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未来の旦那様? 2
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「なんですかねぇ?初めて聞くなぁ」僕は冷や汗をかきまくっている。
「ユウタ君、何か隠してるわね。会った時から不思議だったのよ。Dランクの子たちだって、必死さが伝わってきているのに、あなたは全然そういうところがない。何か余裕があるのよね」
「なっ、何を言ってるんですか?いつもビクビクしてますよ。いじめられないか」僕は分かりやすく動揺した。
その時、木々が倒される大きな音が響いた。
音のした方を見ると、
「ウォルターデーモン!第三階層の魔物が、なんでこんなところに!。ユウタ君、私の後ろに!」
僕は先生の近くに行った。
「このままにしておけないわ」
先生は呪文を唱え始めた。
僕の周りの精霊達が騒ぎ始めた。
確かに、こんなところで魔法を使ったら、多くの精霊が死んでしまう。
どうしよう?僕の秘密がバレてしまう。
でも、精霊達を見殺しにはできない。
精霊達の悲鳴が耳の中を満たしていく。
僕は後ろから、先生の口を塞いだ。先生がその手を跳ね除けた。
「何やってるの!緊急事態なのよ!」
「僕がやる」と叫んで走り出した。
「ちょっと!危ないわよ!戻りなさい!」
僕は無視をして、お腹の底から低い声を出した。そして、低い声のまま唄っていく。
ウォルターデーモンは、僕に対して闇の魔法を放った。
しかし、僕の体に当たりすぐに消えた。
それからも雷、炎の魔法を次々と放ってくる。しかし、同様に何のダメージも僕に与えない。
僕が足元に来ると、ウォルターデーモンは、拳を振り下ろしてきた。
僕は、ゆっくりと振り下ろされる拳に自分の拳をぶつけた。
ウォルターデーモンの腕が付け根まで、粉々に弾け飛んだ。
続けて足に拳をぶつける。同じように足が弾け飛ぶ。
ウォルターデーモンは大きな音を立てて倒れ込み、僕はトドメの拳を頭に叩き込んだ。
頭も弾け跳んだ。
僕はそれを見て唄うのを止めた。
近くに集まった精霊達は、喜んで僕の廻りを飛び回っている。
「えっ、怖い方じゃないうたを聞きたい?分かったよ。もう隠してもしょうがないし」
僕は頭の先から高い声を出した。その声で唄った。
精霊達は喜んでいる。ウォルターデーモンに折られた木々の折れ目から、新たな芽が芽吹いている。
すごいな、ここは。精霊達の力がみなぎっている、と思った。
気がつくと、先生がそばまで来ていた。
「何をしているの?精霊達が喜んでるけど」
僕は精霊達に、もういいかい?と目で合図してから、
「うたを唄ってるんです」
「うた?」
僕は普通の声でやろうとしたが、やっばりダメだった。いつもできない。
「声を楽器のようにするんです」
「楽器?でも、何も聞こえなかったわよ」
「僕も本で知ったんですけど、人間が聞こえる音って限界があるんです。うたは、その聞こえない音なんです」
「それで、ウォルターデーモンを倒したの?魔法も効いてなかったみたいだし」
「全部話さないとダメですか?」
「えっ?話せないことがあるの?」
「そうですね。できれば話したくないですかね」
「う~ん」先生は考え込んだ。
どうせ無理だろうと僕は思っていた。魔法の研究をしているのに、今のこの状況を見逃せる訳が無い。
「私の下着を見たことは内緒にするから、教えて」
「はぁ?それは不可抗力だから、ダメです」
「じゃあ、ぎゅっとしてあげるから」
「それはこないだ、してもらいました」
「じゃあ、おっ、オッパイ触ってもいいから」先生の顔は真っ赤だ。
僕は唾を飲み込んだ。
「直にですか?」
「少しだけなら、いいよ」
