悪役令嬢は終わりから始まる~記憶戻るの遅いよ~

朋 美緒(とも みお)

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4章;悪役令嬢は、冒険者「アカネ」になる

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カキーン!
木製の模擬剣にはありえない音がした、
2人とも剣に強化の魔法を掛けていたからだ
十分人が殺せる強度だ
キンキンキン!
ギンガットの重い剣がフィオナに降り注ぐ
全て受け止めるフィオナだった

受付『剣の速度が速くて見えません!「アカネ」!全てのギルド長の剣を受け止めている!新人ではありえないレベルの高さ!』

「適当な所でランクくれません?」
「余裕そうだな、俺を倒せば終わるぞ」

剣を振るいながら会話する2人

ギンガットが剣にさらに魔法を展開する
フィオナは瞬時に空中に回避
フィオナの居たところの地面が爆ぜた
追うようににギンガットも空中に飛んだ
空中で交差する二人の影、カカカカキンカキンキン!
音も早くて解らない
しまいには交差するたびに爆発音までしてきた
観客席に爆風が飛んでくる障壁があるので爆圧が少し来る程度だが
そこにいる誰もが唖然といていた・・・・
新人がSSランクのギルド長と対等に戦っている

受付『えーと・・・全く見えません・・・どうなっているのでしょう?
凄い爆発です竜と戦っているようです!』

先に戦った挑戦者の3人も唖然としていた。

「しょうがないですね、死なないで下さいよ」

ドーン!

大きな爆発が起きた!大きな土煙その途端剣の音が止んだ土煙が徐々に収まってくる、空中に誰かの影があるフィオナだった地面に小さなクレーター、ギンガットがそこに倒れている手足がありえない方向に向いていた

「うわっやばい!」

フィオナはすぐギンガットのそばに降りた

「マイッタ」

弱弱しい声でギンガットは言った

受付『おーとギルド長が負けました!ギルド長になって初めての・敗・北・で・す・・・うっうわーん・・・ギルド長~』

泣き出したアマリリス(受付嬢)
フィオナはすぐギンガットの怪我を直しにかかった

「今の怪我だけじ無くて古傷?結構重症だったんだね後遺症?結構痛かったでしょう?」
「うっ解るのか?内臓と関節が大分来てるもう冒険は出来ない」
「エクストラルヒール」
「えっ?ぐえっぐおあうっ」
「ちょっと痛かった?でも治ったでしょう?また冒険出来るよ!」

受付『ギルド長~が踊ってる~頭逝かれた~』

「逝っとらんわい!」

わーっ
すごーい!かっこいー!二人ともすごーい!

「ランクB、悪いな俺の権限では、ランク付けはBまでなんだ」

受付『おーとギルド長、「アカネ」に「ランクB」を言い渡した~前代未聞ですこの町創設以来初めて新人冒険者からBランクが現れました~』

その日フィオナは冒険者「アカネ」になった
なぜかギルド長のおごりで町の大きな居酒屋に
「町創設以来初めて新人冒険者からBランクが現れた」
祝いと称してコロシアムに来ていた人たちと宴会が催された
フィオナは質問や求婚を適当にあしらいながらお酒を飲んで盛り上がった
歌も歌った、肩を組んでおじさん達と踊りも踊った
美女なのに高飛車な所が無く、強いのに偉ぶる所もないフィオナの皆もう大ファンである

夜も更け皆がつぶれた頃

「酔わないんだな?」

ギンガットはカウンターで一人紅茶を飲んでいるフィオナに声をかけた
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