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ヤミイ

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 塁が操作盤に手を伸ばす。
 ロープに引かれ、先生のお尻が上がり始める。
 ヌルヌルの肉の茎が、先生の肛門から徐々に姿を現した。
 血管の浮き出た僕の松の幹には、先生の直腸が薄い肉片のようにからみついている。
 その肉の袋に吸引されて、ペニス全体に痺れるような快感が走った。
 特にカリのあたりまで先生の肛門が後退すると、くぼんだ首を締めつけられて僕は恍惚となった。
「抜かないで。そこで横に…回転を加えて」
 射精をこらえながら、僕は塁に指示を出す。
「あなたたちって、本当に、どうしようもない変態ね」
 塁が嘲笑うように言い、また先生の勃起男根を握りしめた。
「かふっ」
 怒張した男根の首根っこをぎゅっと握られ、先生が両足の間からくぐもった声を出す。
 塁が肉でできたそのコックを取っ手代わりに、先生の躰を右にゆっくり回していく。
「く…くう…」
 僕は奥歯を食いしばった。
 仮性包茎の僕の陰茎では、包皮が余って亀頭を半ばまで覆っている。
 それが先生の肛門の回転と上昇に従って、直腸の薄皮に締めつけられ、斜め上に不自然によじれていくのだ。
「ああ、ああ、あああっ!」
 先生も叫ぶ。
 僕の亀頭で最も直径の大きいエラの部分が、直腸の内側を強くこすっていくからだ。
 180度回転し切ると、今度は、おもむろに先生のお尻が下降し始めた。
 塁がロープの操作を切り替えたのだ。
 ずぶり。
 ずぶずぶずぶ…。
 肉を押し分けて、僕の勃起男根が進む。
 どろり。
 接合部から、先生の肛門汁と僕のカウパー腺液の混じった体液があふれ出す。
 下降する先生の裸体を、塁が左に回転させ始める。
「ひい…あ、あん、あんあんっ」
 逆向きに包皮が引き攣れ、僕は仔犬のように鳴く。
「はう…塁、し、しごい、て…ぼ、ボク、を…」
 回されながら、先生が塁に哀願した。
 どうやら、ただ陰茎を握られているだけでは、我慢できなくなってきたらしい。
「もう、あなたの言いなりにはならないわ」
 塁が先生の顔に唾を吐きかけた。
「なによ、こんなとこまで変態みたいに勃起させちゃって!」
 そして、空いたほうの左手を伸ばすと、先生の厚い胸板に咲いたピンクの肉の蕾をつねり上げた。
 そうしておいて、上下左右に、グイグイ引き回す。
「あん…ちくび…」
 歓喜の表情を唾液まみれの顔に浮かべ、汗びっしょりの胸を反らして、先生がうっとりとつぶやいた。

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