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助清が、ベッドの上に仰向けになっている。
仰向けになって両手両足を先生の四肢に絡め、先生の躰を天井に届けとばかりに持ち上げている。
プロレスラー並みの巨躯を誇る助清に比べたら、先生は華奢な少女のようなものだ。
両手と両脚を背中側に折り曲げられたまま、裸身を反り返らせながら、徐々にせり上げられていく。
カメラは自由に駆動するアームの先についているのだろう。
レンズはなめらかな動きで、先生の裸体を舐めるように写していく。
まず、大写しになったのは、筋肉質の胸板の上に突き出たふたつの乳首だった。
先生の乳首は豆粒のように小さいのだが、それがカチコチに勃起しているのが、カメラ越しにもわかる。
その乳首を、佐平のグローブのような手が、ゆっくりと撫でる。
乳頭すれすれのところを、タコのできた手のひらの内側のざらざらした部分で、そうっと撫でさするのだ。
「あ・・・く・・・くう」
胸板を震わせて、先生が喘ぐ。
これは僕も自慰の時によくやる手だが、乳首が勃起しているだけに、そのわずかな刺激がたまらない。
蕾が更に硬くなってきたのを見計い、佐平が今度は親指と中指で乳首のふくらんだ部分をつまんだ。
二本の指でつまんでおいて、人差し指を乳頭のくぼみに置く。
そうしておいて、親指と中指を茎をクリクリ動かし、人差し指で乳頭をスリスリ撫でる。
「ああん、だめっ」
躰を反らせ、先生が鳴いた。
佐平が左手を伸ばし、カメラの位置を調節する。
苦悶に歪む先生の顔がアップになった。
俳優顔負けの端正なマスクが、快感に著しく歪んでいる。
長めの前髪が汗でこめかみに貼りつき、形よく突き出た鼻では、興奮で鼻孔が閉じたり開いたりしている。
半ば開いた薄い唇のすき間から、チロチロ蠢くピンクの舌が見えた。
あのお口に、これを、ぶち込みたいー。
シュコシュコシュコ・・・。
僕の右手の動きが速くなる。
強く握られたまま激しく扱かれて、僕の手の中で亀頭がますます濡れていく。
左手は、先生がされていることそのままに乳首をつまんで刺激する。
ハアハアハア・・・。
自分でも、息が荒くなるのがわかった。
やがてまたカメラが動き出し、舐めるように先生の裸身を降りていく。
胸骨のくぼみから鳩尾、割れたお腹と流線形の臍が、順番に大写しになった。
そして、ついに股間が、来た。
手足を背中側に折り曲げられているせいで、先生の躰の中では、腰が一番高い位置に来ている。
剃毛したつるつるの鼠径部から、薔薇色に上気した太い筋肉の棒がいやらしくそそり立っているのだ。
その根元のイチジクに似た皺くちゃの袋は、助清の躰の動きに合わせて揺れている。
夢にまで見た先生の陰茎と睾丸だ。
まずはその美しい陰茎に目を凝らす。
浮き出た青い静脈に網の目のように取り巻かれた海綿体は、見るからにゴツゴツして、まるで松の枝みたいだ。
先生の陰茎は僕のと同じくらい長く、勃起時には30センチ近くなる。
特筆すべきは、その頂上にある亀頭だった。
それはきりたんぽかネギ坊主に似ていた。
肉でできた肌色のネギ坊主である。
あるいは、赤ん坊の握りこぶしといってもいいかもしれない。
淫らに直立したまっすぐな肉棒の頂点で、丸い筋肉の球が膨張して、白い湯気を上げているのである。
カメラはその長大な肉の茎をなぞるようにして、亀頭の先端に迫っていく。
上から見ると、先生の亀頭はわずかにハート形をしていて、少し先が尖っている。
その部分は独立した生き物の口のように縦に切れ込みがあり、その隙間から透明汁が湧き出ている。
鈴口だった。
先生は鈴口からカウパー腺液を分泌し、また射精に備えようとしているのだ。
突然、カメラの視野に太い人差し指が現れて、その先生の濡れ亀頭をおもむろに撫で始めた。
指の腹に粘液をまぶし、亀頭の表面を味わうように愛撫し始めたのである。
「きゅうっ」
耐え切れなくなったのだろう。
トキントキンの勃起ペニスを揺らし、仔犬のように、先生が鳴いた。
