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ヤミイ

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 いやらしい肛門…?
 そのひと言で、僕のペニスに血液が流れ込む。
 興奮に震えながら、僕は右足を上げ、パンティから抜いた。
「は、はい…」
 期待に胸をドギマギさせて、パンティを左足首に絡ませたまま、肩幅より広く足を左右に開き、尻を高く掲げて見せる。
「綺麗だな」
 尻の肉を左右に押し開いて、先生がつぶやく。
「み、見ないで…」
 ペニスをぴくぴくさせて、僕はかすかに首を振る。
 さすがに間近に肛門を見られるのは恥ずかしい。
 ペニスを見られることにはある程度慣れたけど、アナルは僕にとってまだ処女地に近いのだ。
「あ…」
 ぬめるものが肛門の周囲に塗られる感触に、僕は思わず声を出す。
 先生の指がローションを塗り始めたのだろう。
「どうした? 括約筋がひくひくしてるぞ」
 肛門の周囲を何度もなぞりながら、笑いを含んだ口調で先生が言う。
「しかも、だんだん穴が開いてきたじゃないか。これはかなり”開発”されてるな」
「いや…恥ずかしいこと、言わないで」
 仕方ない、と思う。
 きのうは夜じゅうずっとあのアナルプラグを肛門に挿入されていたのである。
 僕の下半身は、確実にホモセクシャル対応タイプに変えられつつあるのだ。
「ほら、簡単に入った」
 ずぶり。
 生々しい感触とともに、先生の指が直腸に侵入した。
 ずぶずぶと肉襞をかき分けてめり込んだかと思うと、中で直角に曲がるのがわかった。
 先生が、第二関節から先を曲げたまま、内部で指をおもむろに回転させる。
「ああ・・・っ」
 僕はベッドサイドに両手をついたまま、大きく背中をのけぞらせた。
 そして、言うまいと思っていたそのひと言を、つい口にしてしまっていた。
「き、気持ち、いい…」

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