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96 堕ちた天使⑥
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先に逝ったのは渉のアナルを攻めていた同僚の男だった。
「あ、イ、イクうっ!」
烈しいピストン運動の途中、突然反り返ると、突き出した腰を渉の尻に押しつけ、痙攣を始めたのだ。
どろり。
男が陰茎を抜きながら股間を離すと、渉の尻肉との隙間から白濁した液体がこぼれ出た。
「こいつのアナル、相変わらずしまりがよくって、最高だぜ」
自分の出した精液にまみれた渉の尻を撫で回しながら、満足げに男が言った。
「替われ。今度は俺の番だ」
その様子を見るなり、巨漢の警備員が渉の口から己の男根を引き抜き、同僚の男とポジションチェンジした。
細く縊れた渉の腰をグローブのような両手で鷲掴みにすると、
ぐさり。
白桃そっくりの尻肉の割れ目に、唾液で濡れ光る己の”ビール瓶”を乱暴に突き立てた。
「あうっ」
今度は渉がのけぞる番だった。
「おらよっと」
巨漢は掛け声と同時に渉を持ち上げると、肛門にペニスを突き刺したまま渉の躰を空中に浮かせにかかった。
「あああああっ」
一気に自重がかかり、ずるずると自ら極太ペニスを咥え込んでいく渉の肛門。
肉棒が直腸にめり込む粘着音とともに切なげな渉の叫びが尾を引いた。
バックから犯しながら、巨漢が太い両腕を渉の胸に回し、その上更に腰を真上に突き上げたのだ。
腕を前でクロスさせ、指はふたつの乳首をそれぞれ抓んでいる。
渉はというとー。
ああ、なんてことだろう。
後ろ向きに両足で巨漢の腰を挟み、両腕は首に回してうなじで手を組み、上体を思い切り反らしている。
あのフィギュアスケートの演技のような体勢ー。
あれではまるで、自分から快楽を求めに行っているようなものではないか。
両手をうなじで組んで上体を精いっぱい背後に反らすことにより、胸板から乳首を際立たせ、巨漢に抓んでもらいやすくしているとしか思えない。
ずん、ずん、ずん。
立位で渉をバックから貫いたまま、巨漢が上下に躰を揺すった。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
巨漢の股間の上で尻をリズミカルに弾ませながら、渉が切ない声で鳴く。
その傍ら、一回目の射精を終えた同僚の男はいつのまにやら洗面台に腰を掛け、精液で濡れた男根を渉のほうへと突き出している。
「おい、舐めろ。いつものように、最後まで俺を綺麗にするんだ。この豚めが」
巨漢がクレーンを動かすように渉の躰を操作して、その顔を同僚の男の股間に近づけていく。
渉の口が男の下半身に届き、その半萎えのペニスをすっぽり咥えることに成功すると、渉の肛門に自前のビール瓶で繋がった巨漢が、おもむろに腰を前後にゆすり始めた。
「あ、イ、イクうっ!」
烈しいピストン運動の途中、突然反り返ると、突き出した腰を渉の尻に押しつけ、痙攣を始めたのだ。
どろり。
男が陰茎を抜きながら股間を離すと、渉の尻肉との隙間から白濁した液体がこぼれ出た。
「こいつのアナル、相変わらずしまりがよくって、最高だぜ」
自分の出した精液にまみれた渉の尻を撫で回しながら、満足げに男が言った。
「替われ。今度は俺の番だ」
その様子を見るなり、巨漢の警備員が渉の口から己の男根を引き抜き、同僚の男とポジションチェンジした。
細く縊れた渉の腰をグローブのような両手で鷲掴みにすると、
ぐさり。
白桃そっくりの尻肉の割れ目に、唾液で濡れ光る己の”ビール瓶”を乱暴に突き立てた。
「あうっ」
今度は渉がのけぞる番だった。
「おらよっと」
巨漢は掛け声と同時に渉を持ち上げると、肛門にペニスを突き刺したまま渉の躰を空中に浮かせにかかった。
「あああああっ」
一気に自重がかかり、ずるずると自ら極太ペニスを咥え込んでいく渉の肛門。
肉棒が直腸にめり込む粘着音とともに切なげな渉の叫びが尾を引いた。
バックから犯しながら、巨漢が太い両腕を渉の胸に回し、その上更に腰を真上に突き上げたのだ。
腕を前でクロスさせ、指はふたつの乳首をそれぞれ抓んでいる。
渉はというとー。
ああ、なんてことだろう。
後ろ向きに両足で巨漢の腰を挟み、両腕は首に回してうなじで手を組み、上体を思い切り反らしている。
あのフィギュアスケートの演技のような体勢ー。
あれではまるで、自分から快楽を求めに行っているようなものではないか。
両手をうなじで組んで上体を精いっぱい背後に反らすことにより、胸板から乳首を際立たせ、巨漢に抓んでもらいやすくしているとしか思えない。
ずん、ずん、ずん。
立位で渉をバックから貫いたまま、巨漢が上下に躰を揺すった。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
巨漢の股間の上で尻をリズミカルに弾ませながら、渉が切ない声で鳴く。
その傍ら、一回目の射精を終えた同僚の男はいつのまにやら洗面台に腰を掛け、精液で濡れた男根を渉のほうへと突き出している。
「おい、舐めろ。いつものように、最後まで俺を綺麗にするんだ。この豚めが」
巨漢がクレーンを動かすように渉の躰を操作して、その顔を同僚の男の股間に近づけていく。
渉の口が男の下半身に届き、その半萎えのペニスをすっぽり咥えることに成功すると、渉の肛門に自前のビール瓶で繋がった巨漢が、おもむろに腰を前後にゆすり始めた。
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