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11話
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翌日から、早川結衣のターゲットは変わった。
深澄透ではなく、憧れの生徒会役員・小日向くるみへ。
(透先輩はああ言ってたけど、絶対に嘘だ)
(くるみ先輩があんな……ミナ先輩たちを追い詰めるようなことをするはずがない)
結衣は自分に言い聞かせながら、校舎の柱の影からくるみの姿を目で追った。
証明してみせる。くるみ先輩の潔白を。
そして、あの不気味な深澄透の鼻を明かしてやるんだ。
~~~~~~~~~~~
【観察1日目】
掃除の時間。クラスでも目立たない、大人しい女子生徒が花瓶の水をこぼしてしまった。
床に広がる水。周囲の生徒が「うわ、汚ねぇ」と遠巻きにする中、くるみだけが駆け寄った。
「大丈夫? 濡れてない?」
「あ、ご、ごめんなさい小日向さん……!」
「いいのいいの。雑巾持ってくるね。一緒に拭こう?」
くるみは嫌な顔一つせず、汚れた床に膝をつき、笑顔で水を拭き取った。
周囲からは「やっぱ小日向さん優しいな」「天使だよな」という声が上がる。
(ほら、やっぱり! 先輩は優しい!)
結衣は胸を撫で下ろした。安心した結衣は、掃除を終えて手洗い場に向かうくるみの後を追った。
「お疲れ様です」と声をかけようと思って。
しかし………。
女子トイレの入り口で、結衣の足は凍りついた。
「……最悪。マジでないわ」
手洗い場の鏡の前。くるみが、鬼のような形相で手を洗っていた。
液体石鹸を何度もプッシュし、皮膚が赤くなるほどゴシゴシと擦り合わせている。
「あんなトロいブスの世話とか、何の罰ゲームよ。菌が移りそうで吐き気する」
冷徹な独り言。
先ほどの慈愛に満ちた笑顔はどこにもない。
鏡に映っているのは、汚いものに触れてしまった苛立ちと、クラスメイトへの蔑みに満ちた、爬虫類のような冷たい目だった。
「チッ……あーあ、早くアルコールジェル使いたい」
【観察2日目】
放課後。結衣は、くるみが男子生徒に呼び出されているのを目撃した。
相手は少し地味だが、真面目そうな男子だ。顔を真っ赤にしてラブレターを差し出している。
「……す、好きです! 付き合ってください!」
「えっ……」
くるみは驚いた顔をして、それから困ったように、けれど優しく微笑んだ。
「ありがとう。気持ちはすっごく嬉しい。でもごめんなさい。私、今は生徒会の仕事とか勉強を頑張りたくて……」
「そ、そうか……ごめん、困らせて」
「ううん、伝えてくれてありがとう。……これ、受け取ってもいいかな? 気持ちだけでも大切にしたいから」
くるみはラブレターを両手で大切そうに受け取った。
男子生徒は振られたものの、感動した様子で何度も頭を下げて去っていった。
(やっぱり、くるみ先輩は誠実だ。断る時もあんなに相手を傷つけないように配慮して……)
結衣が感動しかけた、その時だった。
男子生徒の姿が見えなくなった瞬間、くるみの表 情が『無』になった。
「……キッショ」
吐き捨てるような低い声。
くるみは手にしたラブレターを、まるで汚物をつまむように指先だけで持ち、近くの焼却炉のゴミ箱へと歩み寄った。
「鏡見たことあんのかな。あのニキビ面で私と釣り合うと思ってるとか、もはやホラーでしょ」
ビリッ、ビリビリッ。
中身を読みもせず、封筒ごと無造作に引き裂く。
そして、ゴミ箱の中へと投げ捨てた。
「あー、時間の無駄だった。優しく断っただけ感謝しろっての」
くるみは手をパンパンと払い、鼻歌交じりにその場を去っていった。
ゴミ箱の中に残された、少年の純粋な想いの残骸。
結衣は震えが止まらなかった。
【観察3日目】
