてみせた。
「泰雅がそんなことを言うなんて、思ってもみなかった。僕だって相手を見つける気はあるんだよ。ただ、なかなか自分に合う女性がいないってことだけで。それが一番難しいってことは、泰雅だってわかっているはずだよね?」
羽琉矢は不愉快そうにツンと言い放つ。
「はい。分かっています」
今度は泰雅が説教を受ける番になってしまった。ここはおとなしく聞いておくしかない。
「だったら、僕の味方をしてくれてもいいんじゃないのかな? それとも、自分には彼女がいるからって、関係ないとでも思っているとか? 泰雅に限ってそんなことはないよね」
「別れたから……いない」
「はっ? 別れたって?」
「随分と前にね。白状すると……同じだよ。そう簡単に相手は見つからないってことだよな」
これからどう口撃をしていこうかと耽々と狙っていた矢先に、いきなり消沈したように告白されては、さすがの羽琉矢もこれ以上の毒舌は吐けなかった。
「分かってくれればいいよ」
特殊な悩みを抱える二人には、相手を探すだけでも困難に思える。この先、自分に相応しいと思える女性が現れるのだろうか。一抹の不安を覚える彼らでもあった。
「なあ、羽琉矢。お前はもう少し外に出た方がいいと思う。今年に入ってから家に籠りっぱなしだろ? それじゃあ、出会いなんてあるわけないし、祖母様が心配して、見合いを勧めるのも仕方がないと思う」
考え込んでいた泰雅がポツリと口を開いた。
「泰雅は?」
「俺は大学があるし、お前に比べたら出会いはいっぱいあるから」
「……」
泰雅の言いたいこともわかる。自分のことを心配してくれていることも。だが、気は進まない。
「羽琉矢にはそれ相応の家柄が望ましいだろうから、俺に比べれば、選択範囲は狭まるだろうけどな」
「それは嫌味?」
「まさか、当然の条件だろう。祖母様達や叔父さん達然り、相応しい家柄同士の結びつきは、綴木家にとっても利益になる」
「政略結婚に関係のない泰雅が言っても説得力ないよ」
「まあね。兄二人が、めでたく理想的な結婚をしているからな。三男の俺はけっこう自由にできる」
「ホント、嫌味だよね」
家柄や血筋に縛られず、好きに相手を選べる立場の泰雅が羨ましくなった。
「見合いしてみれば?」
「結局、そこにいきつくわけ? もしかしてお祖母様の回し者?」
「そうじゃないけど、たまには世間を見てみるのもいいかと思ってさ」
「……考えとく」
全然取り合う気はなかったが、終わりそうにないのでとりあえず返事をしておいた。
話が変な方向へと進んでしまった。いつもならとりとめのない世間話や近況を話すくらいなのに、今日の泰雅は妙にしつこかった。
結婚なんて出来るものならとっくにしている。容易に相手が見つかるなんて思ってはいない。求めるものは家柄でも血筋でもましてや財産でもない。
唯一求めるものは……
羽琉矢は泰雅が帰った後、縁側へと移動した。
今日はとても陽気が良くて、天気もいい。
気持ちを一新させて、ガラリと硝子戸を開けて庭へと出ていった。
「何、急に」
泰雅の出し抜けな話題転換に、羽琉矢は面食らったような顔をした。
「ちょっと聞きたいだけだ。出席したのか?」
急かすような問いに、羽琉矢は面倒くさそうに溜息をついた。
「行ってないよ。特に必要性も感じなかったし、僕が出席しなくてもすみそうなものばかりだったからね。それにああいう場所が苦手だってことは、泰雅だってよくわかっていると思っていたんだけど?」
知っていて何を言わせると少々の怒気を匂わせる羽琉矢に、
「それは、俺だって似たようなものだから、お前のことはとやかく言えないけどな……」
泰雅はバツが悪そうに言葉を濁した。
