僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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117 渉の謎⑥

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「イ、イク」
 筋肉男が先だった。
 思った通り、亀頭の裏筋が彼の弱点だったのだ。
 カウパー腺液をたっぷりまぶした人差し指と親指で、裏筋を中心に亀頭全体を撫で回した結果である。
「あふ、ぐう、ぎゃは」
 躰をカクンカクンさせ、筋肉男が通路に白濁液をぶちまける。
 意外にも快楽に弱いらしく、白目を剥くなりシートにぐたりと沈み込んだ。
 問題は残った小太り中年男のほうだった。
 真正包茎を逝かせるのは難しい。
 なんせ直接亀頭に触れないからである。
「あれ、もう逝っちゃったの?」
 僕の乳首と睾丸をネチネチと嬲りながら、チー牛男が勝ち誇ったように言った。
 矛先は僕を間に挟んでぐったりとなった筋肉男。
 日常生活では明らかに弱者である自分が”勝ち残った”のが、よほどうれしいらしい。
「いい身体してんのに、思ったよりも耐性がないんだね。ひょっとして早漏なのかな?」
「・・・うるせえ」
 筋肉男が頬を染めて顔を背けた。
 その股間のイチモツはすっかり萎びて死んだ海棲生物そっくりだ。
「次はあなたの番ですよ」
 僕は意を決して立ち上がった。
 中年男の前に立つと、その口に勃起陰茎を押し当て、両手を胸元に差し込んだ。
 男はカッターシャツの下に下着を着けておらず、乳首が透けて見えている。
 太り気味の体格のせいで脂肪がつき、胸が乳房のように膨らんでいる。
 少なくとも、発育途上の中学生くらいの胸乳といってよさそうだ。
 その乳房を手のひらで包み込み、乳首を指のつけ根に挟んでやった。
「な、何を…?」
 言いかけたその口を亀頭で無理やりこじ開け、中に深々と突っ込んだ。
 同時に乳首弄りを開始すると、男がくぐもった声を上げ、しゃにむに僕の陰茎にしゃぶりついた。
「あなたはの包茎は真正だ。真正包茎の場合、ペニスへの刺激で射精まで追い込むのはきわめて難しい。ちょっとのことで痛みを与えてしまい、快楽の波が引いてしまうからです。だからあなた自身、オナニーの際も何か他の方法を取ることが多いはず。例えばこれ、チクニーとか」
 カッターシャツの下に突っ込んだ手で、男の乳房と乳首を入念に愛撫する。
 たちまちその黄土色の顔が脂ぎってきて、醜いタラコ唇の間からハアハアという喘ぎ声が漏れてきた。
「ど、どうして、わかった?」
 臭い息を吐きながら、上目遣いに僕を見る。
「ご覧の通り、僕も仮性包茎だからですよ。剥けた生亀頭への刺激には強くない。だから必然的に、乳首への愛撫が多くなる」
「アア、アアア、アアアアアーアアアアア…」
 中年男の非常口からこぼれ出たツチノコ型の陰茎は、今や天井を指す指のように勇ましく立ち上がっている。
「ほら、あなた、感じてますよね。道理で乳首がグミみたいに大きく肥大してるはずだ。もしかして、普段から、乳首吸引器みたいな器具を使ってるんじゃありません?」
「も、もっと…」
 中年男は抗弁する気も失くしたらしい。
 すがるような目で僕を見つめ、自分からシャツのボタンを外して生白い胸を曝け出してきた。
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