「一応聞きますけど、誰かに触らせたことは?」
「なんでそんなこと聞くのよ。ないわよ」
僕は近づこうとしたが、止めた。
「卒業したらします」
「えっ、それまで教えてくれないの?」
「このことはサユリしか知らないんです。秘密にできますか?」
先生は目を輝かせながら、頷いた。
僕は溜息をついてから、
「僕は2種類のうたを唄うことができます。精霊達が喜んでいる方のうたを、僕は『豊穣のうた』と呼んでいます。木々や生き物の成長を促進させる効果があるようです」
「なるほど、だから精霊達は喜んでいるのね。力を与えられてるみたいで」
「そうかもしれないですね」
「それで、もう一つは?」
「話さないとダメですか?」
「えっ、オッパイより先は、さすがにユウタ君には早いわよ」
「えっ!そんなつもりじゃないてすよ!」僕は赤くなった。
先生はニヤニヤした
「卒業したらね」
「先生は経験あるんですか?」
「えっ!話さないとダメ?」今度は先生が赤くなった。
さっき、オッパイさえ誰にも触らせてないのに、その先なんてあるわけがないだろうと分かっていた。
「それくらい僕は話したくないんです」僕はニヤニヤした。
「分かったわよ。ない、ないわよ。ユウタ君が初めてよ」
僕はその言葉に絶句した。そんな具体的に言われると、からかえなくなってしまう。
「分かりました。話しますよ」と言うのが精一杯だった。
「ふぅ~」と息を吐いてから、
「もう一つのうたを、僕は『呪いのうた』と呼んでいます」
「呪いのうた。尋常じゃないわね」
「そんなに経験がないので、はっきりとは言えませんが、このうたを唄っている間は、相手の能力、つまり、攻撃力や防御力なんかの全ての数値がかなり小さくなっている、と考えています」
「なるほど、その状態で撃たれた魔法なら、ユウタ君の防御力を上回ることができない。つまり、ダメージを与えられないってことか」
「そう考えてます。逆に僕の攻撃力でも、相手の防御力を上回れる」
「お豆腐を殴ってるみたいだったわね」
「そういうことです」
「なぜ、呪いなんて言うの?」
「だって、魔法じゃないんですよ、これは。精霊の力も借りてないし。相手にしてみたら、呪いとしか言いようがないですよ」
「う~ん。もっといい言い方があると思うけどなぁ。まぁ、いいわ。よく分かんないけど、理由は分かったわ」
「本当に内緒にしてくださいね」
「うん、口は堅いから安心して。あっ、もしかして、教室で私の魔法を受けても大丈夫だったの?」
「まぁ、そうなんですけど、この能力の欠点として、聞こえる全員に影響しちゃうんです」
「あぁ、確かに。ここまで来るの、大変だった」
「魔力や体力が低い人だと体調が悪くなることもあって」
「あぁ、それで使えなかったのね。優しいのね」
「いえいえ、あの場で使ったら、秘密になんてできないからですよ」
「あぁ、そっか。フフフッ。じゃあ、帰ろうか?」
「はい」
僕達は精霊達に別れと、また来ると告げて、その場を離れた。
先生にお姫様抱っこされながら、空を飛んでいる。
「家まで送っていくわ」
「えっ、いいですよ」
先生は僕を抱っこしてまま、僕をぎゅと抱きしめた。
顔に柔らかいものが当たる。
「ありがとう。秘密を教えてくれて」
僕は何も言えなかった。
そして、家についた。
「ご両親に挨拶するわ」
「えっ、なんでそんなこと。いいですよ」
「未来の旦那様になるかもしれないんだから」
「えっ!」
先生は扉を開けた。
「初めまして、ユウタ君の担任のハルカ・ウィステリアてす」
僕は続いて中に入った。両親はあっけに取られていた。
「ユウタが何かしましたか?」と父が心配そうな声で言った。
「いえいえ、ユウタ君はとても素敵なご子息です。私が責任を持っていい男、いや立派な人間にしますので、ご心配はいりません」