「実はこの前、本家に顔を出した時、祖母様に会って羽琉矢宛に招待状がいくつか届いているって聞いたんだよ。おまけに、私も年だし、いつまで元気でいられるかわからないとか言い出して、涙ぐむし、宥めるのに苦労したんだぜ。まいった」
泰雅は椅子の背に体重を預けて天井を仰いだ。
やっぱり……お祖母様か。
予想通りすぎて言葉も出ない。
七十を超えてなお、現役で家内を取り仕切っているのだ。人脈も広いため社交界にも精力的に顔を出している。その姿を見るにつけ、まだ三十年は大丈夫だろうと思っている。そのくらい元気な祖母なのだ。
泣き落としって、一体……
祖母の性格を考えると想像できないが、涙で訴えなくてはならないような事だったのだろうか。しかも本人ではなく、泰雅に。
心当たりがないわけではないのだが。
でも、ちょっとおかしい。わずかに引っ掛かりを覚えて羽琉矢が聞いた。
「それはいつの話? パーティーはとっくに終わっているし、今のところ招待状は届いていないし」
「去年の暮れ頃かな」
「何で今頃になってそんな話をするのかな?」
新年もとうに明けて今は三月の下旬、三か月は経っている。招待状の日程は年末年始にかけてだった。
「元々、伝えるつもりはなかったからな。話の流れでたまたま思い出したから言っただけだ」
「だったら、そのまま忘れてくれてよかったのに」
泰雅のせいで思い出してしまった。
「そういえば……見合いの話とかなかったか?」
きれいさっぱり記憶から消し去っていたのに。
「泰雅、その話をどこから聞いたの?」
「いや、まあ……はっきりと聞いたわけじゃないけど、すごく良いお嬢さんがいるのにとか、祖母様が言っていたから、そんな話があったのかと思って。で、どうなんだよ」
椅子の背から身を起して、興味津々に聞いてくる泰雅を、羽琉矢は冷ややかに一瞥した。
血のつながりのある従兄弟であっても、必要以上にプライベートに踏み込まれるのは好きではない。これが他の従兄弟なら相手にしないところだ。しかし、泰雅は別だった。気乗りしないながらも話に付き合った。
「お祖母様から話があったのは本当。会わせたい女性がいるって言われたけど」
「返事は?」
「すぐに断ったよ」
「何で、もったいない」
「もったいないって、お前さあ」
(他人事だと思って軽々しく言いやがって、こいつ)
羽琉矢は明らかに面白がっている風な泰雅に、いつになく悪態をつきそうになるのを堪えて、心の中で舌打ちする。
「祖母様の紹介なら、申し分のない由緒正しき家柄なんだろうし。どこのお嬢様だった?」
「知らない。そんなものを聞く前に断ったからね」
「ふーん。話だけでも聞いてあげればよかったのに」
泰雅は即座に断ってしまった取り付く島のない羽琉矢の態度に、ちょっとだけ祖母が気の毒になってしまった。
「どこの誰かなんて、そんなことを聞いてどうするの? 元からその気がないものを、聞くだけ無駄だよ」
「それはそうかもしれないけどな。会うだけ会ってみてもいいんじゃないの? 気に入らなければ断ればいいことだし、案外、羽琉矢のタイプだったりして……」
そこまで言って泰雅は、はっとして口を噤んだ。
「……」
「……」
何とも言えない空気が二人の間を漂う。お互い気詰りな雰囲気で視線を泳がせた。
「これが目的だったんだろうね」
しばらくして羽琉矢が納得顔で呟いた。
「ああ」
泰雅に話をしたのはこんな風に、見合いでも、パーティーでも、出席するように誘導してほしかったからかもしれない。
「お祖母様も何を考えているんだか……」
「早く跡取りのかわいいひ孫を見たいんじゃないのか? お前なら結婚してもいい年だし、子供がいてもおかしくはないし」
先ほどの心配はどこへいったのだろう。羽琉矢はどこまでも他人事のように話す泰雅をじっと睨みつけた。
