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127 渉の謎⑯
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なるべく目立たないよう、壁に背中をつけて立っていると、マスミがズボンのポケットに手を滑り込ませてきた。
「緊張、和らげてあげる」
耳元で囁くなり、布越しに僕の陰茎を握りしめる。
「く・・・」
思わずうめき声が漏れた。
ズボンの下のボデイスーツには、股の中央部に穴が開いていて、そこから性器がはみ出ている。
だから、遮るものはポケットの奥の薄い布一枚しかなく、握られた感触はほぼナマの時に近い。
ぐにゅぐにゅぐにゅ。
巧みな指遣いに、たちまち血流が下半身に集まり始めた。
マスミは柔らかなそれを、ただ無造作に揉みしだくのではなく、先端の敏感な部位を全方位から撫で回す。
「ほら、硬くなってきた」
中心に芯が入ったかのように、”器官”が棒状の形を取り戻すと、茎の部分を握りしめ、親指の腹を裏筋に当てて、いやらしくその部位を撫でこすりつつ、マスミがまた囁いた。
「ちょ、ちょっと・・・」
こうなると、もういけなかった。
マスミの手がおもむろに茎を扱き出すと、包皮が剥けて亀頭の先が布に触れるようになったのだ。
「あ、アアア、アアアアア・・・」
痺れる。
い、いい。
ああ、チンポ、
気持ち、いい・・・。
いけない!
ハッと我に返り、とっさに前かがみになって、下半身を防御した。
でも、マスミは執拗だった。
逃げる僕を許そうとしなかった。
股間の中心に手をうずめるようにして、扱きに拍車をかけてきたからたまらない。
「だ、だめ・・・」
先っちょが濡れてくるのがわかった。
まるで失禁したかのように、ズボンの前に染みができ始める。
「や、ヤバいって・・・」
ベストの下では、やはりボデイスーツに開けられた穴から飛び出たふたつの乳首が、カチカチに尖っていた。
それこそ、触られたらいっぺんに漏らしてしまうほどに、乳頭を過敏に肥大させて・・・。
そんな僕を尻目に、会場には続々と人が集まってきていた。
最初の集団は、鷲尾ホールディングスの幹部連中なのだろう。
入場するなり、会場のあちこちにかたまりが出来、談笑の声を上げ始めた。
が、それも数分のことで、その笑い声も、次に入ってきた一団を前にすると、潮が引くようにかき消えた。
入場してきたのは、木乃伊のように瘦せこけた老人を中心とする、ものものしい雰囲気を身に纏った集団である。
人数は10人ほど。
誰もが苦虫を嚙みつぶしたような表情をその脂ぎった顔に貼りつけている。
慇懃なもてなしを受けながら、テーブルにつく男たち。
彼らが取引先の代表団なのだろう。
しばらくの間、沈黙が会場を支配した。
「では、弊社鷲尾ホールディングス主催の、”懺悔会”を始めたいと思います」
一堂が落ち着くのを確信すると、テーブルの一角から腰を上げた司会者らしき男が、マイクを手に取って言った。
ざんげ、会?
耳慣れぬ言葉に、僕は涅槃から現実に引き戻された。
同時に、ズボンの中でマスミの手の動きが止まるのがわかった。
隣の巨女の分厚いタラコ唇が、淫らな形に口角を吊り上げる。
「来たわ」
入口のほうを食い入るように見つめながら、何かを期待するように弾んだ声で、マスミは僕に耳打ちした。
「緊張、和らげてあげる」
耳元で囁くなり、布越しに僕の陰茎を握りしめる。
「く・・・」
思わずうめき声が漏れた。
ズボンの下のボデイスーツには、股の中央部に穴が開いていて、そこから性器がはみ出ている。
だから、遮るものはポケットの奥の薄い布一枚しかなく、握られた感触はほぼナマの時に近い。
ぐにゅぐにゅぐにゅ。
巧みな指遣いに、たちまち血流が下半身に集まり始めた。
マスミは柔らかなそれを、ただ無造作に揉みしだくのではなく、先端の敏感な部位を全方位から撫で回す。
「ほら、硬くなってきた」
中心に芯が入ったかのように、”器官”が棒状の形を取り戻すと、茎の部分を握りしめ、親指の腹を裏筋に当てて、いやらしくその部位を撫でこすりつつ、マスミがまた囁いた。
「ちょ、ちょっと・・・」
こうなると、もういけなかった。
マスミの手がおもむろに茎を扱き出すと、包皮が剥けて亀頭の先が布に触れるようになったのだ。
「あ、アアア、アアアアア・・・」
痺れる。
い、いい。
ああ、チンポ、
気持ち、いい・・・。
いけない!
ハッと我に返り、とっさに前かがみになって、下半身を防御した。
でも、マスミは執拗だった。
逃げる僕を許そうとしなかった。
股間の中心に手をうずめるようにして、扱きに拍車をかけてきたからたまらない。
「だ、だめ・・・」
先っちょが濡れてくるのがわかった。
まるで失禁したかのように、ズボンの前に染みができ始める。
「や、ヤバいって・・・」
ベストの下では、やはりボデイスーツに開けられた穴から飛び出たふたつの乳首が、カチカチに尖っていた。
それこそ、触られたらいっぺんに漏らしてしまうほどに、乳頭を過敏に肥大させて・・・。
そんな僕を尻目に、会場には続々と人が集まってきていた。
最初の集団は、鷲尾ホールディングスの幹部連中なのだろう。
入場するなり、会場のあちこちにかたまりが出来、談笑の声を上げ始めた。
が、それも数分のことで、その笑い声も、次に入ってきた一団を前にすると、潮が引くようにかき消えた。
入場してきたのは、木乃伊のように瘦せこけた老人を中心とする、ものものしい雰囲気を身に纏った集団である。
人数は10人ほど。
誰もが苦虫を嚙みつぶしたような表情をその脂ぎった顔に貼りつけている。
慇懃なもてなしを受けながら、テーブルにつく男たち。
彼らが取引先の代表団なのだろう。
しばらくの間、沈黙が会場を支配した。
「では、弊社鷲尾ホールディングス主催の、”懺悔会”を始めたいと思います」
一堂が落ち着くのを確信すると、テーブルの一角から腰を上げた司会者らしき男が、マイクを手に取って言った。
ざんげ、会?
耳慣れぬ言葉に、僕は涅槃から現実に引き戻された。
同時に、ズボンの中でマスミの手の動きが止まるのがわかった。
隣の巨女の分厚いタラコ唇が、淫らな形に口角を吊り上げる。
「来たわ」
入口のほうを食い入るように見つめながら、何かを期待するように弾んだ声で、マスミは僕に耳打ちした。
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