昼休み。くるみは友人と談笑していた。
話題は、最近クラスで孤立しているミナとアイリのことだ。
「ねえくるみ、最近ミナたちと話してないの?」
「うん……。だってあの子たち、ちょっと怖いことしてるみたいだし」
くるみは眉を下げ、悲しそうに俯いた。
「私、何度も注意したんだよ? 『パパ活なんてやめなよ』って。でも聞いてくれなくて……逆に『優等生ぶってムカつく』って言われちゃって」
「えー! 最低!」
「私、友達だと思ってたのに……ショックで」
嘘泣きをするくるみの口元が、指の隙間で三日月のように吊り上がっているのを、結衣は見てしまった。
ミナ先輩たちが言っていた『くるみが噂を流した』という言葉は、真実だったのだ。
【観察4日目】
階段の踊り場。結衣と同じ一年生の女子数人が、くるみを取り囲んでいた。
「くるみ先輩! これ、家庭科の授業で焼いたクッキーなんです!」
「よかったら食べてください! 先輩の大ファンなんです!」
可愛らしいラッピングに包まれたクッキー。
くるみは花が咲いたような笑顔を見せた。
「ええっ、すごーい! これ手作り? お店のかと思った!」
「そんなっ、全然です!」
「嬉しいなぁ。ありがとう、大事に食べるね!」
後輩たちは「キャー!」「優しい!」と黄色い声を上げて去っていく。
くるみは笑顔で手を振り続けていた。
……後輩たちの姿が廊下の角を曲がるまでは。
誰もいなくなった瞬間。
くるみの笑顔がスッと消え、能面のような無表情に戻る。
彼女は手元のクッキーを冷ややかな目で見下ろし
た。
「……手作りとか、無理」
スタスタと階段を降り、踊り場の隅にある燃えるゴミの箱へ直行する。
「素人が作ったお菓子とか、何が入ってるか分かんないし。衛生観念どうなってんの?」
「ていうか、媚び売るならデパコスのリップとかにしなよ。気が利かないなぁ」
ゴトッ。
軽い音を立てて、後輩たちの憧れが詰まったクッキーはゴミ箱へと消えた。
くるみは一瞥もくれず、スマホを取り出して髪を直し始めた。
(……私も)
(私も、もし先輩に何かあげていたら……あんな風に捨てられていたんだ)
結衣の胸に、鋭い痛みが走った。
憧れが、ガラガラと音を立てて崩れ落ちていく。
【観察5日目】
そして、決定的な瞬間が訪れた。
放課後の昇降口。
くるみが、下駄箱の前で深澄透を呼び止めている。
「透くん、遅いよ。何分待たせる気?」
くるみの声は、氷のように冷たかった。
「ごめん、掃除当番で……」
「言い訳はいらないから。ほら、これ持って」
くるみは自分の通学鞄と、部活の道具が入ったサブバッグを、当然のように透に押し付けた。
透は文句も言わず、それを受け取る。
「いちごミルク買ってきて。駅前の店まで走ってね」
「えっ、ここからだと二十分は……」
「だから走ってって言ってるの。透くんみたいな地味でトロい陰キャが、私みたいな美少女と幼馴染でいられるんだよ? 感謝してよね」
くるみは透の頬を、ペチペチと軽く叩いた。
愛情などない。
あるのは、所有物が思い通りに動くかを確認するような、冷徹な支配欲だけ。
「一生、私の引き立て役として生きなよね。それが透くんの幸せなんだから」
くるみは嘲笑うように鼻を鳴らすと、手ぶらで歩き出した。
重い荷物を両手に抱え、その背中を追う透。
その光景を見て、結衣の中で何かが決定的に壊れた。
(……ひどい)
これが、私の憧れていた『天使』の正体?
表では聖女の顔をして、裏では友人を社会的に抹殺し、人の好意をゴミのように捨て、幼馴染を奴隷のようにこき使う。
透先輩の言っていたことは、全部本当だったんだ。
騙されていたのは私だ。学校中の人間が、あの綺麗な仮面に騙されているんだ。
そして同時に、別の感情が湧き上がってくる。
――透先輩は?
あんな扱いを受けながら、ずっと黙って耐えているの?
