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第6章
第292話 気持ちの正体⑦※
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クライスが指でお尻の穴の入り口を丹念に解していく。ちゅぷっと彼の指一本をおいしそうに食むようになった頃、ようやく一本目の拡張棒が挿入されることになった。
「大分ほぐれてきたな。じゃあ一番細いのから挿れるぞ」
「っ、うん…いれ…て……」
ぬく、ぬく、ちゅぷん。
クライスが銀色の棒をゆっくり慎重に挿れはじめる。入るのだろうかという心配は杞憂で、鉛筆くらいの太さと長さのそれはスルンと簡単に奥まで入っていく。
「どうだ? 痛くないか?」
「ぜんぜん痛くないよ」
「よかった」
しばらくすると、棒が抜かれ、一回り太いものを与えられる。それもすぐに馴染んで僕のお尻はうまいこと快感だけを拾い、痛いどころか怖いくらいキモチイイ、どうしよぅ、と僕はお尻で感じまくる自分に焦り始める。
でもそんな焦りはじゅくじゅくと動かされることによってパッと散り、またキモチイイという感覚だけが僕を支配した。
そんな調子で拡張棒は徐々に太いものへと取り替えられ、最初は真っ直ぐだった形状もでこぼこした歪な形になっていく。
なんでこんな形をしているのだろうと疑問に思ったけれど、挿れられるとすぐにわかった。そのへんてこな形状は、僕のいいところをピンポイントで攻めるのにピッタリな形になっている!
「ひぁあああ、これだめぇえ!」
突起部分がイイところにぐりぐりと当たって、お尻を振っても力を抜いてもその痺れるような凄まじい快感から逃げられない。なんだかすごい波が押し寄せてきて僕は目を剥いた。
「んぅううう、助けて……大きいのがきちゃうぅ。ふぁ、イくっ!」
「待て、出すなっ!」
襲いくる衝撃に備えて手元の草を握りしめると同時に、きゅうっとペニスの根元を握られ悶絶した。見ると、クライスの手が僕のを握って射精を阻んでいる。
「んはあ、な、なんでとめるの!? も、やぁああ、だしたいよぉ!!」
「すまない、だがこれ以上魔力を放出すると魔力が枯渇してしまう」
彼の手元でカチッと音がした。嫌な予感がし、恐る恐る自分の股間を覗いてみると、僕のナニに何かが装着されていた。ペニスの根元に黄金のリングが煌めいている。え、これって?
「射精を抑えるための魔道具だ」
「ぅ……これ…つけてたら、だせないってこと……?」
「精液は一滴も出ないようになる。急いで拡張するから我慢して欲しい」
なんてこと。
リングには細かい装飾が施され、見たところ本物の金でできている。指に嵌めたらさぞかし美しいだろうに、ここに嵌めると卑猥でしかない。こんなものを付ける羽目になるなんて……。でも自分より辛そうな彼の顔をみると頷かないわけにはいかなくて。
「ん……わかった」
そこからはリングを装着したまま準備が進む。僕のおしりはローションを溢れるほど注がれ、急速なレベルアップを余儀なくされた。時間をかけるとそれだけリングをつける時間が長くなるからさっさと拡張を進めたいところなのだけど、そう簡単にはいかない。
超敏感な体は防御力が弱すぎて、どんどん前に進みたい僕の気持ちについてこれないらしい。
コリッ……
「うあ゛ぁあああああん。そこらめえ、またイっちゃうぅ」
お腹側のちょっと膨らんでる部分にさっきよりも太くて長い棒の先端がグイグイと食い込み、出さずに達して盛大に痙攣した。出せないからか、絶頂感が長々と続いて降りられない。ピクピクと震える背中をさすりながら彼が問う。
「キルナ、本当に大丈夫か?」
「ん、まだ……いける」
「そろそろ…一番太い6番を挿れるからな」
こくり。
そう、拡張棒はなんと6番まであるらしい(多すぎだよ!)。鉛筆くらいの太さから始まって最後は指三本分より太い棒になる。ずるりと5番が抜けていく。(抜けていくときにもこの凶悪な棒はあちこちに擦れて刺激を与えてくる。)
(んやあああ、もうせーえき出したいぃぃ。おねがい、このリング外してぇ!)
