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7章:「アカネ」母国に行く
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しおりを挟む馬車の倉庫に向かう王城の廊下
「貴方はなかなか知識も発想力も豊富ですね」
「色んなこと試したくてうずうずしてますよ、発明品のお店もいずれは開きたいと思ってます」
『フィオナ・フォン・クランドール』
ぼそっと小さい声で言ったフィンセント
「・・・・」
アカネの様子を観察するフィンセント
「何か言いました?」
「いえ、何でもありませんよ」
その後は無言で倉庫に向かった
(フィオナの名前呼ばれた、何?もしかしてばれてる?ヤバい?捕まる?)
【ルナ】:捕まることはないと思いますが、気づかれてるのは確かですね
平静を装ったアカネだったが冷や汗だらだらだった
観察力の高いフィンセントはそれを見逃すはずがなかった
あっと言う間に3ヶ月が経ち馬車の魔改造もぎりぎり終わった
馬車の改造しに王宮倉庫に通っていたアカネ、
ロベールは王妃の助言もあり仲良しになろうと倉庫に同じく通い、気を引く挑戦をしていた。
もともと嫌いではないし、顔は好みのアカネ、
お友達以上恋人未満的な感じの印象を持つまでになっていた
一応ロベールに伝えてあるのは
「貴族にならないし、王族にも絶対ならないし、森の真ん中に結界張って、屋敷でも立ててそこで魔法具の発明をしながらたまに冒険して、まったり人生送るのが夢~」
「王子辞めますよ!ぜひ冒険にお供させてください」
あわてて周りの護衛たちが「王子辞める」に反応してなだめるといううのが何度も繰り返されていた
馬車につけた<浄化結界魔石>は一台に付き8個ほど
長い馬車(貨物用)には10個ほどの<浄化結界魔石>を使用した、
馬もカバーできるようにしてある、
<浄化結界魔石>から3メートルの凝縮タイプになっており、
<浄化結界魔石>単体でも機能するようになっている、
馬車のそばにいれば護衛の騎馬もカバー出来る
王都から出発した一行は国境までは何の問題も無く来る事ができた
<フィンドラス王国>に入った途端襲われ始めたのだ
(サーチ、暗殺者、盗賊)
【ルナ】:居ますね、何が狙い?王女を狙う理由が分かりません
サーチの検索をいろいろ試したアカネ、
最初 人殺しで検索したら
冒険者ギルドと騎士団詰め所、
軍部の詰め所が真っ赤!ついでに自分の位置も
盗賊退治をしたことあるものがこんなに居るとは、
サーチ検索を変えていろいろ試してした
「エリザベート第一王女、
暗殺者がこちらに向かってますのでサクッと行ってきます
で、どうします?捕らえます排除します?」
「・・・捕らえるの前提で空の馬車も用意したのではないの?」
「まぁそうなんですけど、数が多くて乗るかなぁ・・・
一応捕らえる方向で行ってきます。」
かなり大きい空の馬車を用意したアカネ、
空間魔法で広がっている車内は詰めれば150人は乗れるだろう
暗殺者なら少人数で仕掛けてくるはずである
それに乗らない程の数の暗殺者とはどれだけ殺したいのか!
「アカネ様行ってらっしゃいませ」
「ルナ、後はよろしくね」
「かしこまりました」
アカネは馬車から外に転移すると空を飛んで行った
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