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ヤミイ

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「はい、チクビですね。それだけでいいですか?」
 柚葉は新しいおもちゃを買ってもらった子どものように、嬉々とした表情を顔に浮かべている。
 清楚系の地味な顔立ちが、見違えるほど生き生きとして、美しく輝いているようだ。
「玉も、お願い…」
 恥を忍んで、僕は答えた。
 この際、すべてやってほしい。
 先生へのレイプを早く完結させるために。
 それに、肛門性交が済んだら、もうひとつ、柚葉には頼みたいことが残っているのだ。
「玉? 玉というと? 陰嚢のことですね?」
「う、うん…」
「そんなに触って、痛くないんですか?」
「優しくコリコリしてくれれば…むしろ、気持ち、いい…」
「なるほど、そうやって、精子の生産を促進させるわけですね。他には、ありますか?」
「こ、肛門も…」
 僕は耳のつけ根まで赤くなった。
 何を今更と思わるかもしれないが、そのはしたない単語を口に出してねだるのは、やはり恥ずかしい。
 相手が柚葉のような育ちの良さそうな女性と来れば、尚更だ。
「まあ、肛門…アナルまで、私に弄らせてくれるのですか?」
 柚葉が歓びに目を見開いた。
「な、中に、指を入れて…ローターに、届くまで」
「指を? 入口をなぞるだけじゃなくて?」
「そんなんじゃ、だめ…。ずぶずぶと奥まで突き刺して、出したり、入れたり、してくれないと…」
「すごい…そこまでして、いいんだ…」
 胸の前で手を組み、恍惚とした表情で、眼を閉じる柚葉。
「この体験、私、小説に書かせていただきたいと思います。実は、友人たちと、同人誌つくっているので」
「どうぞ…お好きなように」
 僕はうなずいた。
「顔が出なければ、写真を撮ってもらってもいいですよ。文章の合間にイラスト代わりに載せたらどうですか?」

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