僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

文字の大きさ
117 / 137

116 渉の謎⑤

しおりを挟む
 むき出しの3か所を、左右のふたりが好き放題、嬲る。
 僕ときたらもう、奥歯を食いしばって耐え忍ぶほかない。
 本来ならば、愉楽に身を委ねて出してしまうこともできただろう。
 でも、今日はダメだった。
 明日はバイトなのだ。
 畜舎で過酷な搾乳が待っているのである。
 生産量が減ってしまっては、ひょっとしてバイトを首になりかねない。
 飼育係に見放されたら、人事部の鰐部氏から引導を渡されてしまうのだ。
 そう思うと、快楽に酔ってばかりもいられなかった。
 この状況を打破する方法はただ一つ。
 僕より先にこのふたりを逝かせてしまう。
 それしかない。
 両の乳首と勃起した生殖器官に執拗なまでに加えられる愛撫に、ともすれば呻き声を上げる僕。
 複数の相手になぶられるというエキサイティングなシチュエーションに、痺れるような快感を覚えながら、それでも僕は両手に神経を集中し、なんとか反撃を試みようと努力する。
 ただ言われるがまま触れていたふたりの股間を、それぞれ五本の指で握り締め、力を籠めて揉みしだく。
「おお、いいぞ」
 最初に、筋肉男が荒い息を吐いた。
 男は体育会系にありがちな、Tシャツにジャージ姿である。
 手探りでジャージの前を引き下ろすと、下から丸太を呑んだような紺色のビキニショーツが現れた。
 際どいくらいに面積の狭いショーツをめくってやると、すごい勢いで巨大な陰茎が飛び出した。
 熟れたバナナほどもあるそれをすかさず握ると、人差し指を尿道口に当て、後の4本の指で茎を包み、やおら扱きにかかった。
「あふ」
 筋肉男がのけぞった。
 扱くと同時に僕の人差し指の腹が亀頭の先っちょを刺激したからである。
 同じことを、中年男にもやってやる。
 こっちは地味なカッターシャツにスラックスという出で立ちだったが、驚いたことに、スラックスの下にはなにも穿いていなかった。
 ファスナーを下ろすなり、ナマの男性器がまろび出てきたのだ。
 それは、固くなってはいるけど、見るからに妙な形をした器官だった。
 僕と同じ皮カムリなのはよいとして、まずフォルムがツチノコそっくりだ。
 先っちょと根元がすぼんでいて、真ん中だけ太い。
 しかも、試してみてわかったことだが、どうやら真正包茎らしく、いくら扱いても包皮が剝けないのである。
 このタイプは、無理に剥こうとすると痛みを感じて萎えるおそれがある。
 ひどい時には亀頭を傷つけてしまいかねないだろう。
 慎重な対応が必要そうだった。
 ボデイスーツに開けられた穴から飛び出た3つの性感帯。
 それをふたりの手に預けながら、僕は反撃に専念した。
 負けるわけにはいかなかった。
 それにもう一つー。
 彼らを練習台にして、テクニックを磨くというのもいい。
 ここで身に着けた性技を、一ノ瀬渉の躰で試してみたい。
 そうしてこの指で彼に熱いミルクを出させることができたら、もう、最高じゃないか。
 この時僕は、心の底から、そう思ったのだ。
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…? 2025/09/12 ★1000 Thank_You!!

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...