『誤解だよ』と寂しそうに笑った、あの時の顔。
彼は知っていたんだ。くるみの本性を。
それでも、誰にも信じてもらえずに、一人で孤独に戦っていたんだ。
(透先輩は、被害者だ)
(私が……私が謝らなきゃ)
結衣は涙を拭い、立ち上がった。
正義感のベクトルが、完全に反転した。
悪を暴くのではない。
孤独な被害者である深澄透を、理解し、救いたい。
その思考こそが、透が仕掛けた『最後の罠』だとも知らずに。
結衣はふらつく足取りで、あのマンションへと向かい始めた。
深澄透ではなく、憧れの生徒会役員・小日向くるみへ。
(透先輩はああ言ってたけど、絶対に嘘だ)
(くるみ先輩があんな……ミナ先輩たちを追い詰めるようなことをするはずがない)
結衣は自分に言い聞かせながら、校舎の柱の影からくるみの姿を目で追った。
証明してみせる。くるみ先輩の潔白を。
そして、あの不気味な深澄透の鼻を明かしてやるんだ。
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【観察1日目】
掃除の時間。クラスでも目立たない、大人しい女子生徒が花瓶の水をこぼしてしまった。
床に広がる水。周囲の生徒が「うわ、汚ねぇ」と遠巻きにする中、くるみだけが駆け寄った。
「大丈夫? 濡れてない?」
「あ、ご、ごめんなさい小日向さん……!」
「いいのいいの。雑巾持ってくるね。一緒に拭こう?」
くるみは嫌な顔一つせず、汚れた床に膝をつき、笑顔で水を拭き取った。
周囲からは「やっぱ小日向さん優しいな」「天使だよな」という声が上がる。
(ほら、やっぱり! 先輩は優しい!)
結衣は胸を撫で下ろした。安心した結衣は、掃除を終えて手洗い場に向かうくるみの後を追った。
「お疲れ様です」と声をかけようと思って。
しかし………。
女子トイレの入り口で、結衣の足は凍りついた。
「……最悪。マジでないわ」
手洗い場の鏡の前。くるみが、鬼のような形相で手を洗っていた。
液体石鹸を何度もプッシュし、皮膚が赤くなるほどゴシゴシと擦り合わせている。
「あんなトロいブスの世話とか、何の罰ゲームよ。菌が移りそうで吐き気する」
冷徹な独り言。
先ほどの慈愛に満ちた笑顔はどこにもない。
鏡に映っているのは、汚いものに触れてしまった苛立ちと、クラスメイトへの蔑みに満ちた、爬虫類のような冷たい目だった。
「チッ……あーあ、早くアルコールジェル使いたい」
【観察2日目】
放課後。結衣は、くるみが男子生徒に呼び出されているのを目撃した。
相手は少し地味だが、真面目そうな男子だ。顔を真っ赤にしてラブレターを差し出している。
「……す、好きです! 付き合ってください!」
「えっ……」
くるみは驚いた顔をして、それから困ったように、けれど優しく微笑んだ。
「ありがとう。気持ちはすっごく嬉しい。でもごめんなさい。私、今は生徒会の仕事とか勉強を頑張りたくて……」
「そ、そうか……ごめん、困らせて」
「ううん、伝えてくれてありがとう。……これ、受け取ってもいいかな? 気持ちだけでも大切にしたいから」
くるみはラブレターを両手で大切そうに受け取った。
男子生徒は振られたものの、感動した様子で何度も頭を下げて去っていった。
(やっぱり、くるみ先輩は誠実だ。断る時もあんなに相手を傷つけないように配慮して……)
結衣が感動しかけた、その時だった。
男子生徒の姿が見えなくなった瞬間、くるみの表 情が『無』になった。
「……キッショ」
吐き捨てるような低い声。
くるみは手にしたラブレターを、まるで汚物をつまむように指先だけで持ち、近くの焼却炉のゴミ箱へと歩み寄った。
「鏡見たことあんのかな。あのニキビ面で私と釣り合うと思ってるとか、もはやホラーでしょ」
ビリッ、ビリビリッ。
中身を読みもせず、封筒ごと無造作に引き裂く。
そして、ゴミ箱の中へと投げ捨てた。
「あー、時間の無駄だった。優しく断っただけ感謝しろっての」
くるみは手をパンパンと払い、鼻歌交じりにその場を去っていった。
ゴミ箱の中に残された、少年の純粋な想いの残骸。
結衣は震えが止まらなかった。
【観察3日目】
昼休み。くるみは友人と談笑していた。
話題は、最近クラスで孤立しているミナとアイリのことだ。
「ねえくるみ、最近ミナたちと話してないの?」