「あぁ、先生にそう言ってもらえると、安心です。よろしくお願いします」
「はい、お任せください。では、これで失礼します」と先生は会釈をして出ていった。
「はぁ~」僕は、この後どう説明しようか頭を抱えた。
「ユウタ君、何か隠してるわね。会った時から不思議だったのよ。Dランクの子たちだって、必死さが伝わってきているのに、あなたは全然そういうところがない。何か余裕があるのよね」
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確かに、こんなところで魔法を使ったら、多くの精霊が死んでしまう。
どうしよう?僕の秘密がバレてしまう。
でも、精霊達を見殺しにはできない。
精霊達の悲鳴が耳の中を満たしていく。
僕は後ろから、先生の口を塞いだ。先生がその手を跳ね除けた。
「何やってるの!緊急事態なのよ!」
「僕がやる」と叫んで走り出した。
「ちょっと!危ないわよ!戻りなさい!」
僕は無視をして、お腹の底から低い声を出した。そして、低い声のまま唄っていく。
ウォルターデーモンは、僕に対して闇の魔法を放った。
しかし、僕の体に当たりすぐに消えた。
それからも雷、炎の魔法を次々と放ってくる。しかし、同様に何のダメージも僕に与えない。
僕が足元に来ると、ウォルターデーモンは、拳を振り下ろしてきた。
僕は、ゆっくりと振り下ろされる拳に自分の拳をぶつけた。
ウォルターデーモンの腕が付け根まで、粉々に弾け飛んだ。
続けて足に拳をぶつける。同じように足が弾け飛ぶ。
ウォルターデーモンは大きな音を立てて倒れ込み、僕はトドメの拳を頭に叩き込んだ。
頭も弾け跳んだ。
僕はそれを見て唄うのを止めた。
近くに集まった精霊達は、喜んで僕の廻りを飛び回っている。
「えっ、怖い方じゃないうたを聞きたい?分かったよ。もう隠してもしょうがないし」
僕は頭の先から高い声を出した。その声で唄った。
精霊達は喜んでいる。ウォルターデーモンに折られた木々の折れ目から、新たな芽が芽吹いている。
すごいな、ここは。精霊達の力がみなぎっている、と思った。
気がつくと、先生がそばまで来ていた。
「何をしているの?精霊達が喜んでるけど」
僕は精霊達に、もういいかい?と目で合図してから、
「うたを唄ってるんです」
「うた?」
僕は普通の声でやろうとしたが、やっばりダメだった。いつもできない。
「声を楽器のようにするんです」
「楽器?でも、何も聞こえなかったわよ」
「僕も本で知ったんですけど、人間が聞こえる音って限界があるんです。うたは、その聞こえない音なんです」
「それで、ウォルターデーモンを倒したの?魔法も効いてなかったみたいだし」
「全部話さないとダメですか?」
「えっ?話せないことがあるの?」
「そうですね。できれば話したくないですかね」
「う~ん」先生は考え込んだ。
どうせ無理だろうと僕は思っていた。魔法の研究をしているのに、今のこの状況を見逃せる訳が無い。
「私の下着を見たことは内緒にするから、教えて」
「はぁ?それは不可抗力だから、ダメです」
「じゃあ、ぎゅっとしてあげるから」
「それはこないだ、してもらいました」
「じゃあ、おっ、オッパイ触ってもいいから」先生の顔は真っ赤だ。
僕は唾を飲み込んだ。
「直にですか?」
「少しだけなら、いいよ」
「一応聞きますけど、誰かに触らせたことは?」
「なんでそんなこと聞くのよ。ないわよ」
僕は近づこうとしたが、止めた。
「卒業したらします」
「えっ、それまで教えてくれないの?」
「このことはサユリしか知らないんです。秘密にできますか?」
先生は目を輝かせながら、頷いた。
僕は溜息をついてから、
