418 / 457
おこぼれ話280 壁に耳ありみかんに傷みあり
しおりを挟む
小1のある秋の給食…その日は冷凍みかんがついてきた。
僕はご存じの通り(ご存じじゃない方もいらっしゃると思うけど)果物大嫌い人間なのでこのみかんは食べずに給食時間が終わったら容器に戻すつもりだった。
みかん以外のすべてのメニューを食べ終えた後はみかんだけを机の上に残したままただボーっと座ってた。
しかし通りかかった先生があることに気づく。
「リョーマ、このみかん傷んでる!!」
…なんと僕のみかんだけ傷んでたのだ!配膳の時誰も気づかなかったのだろうか…いちいち確認してるヒマもなかったかもしれないが。食べなかったことですくわれた…まあ、元方食べない予定ではあったんだけどね。
先生は「傷んでないほうと交換するか?」と聞いてきたがそもそもみかんを食べる予定はなかったので僕は断った。
だがこれ以来、給食に果物が出たときは自分のが傷んでないか心配するようになったのである…
僕はご存じの通り(ご存じじゃない方もいらっしゃると思うけど)果物大嫌い人間なのでこのみかんは食べずに給食時間が終わったら容器に戻すつもりだった。
みかん以外のすべてのメニューを食べ終えた後はみかんだけを机の上に残したままただボーっと座ってた。
しかし通りかかった先生があることに気づく。
「リョーマ、このみかん傷んでる!!」
…なんと僕のみかんだけ傷んでたのだ!配膳の時誰も気づかなかったのだろうか…いちいち確認してるヒマもなかったかもしれないが。食べなかったことですくわれた…まあ、元方食べない予定ではあったんだけどね。
先生は「傷んでないほうと交換するか?」と聞いてきたがそもそもみかんを食べる予定はなかったので僕は断った。
だがこれ以来、給食に果物が出たときは自分のが傷んでないか心配するようになったのである…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる