僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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54 禁断の施術⑦

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「え?」
 僕は改めて、まじまじとリナの全身を見た。
 リナは黒いスポーツブラに、同色のビキニショーツといった出で立ちだ。
 小柄でスレンダーな躰は、アスリートのもののように無駄がない。
 が、ほどなくして、僕も気づいた。
 そして、同時に、最初感じた違和感の正体はこれだったのだ、と納得した。
 問題は、リナの下半身だった。
 縦の幅の狭いブーメラン型のビキニショーツの前が、もっこりと盛り上がっているのだ。
 それも、まるで中に小ぶりのバナナを仕込んだかのように…。
「ま、まさか…」
 目を丸くする僕に、リナがこんもりと盛り上がったショーツの前を撫でながら、声を潜めて言った。
「あたし、男でもあるんです」
「は?」
「ほら」
 しなやかな指がビキニショーツのへりをめくり上げた。
 ぶるんっ!
 飛び出たのは、薄桃色に上気した肉の棒である。
 肉棒は先端部に立派な笠を頂き、はちきれんばかりに反り返っている。
 僕のよりひと回りサイズは小さいが、どこから見てもしっかり皮がむけた大人の男性器だった。
「ト、トランスジェンダーってやつ?」
「う~ん、というより」
 引きずり出した勃起ペニスを愛おしそうに五本の指で撫でながら、リナが首をかしげるようにして答えた。
「あたしの場合は、完全な両性具有ですね。そういうのを、アンドロギュヌスっていうんですけど」
「アンドロギュノス?」
 ものものしいネーミングだ。
「生まれつき、なの?」
「ええ。一応、女として育てられましたけど、これはついたままです」
 これ、というところで、硬くなったペニスを指で茶目っ気たっぷりに上下させる。
 下着姿になったリナをひと目見た時、僕が最初に感じた違和感の正体。
 それは、およそ女性らしくない、股間のわずかな盛り上がりだったのだ。  
 しかし、それにしても…。
 僕は、次に湧いてきた疑問を口にした。
「両性具有はいいとして、でも、どうして、その…勃ってるの?」
「えへへへ」
 照れくさそうにリナが笑った。
「だって、お客さまがあんまり気持ちよさそうなものですから、つい、興奮がうつっちゃって。それに・・・」
 異様な光を帯び始めた目が僕の股間のイチモツを見た。
「お客さまのそれ、あまりといえばあまりに魅力的じゃあ、ありませんか」
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