彼の恨みがましい視線に気づいた泰雅は、コホンと白々しく咳払いをする。自分のことは棚に上げて、ちょっと言い過ぎたかもしれない。
「泰雅だったらどうするの? お祖母様の言う通り、お見合いをするとでもいうわけ? そういうことだったら、この先も話を聞いてあげてもいいけど?」
まずい。
羽琉矢が真顔になった。
調子に乗り過ぎて余計なことまでべらべらと喋ってしまい、機嫌を損ねてしまったみたいだ。
普段はおとなしく鷹揚だが、何かの拍子にガラリと性格が変わってしまうことがある。猫が毛を逆立てたくらいではすまないこともあった。今回はそうでないことを祈りたい。
「ちょっと言い過ぎました。すみませんでした」
泰雅は早々と白旗を揚げて、テーブルに額を擦り付けるように低頭して謝った。
羽琉矢はその様子を横目で見ながら、大袈裟に大きく息を吐いてみせた。
「泰雅がそんなことを言うなんて、思ってもみなかった。僕だって相手を見つける気はあるんだよ。ただ、なかなか自分に合う女性がいないってことだけで。それが一番難しいってことは、泰雅だってわかっているはずだよね?」
羽琉矢は不愉快そうにツンと言い放つ。
「はい。分かっています」
今度は泰雅が説教を受ける番になってしまった。ここはおとなしく聞いておくしかない。
「だったら、僕の味方をしてくれてもいいんじゃないのかな? それとも、自分には彼女がいるからって、関係ないとでも思っているとか? 泰雅に限ってそんなことはないよね」
「別れたから……いない」
「はっ? 別れたって?」
「随分と前にね。白状すると……同じだよ。そう簡単に相手は見つからないってことだよな」
これからどう口撃をしていこうかと耽々と狙っていた矢先に、いきなり消沈したように告白されては、さすがの羽琉矢もこれ以上の毒舌は吐けなかった。
「分かってくれればいいよ」
特殊な悩みを抱える二人には、相手を探すだけでも困難に思える。この先、自分に相応しいと思える女性が現れるのだろうか。一抹の不安を覚える彼らでもあった。
「なあ、羽琉矢。お前はもう少し外に出た方がいいと思う。今年に入ってから家に籠りっぱなしだろ? それじゃあ、出会いなんてあるわけないし、祖母様が心配して、見合いを勧めるのも仕方がないと思う」
考え込んでいた泰雅がポツリと口を開いた。
「泰雅は?」
「俺は大学があるし、お前に比べたら出会いはいっぱいあるから」
「……」
泰雅の言いたいこともわかる。自分のことを心配してくれていることも。だが、気は進まない。
「羽琉矢にはそれ相応の家柄が望ましいだろうから、俺に比べれば、選択範囲は狭まるだろうけどな」
「それは嫌味?」
「まさか、当然の条件だろう。祖母様達や叔父さん達然り、相応しい家柄同士の結びつきは、綴木家にとっても利益になる」
「政略結婚に関係のない泰雅が言っても説得力ないよ」
「まあね。兄二人が、めでたく理想的な結婚をしているからな。三男の俺はけっこう自由にできる」
「ホント、嫌味だよね」
家柄や血筋に縛られず、好きに相手を選べる立場の泰雅が羨ましくなった。
「見合いしてみれば?」
「結局、そこにいきつくわけ? もしかしてお祖母様の回し者?」
「そうじゃないけど、たまには世間を見てみるのもいいかと思ってさ」
「……考えとく」
全然取り合う気はなかったが、終わりそうにないのでとりあえず返事をしておいた。
話が変な方向へと進んでしまった。いつもならとりとめのない世間話や近況を話すくらいなのに、今日の泰雅は妙にしつこかった。
結婚なんて出来るものならとっくにしている。容易に相手が見つかるなんて思ってはいない。求めるものは家柄でも血筋でもましてや財産でもない。
唯一求めるものは……
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