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ヤミイ

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 僕はドアの穴に勃起して膨張した性器を取られ、身動きできなくなっている。
 もちろん、コートははぎ取られ、全裸のままである。
 そしてそのお尻の肉を左右に割って、先生が肉茎を僕のアナルに突き刺している。
 先生の硬直筋肉竿は、今や直腸の奥にまでめり込んで、振動するアナルローターに亀頭の先をぶち当てている。
 先生が僕の両の太腿を両手でつかみ、後ろに捩じ上げる。
 前に押し出され、僕は腰をますますドアにすりつけ、勃起ペニスを穴から突き出さずにはいられなくなる。
 このインターホンを装った穴はいったい何なのか。
 冗談のような仕掛けだが、きのうきょう、やっつけ仕事でこしらえたわけではないだろう。
 つまりこの穴は、今僕がされているように、これまで何人もの犠牲者のペニスを捕らえた罠なのだ。
 毎年合宿で先生やジュリに調教される犠牲者たちは、必ず一度はこの責め苦を味わわされることになっている。
 そういうことではないのだろうか。
「あれを使う前に、まずこうしてあげる」
 ジュリの声がして、ドアの向こうに突き出たペニスの先端を、何かひやりとしたものが包み込んだ。
「あ」
 思わず、喉の奥で小さく叫んでしまった。
 この感触には覚えがある。
 ローションに浸したガーゼでズル剥け亀頭を包みこみ、四方八方ににガーゼを動かすことで亀頭の表面全体を満遍なく刺激するあの技だ。
 案の定、ジュリがきつく亀頭を包みこみ、ガーゼをずりずり動かし始めた。
 僕の脳裏に、まるで目の前で見ているかのように、亀頭の形に盛り上がったガーゼのイメージが浮かんだ。
 ガーゼが斜め下に、右に左にと引っ張られると、丸い亀頭の形が隅々まで露わになる。
 縦に刻まれた鈴口の亀裂から、茸の傘みたいな雁首の張り出し具合まで、くっきりとー。
「きゅう」
 ドアにペニスを突き立てたまま、あられもなく僕は痙攣する。
 気持ち、いい。
 ドアに隔てられ、自分の性器が見えないだけに、より快感は強かった。
 全裸で拘束され、不自由な身で大事な部分を弄られるあの嗜虐的な恍惚感に、すっかり僕は身を委ねている。
 仮性包茎のペニスに特有の、触れてはいけない部分を触れられるあの禁断の快楽に、陰嚢の奥で爆発が起こる。
 尿道に生温かいものがあふれ、亀頭の口からじわりと染み出した。
「あらやだ、もうお漏らししちゃってるよ、この子」
 僕の亀頭を包んだガーゼをゆっくりと動かしながら、呆れたようにジュリが言う。
「被せたガーゼから、ぶつぶつスキムミルクがにじみ出てきちゃったもの」
「一年ぶりの男子中学生の貴重な精液だ。味わって舐めるがいい」
 腰で僕をドアに押しつけ、両手を自由にすると、片手で僕の陰嚢を、片手で僕の乳首をもてあそびながら、興奮に声を上ずらせて、先生がジュリにアドバイスした。
 
 


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