BL官能ショートショート集

ヤミイ

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第19話 カテキョ

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「休憩しよう」
 それが合図だった。
 僕はシャーペンを置き、躰の力を抜いて、先生を待った。
 すぐに後ろから抱きすくめられた。
 先生の手がスウェットの下に潜り込んできて、汗ばんだ肌を這い回る。
「いい子だ。言われた通り、下はちゃんと裸だね」
 耳元で囁かれ、僕は顔を赤くする。
 当たり前でしょ。
 心の中で返事した。
 いつもこれを待ってるんだから。
 過敏になった乳首を先生の手のひらが撫で回す。
 僕はジーンと痺れたようになり、先生の腕の中で更に脱力する。
「こっちはどうかな」
 先生がもう一方の手をスウェットのズボンのほうに入れてきた。
 カチカチに凝固した部分を撫で上げられ、僕は思わず小声で喘いでしまう。
 こうなると、もう先生の独壇場だ。
 両手の指を巧みに動かし、僕をどんどん高みへと導いていく。
 徐々に広がる快感で全身が熱くなり、僕は抱かれたまま水揚げされた魚のように身悶えする。
「見たい」
 先生が囁き、僕は忘我の境地で頷いた。
 先生の手が無抵抗の僕を裸に剥き、薔薇色の乳首と屹立する”バナナ”を曝け出す。
 そのまま抱き上げられ、炬燵の天板の上に仰向けに載せられた。
「もう18だから、恋人同士になれるよな」
 全裸の僕の両脚をMの字に開かせ、股間を覗き込みながら先生が言う。
 嘘だ。
 心の中で僕はつぶやいた。
 恋人だなんて、思ってないくせに。
 先生にとって、僕は都合のいいおもちゃ。
 性的玩具かダッチドールのようなもの。
 よくてセフレと言ったところじゃないか。
 でも、そんな不満もやがて始まる愉楽の饗宴の中で儚く消えていく。
 先生が楽器を演奏するように、僕の性感帯をそのいやらしい指先で巧みに奏で始めたのだ。
 感じ過ぎる部分を、撫でられ、つままれ、扱かれ、タップされー。
 いつしか僕は自ら両手でお尻の肉を左右に割って、先生の顔に肛門を近づけ、恥ずかしげもなく、熱い吐息とともに哀願していた。
「早く、入れて…」
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