「僕は2種類のうたを唄うことができます。精霊達が喜んでいる方のうたを、僕は『豊穣のうた』と呼んでいます。木々や生き物の成長を促進させる効果があるようです」
「なるほど、だから精霊達は喜んでいるのね。力を与えられてるみたいで」
「そうかもしれないですね」
「それで、もう一つは?」
「話さないとダメですか?」
「えっ、オッパイより先は、さすがにユウタ君には早いわよ」
「えっ!そんなつもりじゃないてすよ!」僕は赤くなった。
先生はニヤニヤした
「卒業したらね」
「先生は経験あるんですか?」
「えっ!話さないとダメ?」今度は先生が赤くなった。
さっき、オッパイさえ誰にも触らせてないのに、その先なんてあるわけがないだろうと分かっていた。
「それくらい僕は話したくないんです」僕はニヤニヤした。
「分かったわよ。ない、ないわよ。ユウタ君が初めてよ」
僕はその言葉に絶句した。そんな具体的に言われると、からかえなくなってしまう。
「分かりました。話しますよ」と言うのが精一杯だった。
「ふぅ~」と息を吐いてから、
「もう一つのうたを、僕は『呪いのうた』と呼んでいます」
「呪いのうた。尋常じゃないわね」
「そんなに経験がないので、はっきりとは言えませんが、このうたを唄っている間は、相手の能力、つまり、攻撃力や防御力なんかの全ての数値がかなり小さくなっている、と考えています」
「なるほど、その状態で撃たれた魔法なら、ユウタ君の防御力を上回ることができない。つまり、ダメージを与えられないってことか」
「そう考えてます。逆に僕の攻撃力でも、相手の防御力を上回れる」
「お豆腐を殴ってるみたいだったわね」
「そういうことです」
「なぜ、呪いなんて言うの?」
「だって、魔法じゃないんですよ、これは。精霊の力も借りてないし。相手にしてみたら、呪いとしか言いようがないですよ」
「う~ん。もっといい言い方があると思うけどなぁ。まぁ、いいわ。よく分かんないけど、理由は分かったわ」
「本当に内緒にしてくださいね」
「うん、口は堅いから安心して。あっ、もしかして、教室で私の魔法を受けても大丈夫だったの?」
「まぁ、そうなんですけど、この能力の欠点として、聞こえる全員に影響しちゃうんです」
「あぁ、確かに。ここまで来るの、大変だった」
「魔力や体力が低い人だと体調が悪くなることもあって」
「あぁ、それで使えなかったのね。優しいのね」
「いえいえ、あの場で使ったら、秘密になんてできないからですよ」
「あぁ、そっか。フフフッ。じゃあ、帰ろうか?」
「はい」
僕達は精霊達に別れと、また来ると告げて、その場を離れた。
先生にお姫様抱っこされながら、空を飛んでいる。
「家まで送っていくわ」
「えっ、いいですよ」
先生は僕を抱っこしてまま、僕をぎゅと抱きしめた。
顔に柔らかいものが当たる。
「ありがとう。秘密を教えてくれて」
僕は何も言えなかった。
そして、家についた。
「ご両親に挨拶するわ」
「えっ、なんでそんなこと。いいですよ」
「未来の旦那様になるかもしれないんだから」
「えっ!」
先生は扉を開けた。
「初めまして、ユウタ君の担任のハルカ・ウィステリアてす」
僕は続いて中に入った。両親はあっけに取られていた。
「ユウタが何かしましたか?」と父が心配そうな声で言った。
「いえいえ、ユウタ君はとても素敵なご子息です。私が責任を持っていい男、いや立派な人間にしますので、ご心配はいりません」
「あぁ、先生にそう言ってもらえると、安心です。よろしくお願いします」
「はい、お任せください。では、これで失礼します」と先生は会釈をして出ていった。
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