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91 堕ちた天使①
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男に抱えられるようにして、一ノ瀬渉が通路へと入っていく。
僕は柱の蔭から抜け出し、後を追った。
気になる。
会話の内容も、ふたりの雰囲気も。
通路の入口から覗くと、渉が男に男子トイレに引きずりこまれていくのが見えた。
またトイレか…。
そんな思いが脳裏をかすめた。
トイレにはいい思い出がない。
嫌な予感がした。
思い切って、2人の後に続いた。
おそるおそる、入り口から中をうかがってみる。
もみ合う二つの影。
「入れよ。すぐ済むから」
男の声がして、
次の瞬間、
バタン。
個室のドアが閉まる音がした。
独立した多機能トイレでないのが幸いだった。
僕は急いでふたりが姿を消した個室の隣の個室に躰を滑りこませた。
息を殺し、聞き耳を立てる。
「脱げよ」
ガサゴソと衣ずれの音。
「時間がないから、下だけでいい」
「やめて…」
渉の声がして、僕はどきっとなった。
二度も僕を救ってくれたヒーローとはとても思えない、弱々しい少女のような声である。
次に聞こえてきたのは、更に衝撃的な台詞だった。
「いいから出せよ。おまえのバナナをよ」
興奮で上ずった口調で、男が言ったのだ。
バナナって…。
僕はカッと股間が熱くなるのを覚えた。
チノパンの下で、ブーメラン型マイクロミニから、固くなった茎の上半分がはみ出るのがわかった。
「ダメだよ。そんなに長く、離席できないよ…」
拒否する渉。
「大丈夫だって。すぐに逝かせてやるから」
ファスナーを下げる音に続いて、男の含み笑いがこだまする。
身の毛がよだつほど、いやらしい。
「わかってるぞ。おまえが、フェラに弱いってこと」
「そ、それは…」
「いいから、しゃぶらせろって。おまえの可愛いおチンポを」
「ああ、だ、だめ…」
「ふふふ、もう、勃ってるじゃないか」
「だ、だめだったら…」
「飲みたいんだよ」
チュパチュパチュパ…。
響き始めた卑猥な音の合間に、かすれた声で男が言った。
「渉のあまーいミルクが、さ」
僕は柱の蔭から抜け出し、後を追った。
気になる。
会話の内容も、ふたりの雰囲気も。
通路の入口から覗くと、渉が男に男子トイレに引きずりこまれていくのが見えた。
またトイレか…。
そんな思いが脳裏をかすめた。
トイレにはいい思い出がない。
嫌な予感がした。
思い切って、2人の後に続いた。
おそるおそる、入り口から中をうかがってみる。
もみ合う二つの影。
「入れよ。すぐ済むから」
男の声がして、
次の瞬間、
バタン。
個室のドアが閉まる音がした。
独立した多機能トイレでないのが幸いだった。
僕は急いでふたりが姿を消した個室の隣の個室に躰を滑りこませた。
息を殺し、聞き耳を立てる。
「脱げよ」
ガサゴソと衣ずれの音。
「時間がないから、下だけでいい」
「やめて…」
渉の声がして、僕はどきっとなった。
二度も僕を救ってくれたヒーローとはとても思えない、弱々しい少女のような声である。
次に聞こえてきたのは、更に衝撃的な台詞だった。
「いいから出せよ。おまえのバナナをよ」
興奮で上ずった口調で、男が言ったのだ。
バナナって…。
僕はカッと股間が熱くなるのを覚えた。
チノパンの下で、ブーメラン型マイクロミニから、固くなった茎の上半分がはみ出るのがわかった。
「ダメだよ。そんなに長く、離席できないよ…」
拒否する渉。
「大丈夫だって。すぐに逝かせてやるから」
ファスナーを下げる音に続いて、男の含み笑いがこだまする。
身の毛がよだつほど、いやらしい。
「わかってるぞ。おまえが、フェラに弱いってこと」
「そ、それは…」
「いいから、しゃぶらせろって。おまえの可愛いおチンポを」
「ああ、だ、だめ…」
「ふふふ、もう、勃ってるじゃないか」
「だ、だめだったら…」
「飲みたいんだよ」
チュパチュパチュパ…。
響き始めた卑猥な音の合間に、かすれた声で男が言った。
「渉のあまーいミルクが、さ」
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