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ヤミイ

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 それは、ジュリが女から男に変わる宣言のようなものだったのかもしれない。
 僕が射精するまで、彼女は砲弾型の豊満な乳房と巧みな口淫で僕を責め立てていた。
 が、僕が性を放ち終え、射出した白濁液を飲み終えると、ジュリは僕を責めることに集中し始めたのである。
 ジュリは僕の胸に乳房を押しつけ、腰に両手を回して股間を密着させる。
 斜め下から突き立ったジュリの勃起ペニスが、より深く僕の肛門にめり込んだ。
「ああうっ」
 直腸奥の前立腺の勃起部位を亀頭で押され、僕は悶えずにはいられない。
 ここだ。
 ここを刺激されているせいで、いつまでも勃起が収まらないのだ。
 ジュリが尻を跳ね上げて、僕をずんずん突いてくる。
 ロケットおっぱいの先でカチカチになった大きな乳首が、僕の干しレーズンみたいな乳首に押し当てられ、僕の乳頭をぐりぐりこね回す。
 リズムに乗ると、ジュリは片手を僕の尻の下に入れ、わしゃわしゃと僕の陰嚢を揉み始めた。
 アーモンド形の精巣が、袋の中でもみくちゃになる。
 格闘家が手のひらでクルミをふたつ握って握力を鍛えるみたいに、ジュリの手が僕の精巣を揉みしだく。
「あ、あ、あ、あああああああっ!」
 出した直後だというのに、ジュリと自分の腹の間でまたぞろ激しく勃起する僕のペニス。
 その熱い肉の棒を押し潰さんばかりにジュリが僕の躰を引き寄せる。
「おう、おうっ」
 荒い息を吐いて、ジュリがうめく。
 額に汗で髪が貼りつき、アニメの美少女フィギュアみたいな綺麗な顔が、興奮でピンク色に染まっている。
 リズミカルに打ちつけられる腰。
 肉と肉がぶつかる子気味のいい音。
 そして、接合部から滲み出す僕の精液と肛門汁。
 いよいよジュリのピストン運動が、佳境に入ったのだ。

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