花屋のエルム〜触手と男の危険な香り〜

金盞花

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19.獣人の餌食(後編)

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 俺はビクビク痙攣し続ける度に自ら腿を擦り寄せて股間から先走りとも潮ともつかない物を漏らし続けていた。そんな俺を見て、獣人は今度は後ろから俺の胸に手を這わせてきた。

「あ、あっ♡ や、胸……っ♡」
「ココ、好きなんだろ?」
 グリュッ!
「あ゛っ!♡ お゛っ!♡」

 獣人は親指と人差指で乳首を摘み上げるとそのままグリグリとこね回してきた。俺はその刺激でまた軽く達してしまう。
 だがそれだけで終わりではない。獣人は更に指の腹で押し潰したり爪を立てたりと様々な方法で弄ってきた。その度に俺は情けない声を上げて悶えるしかなかった。

「あ、あっ♡ やめ、それだめぇっ!♡」
「ハッ、ダメじゃねぇだろ。そんなにエロい声出しやがって」

 背後から囁かれる狼の声は低く、それだけでも十分に凄みがあると言うのにこの男の喋る言葉は余りにも卑猥だ。
 腰を揺すりながら攻め立てる彼に思わず腰が抜けてしまいそうになるが、腹に腕を回されがっちり固定されると逃げることは不可能だった。俺は腹筋や括約筋を収縮させ必死に快感に堪える他無かった。
 少しの抵抗で身体を捩ると尻穴の中で瘤が動き、腸内全体を刺激する。そしてまたその快感で力が抜けてしまい結果として深く受け入れてしまう事を繰り返していた。
 もう何回尻でイッたか分からない。腹の奥から精液が逆流し、それがまた新たな刺激となって俺を襲う。

「あ……っ♡ もぉ、むりぃ……っ♡」

 俺は涙声で訴えるも狼獣人は聞き入れてはくれない。それどころか更に激しく乳首を弄り、中出しは続く。

 ドピュッドプッ!ビュルルルーッ!ビューッビューッ!
「んぉお……っ♡」

 いつしか俺の腹はぽっこりと膨らんでいた。この感覚は初めてではない。アンビスに腹の中を魔水で満たされた時と同じだ。苦しいのに気持ち良い。だが乳首を弄られているからか、本当に妊娠しているかのような錯覚も起こしてしまう。

「ああっ……腹、重い……っ♡」
「まだだ、もっと出してやるからな」

 俺は耐え切れず壁に着いていた手の片方を、支えるように腹に押し当てた。ずっしりとした感覚は、それだけ獣人の欲望を受け止めた結果でもある。
 その奥からゴロゴロ、ギュルギュルと不吉な音がし始めると、俺はそれを宥めるように腹を摩った。だがそれすらも気持ち良い。俺の感覚は壊れてしまったようだ。
 その間も獣人は俺の乳首を弄っていた。時折焦らすように先端に触れてくれない時間を挟みながらもずっとこねくり回され続けている。その度に俺は声が抑えられなかった。

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡」
「ハハッ……すげぇな、お前のケツマンコは。乳首もこんなんで、本当にメスじゃねぇか」

 獣人は笑いながら、瘤が抜けない範囲で腰も緩くくねらせた。その度に俺の腹からはゴポッと音が鳴り、粘度の高い白濁液が泡立っていく。また俺の口から断続的な喘ぎ声が漏れてしまった。

「んぉお……っ♡ あ゛っ♡ やだぁ、もう許してぇっ♡」
「ダメだ、まだ終わらねぇぞ」
「そんなぁ……っ♡ あ、あ、あ゛~ッ!♡♡」

 獣人は俺を抱き抱えるようにして更に深く挿入してきた。そして今度は腰を回すようにして腸内全体をかき混ぜるように動かす。その刺激で俺はまた軽くイッてしまった。
 乳首が引っ張られたままの状態ということもあり、強い快感に襲われたのだ。思わず獣人の腕の中でもがき逃れようとするが、それは呆気なく阻まれてしまう。

 ジュプッ!ズブッ、ヌチュゥウウッ!!
「ひぎィ!? お゛っ♡ あ゛あぁっ♡」

 体重の掛かった挿入に自然と竿を収めてしまう。擬似的な子宮口を貫かれるとえも言われぬような刺激に襲われ、俺は獣のような叫び声を上げた。
 しかしそれでもまだ足りないのか、獣人は俺の身体を壁に押し付けるようにして更に素早く浅いピストン運動を繰り返す。ぽっこりと膨らんだ腹が揺れて、俺は悲鳴のような嬌声を漏らす。

