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ヤミイ

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「うわあ、ちょっと触ってみて。袋の中に、本当に球みたいなものがふたつ入ってるんだあ」
 僕の股の間にしゃがみ込み、無毛の陰部から垂れ下がった陰嚢を握ったり離したりしながら、ショートカットの女性が感心したように言った。
声をかけられ、ロングヘアの女性が彼女に替わって陰嚢を手のひらで包み、感触を楽しむようにニギニギする。
「ほんとだ。奥になんかコリコリしてるものが浮いてるね。やばっ、触ってるとつい潰したくなっちゃうよ」
「ダメだよ、そんなことしたら、この子、死んじゃうよ」
 僕の陰嚢は、製造された精子でパンパンだ。
 数えきれないほど絶頂を迎えたのに、まだ一滴も漏らしていないのだから、これは当然である。
「うう・・・はああ・・・くうん」
 僕は少女のように股をすぼめてくねくねと身をよじる。
 太腿の間から後方に飛び出したボール状の陰嚢は、今も相変わらずふたりの女性の手の中だ。
 その陰嚢を弄ばれるのは、これがまた、気持ちのいいものだった。
 陰嚢自体を弄られる触感もさることながら、筋が引っ張られて包皮が剥ける時のあの疼き具合がたまらない。
 胸では例の”女教師”が、最も快感を高める方法を求めてさまざまな実験を繰り返している。
 乳首ローターの吸引作用のせいで、肥大して伸びてしまった僕の乳首。
 それをそろえた4本の指で、胸板の上で転がすように素早く撫で回す。
 何度も往復させているうちに、敏感な乳頭を刺激された乳首は次第に硬く尖ってくる。
 尖ってきたのを見計い、往復運動の合間につまんでぎゅっと引っ張る。
 更には4本の指を握りしめ、乳首を手のひらと指との間にきつく挟んで千切れるほど引っ張ってはさっと離す。
「ああ・・・あああ…ん」
 僕は殊更彼女に聞こえるように、甘く悩ましい声を上げてみせる。
と、予想通り、頬を上気させ、眼鏡の奥の瞳を潤ませて、ハスキーな声で彼女が訊いてきた。
「乳首、舐めても、いいかしら?」

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