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13 ダレンの煩悩
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イーフィに鍛練をしてくると伝え部屋の前の廊下で素振りを始めた。
イーフィは着替えの事に不満を言うことなく納めてくれたが、やはり心配のあまりやり過ぎてしまったようだ。
しかし、あの時は最善と思った事は致し方ないとも思ってもいる。
着替える事が大切であったのも真実なのだ。
しかし、手段にあの時ダレンは悩んでいた。
目隠しをしてやれば見えないことは確実だが見えなさすぎて着替えさせられないだろうし。イーフィの身体を勝手に見るなんて事もしたくなかった。
苦肉の策の布団に潜ってという方法も着替えさせながら俺は何をやってるんだと客観的にみて頭を抱えていたのも また事実である。
そこまで考えて着替えさせていた時の事を思い出してしまった。しかもまた身体が反応している。
顔も熱い。
イーフィを着替えさせるため布団の中に潜って着ていた服を脱がせると、うっすらと身体のラインが分かるのだ。
だから何とか着替えさせられたのだが、思ったよりも豊かな胸に括れたウエスト。スラッと伸びたしなやかな足。
それらを思いだし身体に熱がたまっていくのが分かった。
俺というものが情けない。
可愛いイーフィに情欲を持つなど言語道断だ。
一心不乱に素振りをして煩悩と戦うダレンであった。
______________________
_____________________
イーフィは朝食を食べ終え食器を食堂に下げようと部屋のドアを開けると廊下の突き当たりでダレンが物凄い気迫と勢いで素振りをするのが見えた。
さすが騎士さまねぇ。
物凄い気迫で鍛練されてるわ。感心してダレンの鍛練の様子を目を輝かせてイーフィは見る。
ダレンが煩悩と必死に戦い続けているだけとは思いもよらないイーフィであった。
ダレンの額に汗が流れる。
ダレンがイーフィに気が付き素振りを辞めイーフィの所まで来た。
「食堂に行くのか?」
「はい。ダレンさんちょっと食器を持ってもらっていいですか?」
「?、ああ。」
食器をうけとりながら不思議そうにするダレンにイーフィは微笑みながらダレンの額の
汗をハンカチで拭ってやる。
ダレンは目を見張って固まってしまったのでとても拭き易かった。
ダレンは精悍な顔をしている。パーツの1つ1つは整っているからイケメンの部類だろう。
ダレンの青い瞳は澄んだ青空のようだ。瞳をみていると何だかドキドキしてしまう自分が恥ずかしい。ニッコリ笑って拭き終わるとダレンに持たせた食器をもらって食堂に向かった。
ダレンは食堂に向かう後ろ姿を固まったまま眺めながら考えた。
イーフィがキラキラして見えると。汗を拭ってもらっているときは顔が近くて驚いた。
驚きながらもイーフィの唇を目で追ってしまっていた。
何故か無性に恥ずかしくて目は合わせられないのに唇から目が話せない。
これは、どういう症状なのか?
気がつくとイーフィの背を追って歩き出していた。
イーフィは着替えの事に不満を言うことなく納めてくれたが、やはり心配のあまりやり過ぎてしまったようだ。
しかし、あの時は最善と思った事は致し方ないとも思ってもいる。
着替える事が大切であったのも真実なのだ。
しかし、手段にあの時ダレンは悩んでいた。
目隠しをしてやれば見えないことは確実だが見えなさすぎて着替えさせられないだろうし。イーフィの身体を勝手に見るなんて事もしたくなかった。
苦肉の策の布団に潜ってという方法も着替えさせながら俺は何をやってるんだと客観的にみて頭を抱えていたのも また事実である。
そこまで考えて着替えさせていた時の事を思い出してしまった。しかもまた身体が反応している。
顔も熱い。
イーフィを着替えさせるため布団の中に潜って着ていた服を脱がせると、うっすらと身体のラインが分かるのだ。
だから何とか着替えさせられたのだが、思ったよりも豊かな胸に括れたウエスト。スラッと伸びたしなやかな足。
それらを思いだし身体に熱がたまっていくのが分かった。
俺というものが情けない。
可愛いイーフィに情欲を持つなど言語道断だ。
一心不乱に素振りをして煩悩と戦うダレンであった。
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イーフィは朝食を食べ終え食器を食堂に下げようと部屋のドアを開けると廊下の突き当たりでダレンが物凄い気迫と勢いで素振りをするのが見えた。
さすが騎士さまねぇ。
物凄い気迫で鍛練されてるわ。感心してダレンの鍛練の様子を目を輝かせてイーフィは見る。
ダレンが煩悩と必死に戦い続けているだけとは思いもよらないイーフィであった。
ダレンの額に汗が流れる。
ダレンがイーフィに気が付き素振りを辞めイーフィの所まで来た。
「食堂に行くのか?」
「はい。ダレンさんちょっと食器を持ってもらっていいですか?」
「?、ああ。」
食器をうけとりながら不思議そうにするダレンにイーフィは微笑みながらダレンの額の
汗をハンカチで拭ってやる。
ダレンは目を見張って固まってしまったのでとても拭き易かった。
ダレンは精悍な顔をしている。パーツの1つ1つは整っているからイケメンの部類だろう。
ダレンの青い瞳は澄んだ青空のようだ。瞳をみていると何だかドキドキしてしまう自分が恥ずかしい。ニッコリ笑って拭き終わるとダレンに持たせた食器をもらって食堂に向かった。
ダレンは食堂に向かう後ろ姿を固まったまま眺めながら考えた。
イーフィがキラキラして見えると。汗を拭ってもらっているときは顔が近くて驚いた。
驚きながらもイーフィの唇を目で追ってしまっていた。
何故か無性に恥ずかしくて目は合わせられないのに唇から目が話せない。
これは、どういう症状なのか?
気がつくとイーフィの背を追って歩き出していた。
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