僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

文字の大きさ
104 / 137

103 堕ちた天使⑬

しおりを挟む
 自分でも恥ずかしいほどの濡れ具合だった。
 僕の陰茎を絵筆にすべく、警備員は一度剥けた包皮を元に戻していた。
 そのおかげで、余った包皮は亀頭を包んでチューリップの蕾のような形に口を広げ、その中に露を溜めている。
 象の下唇の型をした柔らかい包皮がちょうどいい具合に筆の毛先の役割を果たしているため、鏡はもう真っ白だ。
 そうー。
 僕の先走り汁。
 カウパー腺液が渦を巻くように全面に塗りたくられているのである。
 本来透明なはずの淫汁が白く濁っているのは、精子が一部混じり始めているせいに違いなかった。
「クウウウ…チンチン…キモチ、イイ…」
 これ以上擦られ続けたらそれこそ爆発しかねないー。
 そこまで僕は追い詰められてしまっていたのである。
 肛門の中を隙間なく満たしてはまり込んだ警備員の極太陰茎に突きまくられながらの乳首と性器への3点攻め。
 畜舎での搾乳を再現したかのような凌辱に、亀頭から出る淫汁を鏡の表面に塗りつける快感が加わっている。
「ハアハアハアハアハアハア…」
 僕は鏡の中の淫らな自分の姿に更なる興奮を覚え、無意識に首を伸ばして唇を尖らせた。
「きさま、本物の変態だな」
 鏡の中の自分にキスをし始めた僕を見て、呆れたように警備員が言う。
「可愛い顔して、天性のナルシストというわけか。だから何をされても悦ぶのか」
 はっと胸を突かれた。
 考えてみると、彼の言う通りだった。
 最初に痴漢に襲われた時も、その後の痴漢電車も、この男による今回の暴虐もー。
 今思うと、どれもさほど嫌ではなかった気がする。
 世間ではよく、性被害に遭うとそれがトラウマになり、一生消えない心の傷になると言われているけど、どうやら僕は違うらしい。
 犯される自分の姿に興奮するー。
 そんな変態性を備えているようなのだ。
 相手は誰でもいい。
 とにかく、この僕をいかに辱めてくれるかといったことに、僕はたまらず欲情するらしいのである。
 むろん、そうはいっても、どうせ犯されるなら、一ノ瀬渉に犯されたいー。
 今ならはっきりそう言える僕なのだが…。
「もっとして、もっと」
 気づくとそんな淫語を口走っていた。
「もっと激しく痛くして」
「いいのか。これ以上の目に遭わせても」
「う、うん…もっと…もっと、滅茶苦茶にして…ほしい…」
「よおし、わかった。なら、これでどうだ」
 僕を貫いたまま歩き出す警備員。
 ドスンドスンと突き上げられ、あまりの良さに僕は涙目になってしまう。
 警備員はそのまま扉に近づくと、5センチほど引き戸を引き開けた。
 うっすら開いたその隙間。
 そこに貫いた僕を押しつける。
 僕の勃起陰茎が隙間を通り、外に出た。
 ドアと柱にこすれて皮が剥け、亀頭が丸出しになったまま。
 それを見届けると、警備員が元のように引き戸を閉めにかかった。
「きゃふっ」
 思わず、叫んでしまった。
 隙間に勃起陰茎が挟まったまま、扉を閉められたのだからたまらない。
 瞬時に激痛が脊柱を駆け上がる。
「オラオラオラオラッ!」
 ぐりぐりぐり…。
 引き戸をガタつかせて、僕の陰茎をこじる警備員。
「ああ、あああ、あああああーっ」
 目尻を涙が伝い、涎と混じった。
 いつしか激痛は快感に変わり、僕はハアハアを再開していた。
 ハアハアハアハアハアハア…。
 廊下を誰かが歩いてきたら、隙間から突き出た僕の勃起バナナに気づくだろう。
 恥ずかしい体液でヌルヌルになった、僕の亀の頭の部位に。
 ああ、もし、触られたら、どうしよう…。
 その人の顔に向かって、僕は今度こそ、溜まりに溜まった大量の熱いミルクをぶちまけるー。

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

ふたなり治験棟 企画12月31公開

ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。 男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...