「あ゛っ♡ あ、あーっ♡ お゛ぉっ♡」
「はは……すげぇ声だな。そんなに気持ち良いのか?」

 獣人は耳元で囁くように言いながらも、腰の動きを止めることは無い。むしろ激しさを増していく一方だ。

「あ゛っ♡ や、だめっ♡ んぉおっ!♡」
「ダメじゃないだろ? こんなに締め付けてるのによ」

 ぐるんっと腰を回され、腸内全体が掻き混ぜられた。その刺激でまた俺は達してしまう。しかし獣人の射精はまだ終わらないようで、俺の腹の中でドクンドクンと脈打つ感覚がどうにも敏感になったそこにまざまざと感じられた。

「ん……あ゛ぁ……ッ♡」

 俺はもう目の前が真っ白になる程の快感に耐えきれず、壁に頬を擦り付けるような形で倒れ込みながらもビクビクと身体を震わせていた。獣人はそんな俺の腰を掴んで支えながら中出しし続ける。
 同時にゴロゴロと腹が鳴る音がどんどん強まっていった。大量に浣腸をしているのも同然なのだ。しかもこんな長時間では耐えられる筈も無い。時間が経つにつれ、快感の中で排泄欲も徐々に強まっていった。俺は口内に溜まる唾液を飲み込み、喉を上下させた。
 次第に強い圧迫感に襲われるようになり、足がガクガクと震えだす。腹の中で出された獣人の精液が出口を求めて暴れているような感覚だ。だが獣人はそんな俺の様子を察しながらも腰を止める様子は無かった。むしろ更に強く打ち付けてくる。

「あ゛っ♡ や、もう出ちゃう……っ!♡」

 俺は思わずそう叫んでしまった。しかし獣人はそれに答えること無く、ただ俺の尻たぶを鷲掴んで揉みしだくだけだった。
 そして次の瞬間にはまた激しい抽挿が始まる。既に排泄を促すように撫でられている尻穴を不意打ちのようにぐちゃぐちゃに掻き回され、俺は堪らず喘いだ。

「あ゛ーっ♡ し、尻、だめ……っ!♡」
「ダメじゃねぇだろ?こんなにヒクついて悦んでるじゃねぇか!」

 獣人は俺の反応を楽しむかのように何度も同じ場所を攻め立ててきた。その度に俺の尻穴はきゅうっと締まり、中の肉棒を強く締め付けてしまう。そのせいで余計に感じてしまうという悪循環に陥ってしまった。

「んぉおっ!♡ お゛ぉっ♡ お゛ーっ♡ おねがいっ♡ ちょっとでいいから出させてっ♡ 尻破裂するっ♡」

 獣のような声を上げながら俺は必死に懇願した。もうそろそろ限界だ。これ以上は本当に壊れてしまう。だが獣人はそんな俺を無視して腰を動かし続けた。

「ダメだ。まだ出すぞ」
「そ、そんなぁ……っ♡」

 獣人の言葉に絶望感を覚えるが、それでも俺の尻穴はヒクッヒクッと収縮を繰り返してしまうのだった。
 それから数十分後、俺は完全に脱力してしまっていた。壁に寄りかかるようにしながら尻穴からはゴポッ!ゴポポッ!という音と共に大量の精液が逆流してきていた。だがそれらは瘤に堰き止められてほとんど出て来てはいない。
 腹も妊婦のように膨れ上がっていて苦しい。だがそれ以上に快感の方が強く、顔も眼もとろんと蕩けていた。

「はぁ……っ♡ んん……♡」

 もう体を支える力も残っていないし足も震えていて、獣人に支えられていなければすぐに座り込んでしまいそうだ。
 獣人もまた流石に疲労したか、短い呼吸を繰り返していた。まさに犬のような息が耳元に掛かるのを感じる。それから長く息を吐くと、胎内への吐精がようやく止まった。

「ふぅーっ……良かったぜ、お前のナカ」
 ゴロゴロゴロゴロッ!ギュルギュルギュルッ!

