[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件

森 拓也

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第三章

第二十八話

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「私は、お兄ちゃんから入れてほしいかな……」



 由梨が自分の手で大胆に秘部を広げて誘ってきたので、俺は思わずゴクリと生唾を飲む




「分かった、入れるぞ」



 俺は由梨をベットの上に寝かせて正常位の体勢になってから、ゆっくりと腰を沈めていく




「んっ……、お兄ちゃんのが入ってくる……」



 由梨は少し苦しそうな表情を見せるが、その表情はすぐに快感へと変わる




「あっ、んんっ……、奥まで入った……」



 由梨の子宮口を押し上げるようにして俺のモノの先端が当たった瞬間、由梨は大きく仰け反った




「動くぞ」



 俺はそう言ってゆっくりと腰を動かし始める




 最初は優しく、そして徐々に速度を上げていった



「あぁっ、んっ、あぁっ……」



 由梨は艶かしい声を漏らしながら俺の首の後ろに手を回す



「お兄ちゃんっ、もっと強く突いて……」




 俺は由梨の要望通りに腰の振りを大きく、強くする



「あぁっ、いいっ、そこっ、好きぃ」



 由梨は快感に夢中になっているようで、由梨からも腰を動かしてきた



「んっ、あぁっ、これっ、すごい」




 俺も由梨の反応を見ながら更に動きを加速させていく




「あぁっ、イク、イッちゃう」



 由梨が絶頂を迎えた瞬間、膣内が強く締め付けられた



 同時に大量の愛液が溢れ出し、シーツに大きな染みを作った




「うっ……くぅ……」



 俺は何とか射精感を堪え、腰を引いて由梨の膣内から引き抜いた




 そして俺のモノと由梨の股間を繋ぐように液体の糸が引かれた




「はぁ……はぁ……お兄ちゃん、気持ち良かったよ」



 由梨は俺の胸に顔を埋めるようにして甘えてきた



 俺はそんな由梨の頭を優しく撫でてやる



「えへへ……お兄ちゃん、すきぃ……」







 その後も由梨の相手をしていたら、結衣が俺の右手を引っ張りながら上目遣いで見つめてきた



「……ねぇ、悟くん……次は私にも、シて?」



 正直、由梨の時点で体力的にはかなり限界だったが、こんな顔で求めてくる彼女の誘いを断る訳にはいかない




「んっ……」



 俺は結衣を抱きかかえるように持ち上げて、そのまま後ろから抱きしめた



「ふふっ……悟くんの腕の中、温かいなぁ……」



 結衣は安心したような声を出して、俺に体重を預けてくる



 そして俺の右手を取り、自分の秘所へと誘導してきた




「ねぇ、悟くん……私のここも、触って?」



 俺は結衣に言われるがまま、彼女の秘所に触れる




 そこは既に濡れており、指先を少し動かすだけでピチャ、ピチャ、という水音が鳴る



「んっ……いいよ、もっと、強くっ、激しくしてっ、」



 俺は指先に力を込め、結衣の敏感な部分を擦り上げる



「あっ、あぁっ、気持ちいいっ、」



 結衣は感じながら息を荒らげ始め、さらに強く俺の腕を抱きしめてきた




「悟くんっ、キスしてっ」



 俺は結衣を振り向かせ、唇を奪った




「んっ……ちゅっ、じゅるっ、ちゅぱ……もっと、深くぅ……」



 結衣は積極的に舌を絡めてくる



 俺はそれに応じながらも激しく指を動かし続けた




「あっ、あぁっ、もうダメっ、イクっ、イッちゃう」



 結衣は大きく身体を痙攣させ、絶頂を迎えた




「はぁ、はぁ……すごい……」



 結衣はトロンとした目でこちらを見つめてくると、そのまま俺のモノに手を伸ばしてきた




「今度は私があなたを気持ちよくしてあげるね」



 結衣は俺のモノを掴むと、自分の胸で挟み込んできた



 そして胸を動かし始め、同時に舌を伸ばして先端を刺激してくる




「んっ……どうかな?気持ちいい?」



 俺はその快感に思わず声を漏らした



「ふふっ、可愛い、もっと気持ち良くしてあげるね」



 結衣は微笑みながら更に動きを強めてくる、柔らかい胸の中で俺のモノがどんどん大きくなっていくのが分かった




「んっ、また大きくなった……そろそろかな?」



 結衣は俺の限界が近いことを感じ取ったのか、ラストスパートをかけるように激しく胸を動かし始める




「くっ……出るっ!」



 俺は我慢できずに大量の精を吐き出した




 結衣はそれを自分の胸で受け止めると、満足げに微笑んでから俺にキスをしてきた




「んっ……悟くん、いっぱい出たね」



 結衣は嬉しそうに言いながら、胸を広げて中に出したものを見せつけてきた




「これが悟くんの……こんなに、いっぱい……♥️」



 結衣は自分の胸を白く染め上げている精液を見て、ウットリとした表情で見つめている




「ねぇ、そろそろシよっか……」



 結衣はそう呟くと、俺の上に乗ってきた



 そして結衣は、もう洪水のように濡れている自分の秘所を広げて見せてくる



 一目見てわかる通り、言うまでもなく既に準備万端のようだった




 俺がゆっくりと腰を動かし始めると、ナカは既に解れて柔らかくなっていたので、すんなりと奥まで入っていく



「んっ……あぁっ、悟くんのが、入ってくるっ」



 結衣は挿入された瞬間、身体を大きく仰け反らせる




「あっ、すごいっ、ちゃんとっ、奥まで届いてる」



 結衣は腰を動かし始め、自ら感じるポイントを探ろうとしているようだった




 俺はその動きに合わせて結衣の一番感じる部分を突き上げる



「あぁっ、そこっ、気持ちいいっ、もっとぉ」



 結衣はさらに速く腰を動かし、快楽を求めていく




 俺もそれに合わせて動きを激しくしていく



「あぁっ、ダメっ、イクっ、イッちゃうっ」



 絶頂が近づいてきたのか、膣内が激しく痙攣し始める




 そして俺は子宮口を押し上げるようにして、勢いよく射精した



「あぁぁぁぁぁぁっ」



 結衣は絶叫しながら盛大に達してしまい、そのままぐったりと倒れ込んできた




「はぁ……はぁ……」



 俺たちはしばらく抱き合ったまま息を整える



 そして、お互いに見つめ合い笑い合う




「ふふっ、気持ちよかったね」



 結衣は満足そうな笑みを浮かべながら俺の頭を優しく撫でてくる



 俺はそれが心地よくて目を細める




「ねぇ、もう一回しよ」



 結衣は甘えるような声を出して、また俺のモノに手を伸ばしてきた




「いや、次は幼馴染である私がまたスる番じゃない?」



「それなら、その次はこの場所を用意した私の番かな」



「三人とも待って、ここはお姉さんである私が弟くんに癒しを感じさせてあげることの方が優先じゃない?」



「私は早く、またお兄ちゃんとエッチしたい!!」




 休む間もなく、全員が一斉に体を寄せて激しく求めてくる





「いや……もう、無理……げん、かい……」



 限界を超えて出し切った俺のまぶたは重く閉ざされていくのだった――


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