「うん……。だってあの子たち、ちょっと怖いことしてるみたいだし」
くるみは眉を下げ、悲しそうに俯いた。
「私、何度も注意したんだよ? 『パパ活なんてやめなよ』って。でも聞いてくれなくて……逆に『優等生ぶってムカつく』って言われちゃって」
「えー! 最低!」
「私、友達だと思ってたのに……ショックで」
嘘泣きをするくるみの口元が、指の隙間で三日月のように吊り上がっているのを、結衣は見てしまった。
ミナ先輩たちが言っていた『くるみが噂を流した』という言葉は、真実だったのだ。
【観察4日目】
階段の踊り場。結衣と同じ一年生の女子数人が、くるみを取り囲んでいた。
「くるみ先輩! これ、家庭科の授業で焼いたクッキーなんです!」
「よかったら食べてください! 先輩の大ファンなんです!」
可愛らしいラッピングに包まれたクッキー。
くるみは花が咲いたような笑顔を見せた。
「ええっ、すごーい! これ手作り? お店のかと思った!」
「そんなっ、全然です!」
「嬉しいなぁ。ありがとう、大事に食べるね!」
後輩たちは「キャー!」「優しい!」と黄色い声を上げて去っていく。
くるみは笑顔で手を振り続けていた。
……後輩たちの姿が廊下の角を曲がるまでは。
誰もいなくなった瞬間。
くるみの笑顔がスッと消え、能面のような無表情に戻る。
彼女は手元のクッキーを冷ややかな目で見下ろし
た。
「……手作りとか、無理」
スタスタと階段を降り、踊り場の隅にある燃えるゴミの箱へ直行する。
「素人が作ったお菓子とか、何が入ってるか分かんないし。衛生観念どうなってんの?」
「ていうか、媚び売るならデパコスのリップとかにしなよ。気が利かないなぁ」
ゴトッ。
軽い音を立てて、後輩たちの憧れが詰まったクッキーはゴミ箱へと消えた。
くるみは一瞥もくれず、スマホを取り出して髪を直し始めた。
(……私も)
(私も、もし先輩に何かあげていたら……あんな風に捨てられていたんだ)
結衣の胸に、鋭い痛みが走った。
憧れが、ガラガラと音を立てて崩れ落ちていく。
【観察5日目】
そして、決定的な瞬間が訪れた。
放課後の昇降口。
くるみが、下駄箱の前で深澄透を呼び止めている。
「透くん、遅いよ。何分待たせる気?」
くるみの声は、氷のように冷たかった。
「ごめん、掃除当番で……」
「言い訳はいらないから。ほら、これ持って」
くるみは自分の通学鞄と、部活の道具が入ったサブバッグを、当然のように透に押し付けた。
透は文句も言わず、それを受け取る。
「いちごミルク買ってきて。駅前の店まで走ってね」
「えっ、ここからだと二十分は……」
「だから走ってって言ってるの。透くんみたいな地味でトロい陰キャが、私みたいな美少女と幼馴染でいられるんだよ? 感謝してよね」
くるみは透の頬を、ペチペチと軽く叩いた。
愛情などない。
あるのは、所有物が思い通りに動くかを確認するような、冷徹な支配欲だけ。
「一生、私の引き立て役として生きなよね。それが透くんの幸せなんだから」
くるみは嘲笑うように鼻を鳴らすと、手ぶらで歩き出した。
重い荷物を両手に抱え、その背中を追う透。
その光景を見て、結衣の中で何かが決定的に壊れた。
(……ひどい)
これが、私の憧れていた『天使』の正体?
表では聖女の顔をして、裏では友人を社会的に抹殺し、人の好意をゴミのように捨て、幼馴染を奴隷のようにこき使う。
透先輩の言っていたことは、全部本当だったんだ。
騙されていたのは私だ。学校中の人間が、あの綺麗な仮面に騙されているんだ。
そして同時に、別の感情が湧き上がってくる。
――透先輩は?
あんな扱いを受けながら、ずっと黙って耐えているの?
『誤解だよ』と寂しそうに笑った、あの時の顔。
彼は知っていたんだ。くるみの本性を。
それでも、誰にも信じてもらえずに、一人で孤独に戦っていたんだ。
(透先輩は、被害者だ)
(私が……私が謝らなきゃ)
結衣は涙を拭い、立ち上がった。
正義感のベクトルが、完全に反転した。
悪を暴くのではない。
孤独な被害者である深澄透を、理解し、救いたい。
その思考こそが、透が仕掛けた『最後の罠』だとも知らずに。
結衣はふらつく足取りで、あのマンションへと向かい始めた。
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