 快感の余韻に浸る暇も無く、俺以外にも聞こえるであろう腹の音が響いた。獣人もそれに気付き、緩い笑い声を小さく漏らすと掌を俺の腹に押し当て、ゆっくりと円を描くように撫で始めた。俺は思わず悲鳴を上げる。

「あ゛っ♡ や、だめ、触るな……っ♡」

 獣人はそんな俺の言葉など気にも留めず、今度は腹を押し込んだり撫で上げたりと刺激を与えてきた。その度にゴロゴロという音が響き渡る。

「すげぇパンパン……男とヤったのは初めてだが、やっぱり腹壊すんだな」
「あ゛っ♡ あ゛ーっ♡ お、押さないでぇっ♡」

 快楽で眼前に火花が散る一方、俺の便意は限界だった。まだ獣人の逸物が抜かれていない状態で中身を無理矢理噴き出そうとする。ほとんどは瘤に押し留められて出したくても出せない状態になるものの、一部は隙間から漏れ出して地面へ落ちて行った。

「ハハッ、いいぜ。全部出しちまえよ」

 せせら笑う声と共に、獣人が背後から離れて行った。どこかのトイレに向かうなど出来る訳もない。特大質量が引き抜かれ、尻穴が内側から捲れ上がった直後、全てが崩壊した。

 ビューッ!ブビピッ、ブチチィイイッブリリリリリィッ!!ブジュジュジュバチャーッ!!
「ひぅぅぅっ……♡」

 尻穴を拡げながら噴出していく白濁液と共に轟音が俺の下半身から湧き上がり、それに続けて腸内から次々と下痢状の排泄物が溢れ出てきた。ビチャビチャと汚い音を立てながら地面に落ちて周囲に飛び散る。
 支えを失った俺はその場に崩れ落ちた。へたり込んだ後も当然尻穴は閉まらず、捲れ上がった粘膜までが外気に晒される感覚は筆舌に尽くし難いものだった。
 それでも排泄は止まらない。路地裏とは言え公共の場、屋外でこんなことになっているあまりの恥ずかしさと情けなさに俺は涙を流した。

「あ……っ♡ あ……っ♡」
「あーあ、クソまで漏らして……無様な姿だな」

 獣人はそんな俺を見下ろして酷く愉しげに笑っていた。その面前で俺は腹の中身を垂れ流すことしか出来ない。長時間掛けて注がれた物はあまりに多く、俺が必死に力んでもなかなか出尽くさなかった。

 ブリュリュリュリュ!ビチチチッ、ブピッ!ブビビビビ……!
「はぅ……っ♡ はぁっ、あ……っ♡」

 当然顔も上げられなかった。地面に広がっていくのは白の中に時折黄土色が混じる液体で、俺がどれだけ腹具合が悪かったかがよく分かる。
 未だ閉じきれていない肛門が開閉を繰り返す度にドボッ、バチャッと音を立てて排泄物が零れ落ちていく。我ながら凄い量だと思うが、どれほど苦しい思いをしながら頑張った所で止まらないのだ。俺はせめて早く終わるようにと力んだままでいる他無かった。
 その間、矯声を漏らしながら耐え凌ぐ俺のことを獣人はただじっと見ていた。その目はまるで実験動物を観察するかのようなもので、その視線にさえ感じてしまう自分が嫌になった。
 やがて全てを出し切り、俺は肩で息をした。もう体力も限界だ。早く家に帰りたい。だが全身から力が抜け、立ち上がることも出来なかった。

「……ハ、良いモン見せてもらったぜ。こいつは返してやる」

 それを見届けると獣人はさっき俺から奪った小銭の残りを指で弾いた。呆然とする俺の目の前で、硬貨がポトリと白濁液の水溜まりの中に落ちる。
 こんな物返されたところで全く嬉しくないのだが、それも含めての皮肉だろう。
 獣人は俺の頭を撫でた後、そのまま髪の毛を掴んで無理矢理上を向かせた。そして狼顔をずいっと近付け、俺の眼を覗き込みながら低く言う。

「また欲しくなったらココへ来いよ。いつでも犯してやる」
「……絶対に、願い下げだ……」

 俺は喘ぎ過ぎて乾いた喉で辛うじてそれだけを言った。すると獣人は破顔しながら俺を離す。

「度胸あるじゃねぇか。また会える日を楽しみにしてるぜ?」

 そう言いながら、ジルバと呼ばれた狼獣人はその場を立ち去って行った。残ったのは、散々に汚された俺と地面に広がる汚い水溜まり。
 俺は再び泣きたくなるような気持ちを堪えながら顔を腕で拭ってから、何とか立ち上がった。近所の人には申し訳無いが掃除する余裕は無い。
 今はただ帰って、泥のように眠りたかった。
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