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125 渉の謎⑭
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マスミが僕を解放したのは、それから更に5分近く経ってからのことだった。
洗面台の鏡は、僕の分泌した前駆液ですっかり汚れてしまっていた。
あたかも複数のナメクジが縦横無尽に這い回ったかのように、白い痕が表面を覆い尽くしているのである。
僕はと言えば、揺り篭のような安定感のあるマスミの腕の中で、青息吐息の状態だった。
全裸のまま、一触即発の肥大し切った器官をモロに剝き出しにして、赤子のように小刻みに躰を震わせていた。
弛緩し切った僕の躰をアコーディオンのごとく折り曲げ、勃起器官を飛び出させてその先端に口づけしながら、
「もう時間ね。いいわ、これだけ楽しませてもらったんだもの。あなたの願いを叶えてあげる」
口の中で唾液が糸を引くようなしゃべり方でマスミが言った。
「本当に、彼に、会えるんですね・・・。あの、一ノ瀬、さんに」
いっこうに引かない射精感を丹田に力を籠めて抑え込みつつ、訊き返す。
一ノ瀬渉こそ、僕の分身だ。
そのことを、マスミに凌辱されることで僕は悟っていた。
鏡の中で発情期のケダモノみたいに悶える全裸の僕は、まさしくきのうの渉の姿そっくりだったのだ。
宴会場で何が行われるのか、よくはわからない。
でも、さっきの社員たちの会話によると、渉はなぜかスケスケのスクール水着を着せられているらしい。
それが本当なら、宴会の余興にしては、あまりにも不謹慎であるというべきだ。
しかも、きのうの去り際の様子からして、渉を連れ去る上司の男は、まるでモノを扱うような態度だった・・・。
「接待部のルーキーでありエースの、一ノ瀬渉君でしょ? もちろんよ~。でも、びっくりしないでね。彼の接待は、文字通り躰を張ってるから。特に今回は、大手取引先のクレーム対応がメインってことで、めっちゃすごいことになりそうって、もっぱらのうわさだし。きのうの一回目で向こうのトップに気に入られたみたいでさ、きょうはもっと大人数が来るらしいよ。だから実はあたしも楽しみなの。とにかくエロくてエロくてさあ、いつも見てるだけで濡れてきて、最後には彼を殺してバラバラに解体して、ナマのまんま食べたくなっちゃうんだあ」
「そ、そうなんですか・・・。で、僕は、どうすれば・・・?」
マスミの助けを借り、両脚をゆっくりと床におろしながら、僕は尋ねた。
この巨女の話は支離滅裂で半ば意味不明だ。
けれど、一ノ瀬渉がかなり酷い目に遭うらしいことは想像に難くない。
会社のクレーム対応を、渉が躰を張って・・・する?
それも、エロエロのスク水姿で、いったいどうやって?
「任せといて。今、ボーイの衣装を借りてきてあげるから。そんでもって、あたしの助手ってことにしてあげる」
最後に僕の勃起ペニスを未練たらしくもうひと扱きすると、マスミは頼もしげにそう言って、ドスドス足音を響かせながら悠然と廊下に出て行った。
洗面台の鏡は、僕の分泌した前駆液ですっかり汚れてしまっていた。
あたかも複数のナメクジが縦横無尽に這い回ったかのように、白い痕が表面を覆い尽くしているのである。
僕はと言えば、揺り篭のような安定感のあるマスミの腕の中で、青息吐息の状態だった。
全裸のまま、一触即発の肥大し切った器官をモロに剝き出しにして、赤子のように小刻みに躰を震わせていた。
弛緩し切った僕の躰をアコーディオンのごとく折り曲げ、勃起器官を飛び出させてその先端に口づけしながら、
「もう時間ね。いいわ、これだけ楽しませてもらったんだもの。あなたの願いを叶えてあげる」
口の中で唾液が糸を引くようなしゃべり方でマスミが言った。
「本当に、彼に、会えるんですね・・・。あの、一ノ瀬、さんに」
いっこうに引かない射精感を丹田に力を籠めて抑え込みつつ、訊き返す。
一ノ瀬渉こそ、僕の分身だ。
そのことを、マスミに凌辱されることで僕は悟っていた。
鏡の中で発情期のケダモノみたいに悶える全裸の僕は、まさしくきのうの渉の姿そっくりだったのだ。
宴会場で何が行われるのか、よくはわからない。
でも、さっきの社員たちの会話によると、渉はなぜかスケスケのスクール水着を着せられているらしい。
それが本当なら、宴会の余興にしては、あまりにも不謹慎であるというべきだ。
しかも、きのうの去り際の様子からして、渉を連れ去る上司の男は、まるでモノを扱うような態度だった・・・。
「接待部のルーキーでありエースの、一ノ瀬渉君でしょ? もちろんよ~。でも、びっくりしないでね。彼の接待は、文字通り躰を張ってるから。特に今回は、大手取引先のクレーム対応がメインってことで、めっちゃすごいことになりそうって、もっぱらのうわさだし。きのうの一回目で向こうのトップに気に入られたみたいでさ、きょうはもっと大人数が来るらしいよ。だから実はあたしも楽しみなの。とにかくエロくてエロくてさあ、いつも見てるだけで濡れてきて、最後には彼を殺してバラバラに解体して、ナマのまんま食べたくなっちゃうんだあ」
「そ、そうなんですか・・・。で、僕は、どうすれば・・・?」
マスミの助けを借り、両脚をゆっくりと床におろしながら、僕は尋ねた。
この巨女の話は支離滅裂で半ば意味不明だ。
けれど、一ノ瀬渉がかなり酷い目に遭うらしいことは想像に難くない。
会社のクレーム対応を、渉が躰を張って・・・する?
それも、エロエロのスク水姿で、いったいどうやって?
「任せといて。今、ボーイの衣装を借りてきてあげるから。そんでもって、あたしの助手ってことにしてあげる」
最後に僕の勃起ペニスを未練たらしくもうひと扱きすると、マスミは頼もしげにそう言って、ドスドス足音を響かせながら悠然と廊下に出て行った。
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