仰向けになって両手両足を先生の四肢に絡め、先生の躰を天井に届けとばかりに持ち上げている。
プロレスラー並みの巨躯を誇る助清に比べたら、先生は華奢な少女のようなものだ。
両手と両脚を背中側に折り曲げられたまま、裸身を反り返らせながら、徐々にせり上げられていく。
カメラは自由に駆動するアームの先についているのだろう。
レンズはなめらかな動きで、先生の裸体を舐めるように写していく。
まず、大写しになったのは、筋肉質の胸板の上に突き出たふたつの乳首だった。
先生の乳首は豆粒のように小さいのだが、それがカチコチに勃起しているのが、カメラ越しにもわかる。
その乳首を、佐平のグローブのような手が、ゆっくりと撫でる。
乳頭すれすれのところを、タコのできた手のひらの内側のざらざらした部分で、そうっと撫でさするのだ。
「あ・・・く・・・くう」
胸板を震わせて、先生が喘ぐ。
これは僕も自慰の時によくやる手だが、乳首が勃起しているだけに、そのわずかな刺激がたまらない。
蕾が更に硬くなってきたのを見計い、佐平が今度は親指と中指で乳首のふくらんだ部分をつまんだ。
二本の指でつまんでおいて、人差し指を乳頭のくぼみに置く。
そうしておいて、親指と中指を茎をクリクリ動かし、人差し指で乳頭をスリスリ撫でる。
「ああん、だめっ」
躰を反らせ、先生が鳴いた。
佐平が左手を伸ばし、カメラの位置を調節する。
苦悶に歪む先生の顔がアップになった。
俳優顔負けの端正なマスクが、快感に著しく歪んでいる。
長めの前髪が汗でこめかみに貼りつき、形よく突き出た鼻では、興奮で鼻孔が閉じたり開いたりしている。
半ば開いた薄い唇のすき間から、チロチロ蠢くピンクの舌が見えた。
あのお口に、これを、ぶち込みたいー。
シュコシュコシュコ・・・。
僕の右手の動きが速くなる。
強く握られたまま激しく扱かれて、僕の手の中で亀頭がますます濡れていく。
左手は、先生がされていることそのままに乳首をつまんで刺激する。
ハアハアハア・・・。
自分でも、息が荒くなるのがわかった。
やがてまたカメラが動き出し、舐めるように先生の裸身を降りていく。
胸骨のくぼみから鳩尾、割れたお腹と流線形の臍が、順番に大写しになった。
そして、ついに股間が、来た。
手足を背中側に折り曲げられているせいで、先生の躰の中では、腰が一番高い位置に来ている。
剃毛したつるつるの鼠径部から、薔薇色に上気した太い筋肉の棒がいやらしくそそり立っているのだ。
その根元のイチジクに似た皺くちゃの袋は、助清の躰の動きに合わせて揺れている。
夢にまで見た先生の陰茎と睾丸だ。
まずはその美しい陰茎に目を凝らす。
浮き出た青い静脈に網の目のように取り巻かれた海綿体は、見るからにゴツゴツして、まるで松の枝みたいだ。
先生の陰茎は僕のと同じくらい長く、勃起時には30センチ近くなる。
特筆すべきは、その頂上にある亀頭だった。
それはきりたんぽかネギ坊主に似ていた。
肉でできた肌色のネギ坊主である。
あるいは、赤ん坊の握りこぶしといってもいいかもしれない。
淫らに直立したまっすぐな肉棒の頂点で、丸い筋肉の球が膨張して、白い湯気を上げているのである。
カメラはその長大な肉の茎をなぞるようにして、亀頭の先端に迫っていく。
上から見ると、先生の亀頭はわずかにハート形をしていて、少し先が尖っている。
その部分は独立した生き物の口のように縦に切れ込みがあり、その隙間から透明汁が湧き出ている。
鈴口だった。
先生は鈴口からカウパー腺液を分泌し、また射精に備えようとしているのだ。
突然、カメラの視野に太い人差し指が現れて、その先生の濡れ亀頭をおもむろに撫で始めた。
指の腹に粘液をまぶし、亀頭の表面を味わうように愛撫し始めたのである。
「きゅうっ」
耐え切れなくなったのだろう。
トキントキンの勃起ペニスを揺らし、仔犬のように、先生が鳴いた。
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