僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

文字の大きさ
108 / 137

107 堕ちた天使⑰

しおりを挟む
 女が舐める。
「ひいっ」
 電気ショックが背筋を貫き、勝手にペニスが動く。
 まるで独立した生き物のように、突き出した股間の中央で、嬉しげに上下に跳ね上がる。
「やあねえ、なんていやらしいチンポなの! 見てよ、この動き! 若い子の亀頭って、マジで敏感なんだねえ」
 マスミは大喜びだ。
 くすくす笑いながら逆さ吊りにした僕の性器を舌先で舐め続け、動かしてはその反応の良さを楽しんでいる。
「で、出ちゃう…」
 かすれ声で訴えた。
 逆さに吊るされているせいで、頭に血が上って今にも意識が飛びそうだ。
 目の前にあるのはブラウスを突き上げるマスミの巨大な乳房と三段に割れた脂肪の塊のような腹。
 膝までの丈の紺色のタイトスカートからは、丸太のように太く短い脚が二本突き出ている。
「あら、早いのね、あんた早漏? 仕方ないわね、ちょっと待ちなさい」
 マスミは床に僕を下ろすと、仰臥した僕の躰を象の脚で跨ぐようにして仁王立ちになった。
「な、何を…?」
 嫌な予感がして、僕は上ずった口調で問いかけた。
「わかってるわね? 男女の行為においては、どちらかが自分だけ気持ちよくなるなんて許されない。憲法で保障されてる平等権から言って、そうでしょう?」
 からかうように早口で言いながら、マスミはスカートを腰までたくし上げると、素早くストッキングとパンテイを膝まで下ろした。
 とたんにバレーボール2個分はありそうな臀部が現れ、割れ目が僕の勃起陰茎の真上に来た。
「や、やめて…」
 マスミの意図はもう明らかだった。
 恐怖のあまり、僕は懇願した。
 正直に言おう。
 僕はまだ童貞だ。
 アナルは先に処女を失ってしまったが、僕の生殖器官はまだ異性の性器を知らないままなのだ。
 それが今、危険にさらされている。
 よりによって、こんな怪物めいた醜悪な女の手で童貞を失うことになるなんて・・・。
 絶望的な気分で僕は迫りくる巨尻を見つめた。
 産毛の生えた桃を思わせるプリプリの肉塊がふたつ、屹立する僕の分身を咥え込もうとゆっくりと降りてくる。
 逃げようにも、マスミが両脚で僕の腰を挟んでいるので、身動きが取れないのだ。
 蛇に睨まれた蛙とは、まさにこのことだった。
「うふふふふ、素人のチンポ味わうのって、ほんと、いつぶりかしら?」
「生まれて初めてじゃないのかい?」
 僕らを見守っていた警備員が、すかさず口をはさんだ。
「おめえの相手できるのは、女性用風俗のホストぐれえなもんなんだろ?」
「うはははは、バレたか」
「ま、たっぷり味わいな。どうやらこいつは社内の人間じゃないらしい。何を好き好んでこんなところに紛れ込んだのか知らないが、公的な社畜じゃなきゃやりたい放題だろ? むろん、殺さない限りはってことだが」
「殺すわけないだろ? 素人の兄さんを、そんな、もったいない」
 マスミがゲタケタ笑った瞬間、何か湿ったものが僕の亀頭の先っちょを包みこ込む気配がした。



 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

ふたなり治験棟 企画12月31公開

ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。 男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

処理中です...