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ヤミイ

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 ジュリの両手が僕の首をつかむ。
 喉仏が潰れそうに軋んだ。
「死ね、死ねっ!」
 うわ言のようにつぶやきながら、ジュリが両手に力を入れる。
 パンパンに張った乳房を、ぐいぐいと胸に押しつけてくる。
 僕の首を絞め上げながら、器用に腰を突き上げては僕の肛門を攻めまくる。
「あふっ、あふっ、ぐはあっ!」
 息ができず、僕はせき込んだ。
 脳への酸素の供給が止まりかけているせいか、意識が次第にかすんでいく。
 にもかかわらず、前立腺を刺激されてごつごつした僕の肉槌は股間からにょっきり突き出てしまっていた。
 こんなに苦しいのに、鈴口からはスキムミルクのような新たな精液まで滲み始めている。
 量が少なすぎて通常の射精には至らないものの、興奮で尿道がなけなしの精子を絞り出しているのだ。
「はうっ! 逝く! 逝くぅぅ!」
 ブリッジするほどの勢いで腰を突き上げ、ジュリが絶叫した。
 僕の直腸いっぱいに埋まったジュリのペニスが脈動し、あのドクンドクンが伝わってくる。
「く、くううううううっ!」
 ジュリの親指が喉にめり込むと同時に、躰の中がかあっと熱くなった。
 ジュリのペニスの先から大量の精液が射出されたのだ。
 脳死寸前の恍惚感とドライオーガズムがこちゃまぜになり、僕は白目を剥いてがくりと首を折った。
 ぷつん。
 ヒューズが飛んだかのように意識が途切れ、僕はお尻の穴からジュリの精液を垂れ流しながら、バスタブに溜まった自分の精液の海の中に、スローモーションよろしくゆっくりと倒れ込んだ。

 
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