という心の叫びが口から飛び出さないように口は固く閉じたまま頷き、最後の戦い(6番の挿入)に備えて力を抜いた。
「大分ほぐれてきたな。じゃあ一番細いのから挿れるぞ」
「っ、うん…いれ…て……」
ぬく、ぬく、ちゅぷん。
クライスが銀色の棒をゆっくり慎重に挿れはじめる。入るのだろうかという心配は杞憂で、鉛筆くらいの太さと長さのそれはスルンと簡単に奥まで入っていく。
「どうだ? 痛くないか?」
「ぜんぜん痛くないよ」
「よかった」
しばらくすると、棒が抜かれ、一回り太いものを与えられる。それもすぐに馴染んで僕のお尻はうまいこと快感だけを拾い、痛いどころか怖いくらいキモチイイ、どうしよぅ、と僕はお尻で感じまくる自分に焦り始める。
でもそんな焦りはじゅくじゅくと動かされることによってパッと散り、またキモチイイという感覚だけが僕を支配した。
そんな調子で拡張棒は徐々に太いものへと取り替えられ、最初は真っ直ぐだった形状もでこぼこした歪な形になっていく。
なんでこんな形をしているのだろうと疑問に思ったけれど、挿れられるとすぐにわかった。そのへんてこな形状は、僕のいいところをピンポイントで攻めるのにピッタリな形になっている!
「ひぁあああ、これだめぇえ!」
突起部分がイイところにぐりぐりと当たって、お尻を振っても力を抜いてもその痺れるような凄まじい快感から逃げられない。なんだかすごい波が押し寄せてきて僕は目を剥いた。
「んぅううう、助けて……大きいのがきちゃうぅ。ふぁ、イくっ!」
「待て、出すなっ!」
襲いくる衝撃に備えて手元の草を握りしめると同時に、きゅうっとペニスの根元を握られ悶絶した。見ると、クライスの手が僕のを握って射精を阻んでいる。
「んはあ、な、なんでとめるの!? も、やぁああ、だしたいよぉ!!」
「すまない、だがこれ以上魔力を放出すると魔力が枯渇してしまう」
彼の手元でカチッと音がした。嫌な予感がし、恐る恐る自分の股間を覗いてみると、僕のナニに何かが装着されていた。ペニスの根元に黄金のリングが煌めいている。え、これって?
「射精を抑えるための魔道具だ」
「ぅ……これ…つけてたら、だせないってこと……?」
「精液は一滴も出ないようになる。急いで拡張するから我慢して欲しい」
なんてこと。
リングには細かい装飾が施され、見たところ本物の金でできている。指に嵌めたらさぞかし美しいだろうに、ここに嵌めると卑猥でしかない。こんなものを付ける羽目になるなんて……。でも自分より辛そうな彼の顔をみると頷かないわけにはいかなくて。
「ん……わかった」
そこからはリングを装着したまま準備が進む。僕のおしりはローションを溢れるほど注がれ、急速なレベルアップを余儀なくされた。時間をかけるとそれだけリングをつける時間が長くなるからさっさと拡張を進めたいところなのだけど、そう簡単にはいかない。
超敏感な体は防御力が弱すぎて、どんどん前に進みたい僕の気持ちについてこれないらしい。
コリッ……
「うあ゛ぁあああああん。そこらめえ、またイっちゃうぅ」
お腹側のちょっと膨らんでる部分にさっきよりも太くて長い棒の先端がグイグイと食い込み、出さずに達して盛大に痙攣した。出せないからか、絶頂感が長々と続いて降りられない。ピクピクと震える背中をさすりながら彼が問う。
「キルナ、本当に大丈夫か?」
「ん、まだ……いける」
「そろそろ…一番太い6番を挿れるからな」
こくり。
そう、拡張棒はなんと6番まであるらしい(多すぎだよ!)。鉛筆くらいの太さから始まって最後は指三本分より太い棒になる。ずるりと5番が抜けていく。(抜けていくときにもこの凶悪な棒はあちこちに擦れて刺激を与えてくる。)
(んやあああ、もうせーえき出したいぃぃ。おねがい、このリング外してぇ!)
という心の叫びが口から飛び出さないように口は固く閉じたまま頷き、最後の戦い(6番の挿入)に備えて力を抜いた。
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