僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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113 渉の謎②

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 翌日曜日ー。
 なるべく一日部屋に籠っていようと心に決めたのだが、昼前にその決意は揺らいでしまった。
 家にひとりで居ると、どうしても関心が自分の躰に向く。
 たとえばちょっとしたことシャツの上から何かが乳首に触れたりすると、もういけなかった。
 ふたつの突起はたちまちのうちに固く尖りー。
 自然に指がそこへ行き、気がつくとシャツの上から乳首を愛撫し始めている。
 たまらなくなって上半身裸になり、鏡の前に立つ。
 思った通り、乳首はもうビンビンだ。
 ショーツの前が窮屈だから、下も脱ぐ。
 当然片手は陰部に伸び、陰茎を弄り出す。
 乳首も陰茎も勃起すると、もっと刺激が欲しくなり、部屋に戻ってカーテンを開け、窓辺に立つ。
 下の歩道を通る人たちに裸体を見てもらいたくて、窓を開けて陰茎を突き出した。
 そうしておいてサッシを閉め、サッシ戸の枠で突き出た陰茎の真ん中あたりを締め付ける。
 きのう多機能トイレで警備員にやられたあの技の再現だ。
 気持ちよさに腰を前後に振っていると、躰の奥からどくんどくんが聴こえ始め、そこでハッとなり、やめる僕。
 危ない。
 危うく貴重なエキスを無駄にしてしまうところだった。
 こんなことなら…。
 外へ出ていたほうがまだましだ。
 そう決意すると、すぐに服を着て外出した。
 映画でも見ようか。
 いや、映画館のような暗闇の中にひとりでいると、また自制心が効かなくなる。
 公衆の場で全裸オナニーでも始めた日には、確実に捕まって刑務所送りだろう。
 ならば、どこへ?
 数少ない友人たちは、夏休みでみんな帰省してしまっている。
 となるともう、思いつく先は一つしかなかった。
 一ノ瀬渉の元である。
 ただし、今日は日曜日。
 普通の会社なら休みのはずだ。
 ただ一縷の望みがあるとすれば、渉がIT関連企業の警備部門に勤めているらしいことだった。
 警備が仕事なら、土日が休みとは限るまい。
 そうと決まれば、もう一度あのビルに赴くまでだ。
 日曜日であれば、あの恐るべき痴女マスミに遭遇することもないだろう。
 渉に会えるかもしれない。
 そう思うだけで生殖器官の先端が濡れてきた。
 あたかも彼のアナルに挿入するための潤滑油が尿道口から分泌されたみたいだった。
 いつかそんな日が来るのだろうか。
 地下鉄に揺られながら僕は夢想する。
 僕と渉がお互いの穴に入れ合い悶え合う、桃源郷のようなそんな日が…。

 
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