男女比1:10000の異世界に転生、『絶倫』スキルで世界を救う~金と女とダンジョン配信~

ハムうさ

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第2章

第17話 3人(もしくはそれ以上)プレイ 

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「ぬわっ!?」
「『凜音様ぁぁ!』」

 大気を震わせるような爆風と衝撃しょうげきを伴いながら倒れるゴーレム。
 ランチョンを抱えながらそれに耐え、しばらく経ってから目を開ける。

 <おめでとうございます。ダンジョン最終試練、ミスリルゴーレム・コアの討伐が完了しました。報酬としてダンジョンに蓄えられていた物が全て開放されます!>

「お?」
「『え?』」

 謎の声の後、ゴーレムと俺との間に大量の――それこそ山のような様々な鉱石、それに剣、杖といった魔道具らしきものがいくつかと骨がたくさん。
 ……骨?

「『んへぇ~~~……キュゥ~……』」
「これは……一体何だ……?」
 奇声を上げているランチョンを無視し、骨を調べてみる。
 骨には衣服やカバンなどが身につけられており、まるで今まで探索していたかのようないでたちだ。

「『……凜音様、彼女らのカバンの中身をお見せくださいませ――ペン』」
「ん……これは……」
 中からは目を背けたくなるような状態の食料品や……探索者の証であるカード、それと折りたたみ式の携帯電話などが入っていた。

「『食料品の製造年月日や持ち物から推測するに、彼女は30年程前の探索者と思われます。恐らくこのダンジョン探索中に死亡したのでしょう――ペン』」
「……なるほど。そうなると、魔具のような物は彼女らの所持品だったかもしれないな。かなり状態が悪い」
 状態がいいのはインゴット状に加工されている鉱石だけ。ダンジョン報酬には魔具は含まれていなかったようだ。
 ここがゴーレムダンジョンだからだろうか。

「『誠に勝手ながら、こちらで回収班を手配してもよろしいでしょうか? さすがにこれほどの量……それに、ミスリルゴーレムの残骸を持ち運べるほど、指輪の収納量は大きくありません――ペン』」
「お任せします。あ、でもミスリルゴーレムは特に丁重にお願いね! フランのために命がけで獲ったんだから!」
 宝石じゃないけど……この量のミスリルであれば彼女も喜んでくれるに違いない!

「『……』」
「……ランチョン? もしもし?」
「『……』」
「おーい! ……壊れちゃった……?」
 反応しなくなったランチョン。頭のプロペラは回っているので故障しているわけではないと思うが……。

「仕方がない、ランチョンだけ収納して持って帰るか……」



 こうして、フランへの贈り物探しとダンジョン破壊の両方を達成することができた俺は帰路に就いたのだった。



 ◆◇◆◇◆◇
 
「ただいま~!」
「凜音様! ご無事で何よりですわぁ~~~!」
「凛ちゃん! もぉ~、すっごく心配したんだからぁ~!」

 最寄りの安全区で待機してくれていた真世さんに送られ、家に着いたのは夜。
 涙目になったフランと真里愛にそれぞれ抱きつかれ、ねぎらわれる。

「お疲れ様でございました。お風呂にしますか? それともお食事になさいますか?」
「お風呂――何、その紙……?」
 迎えてくれたフランお付のメイドさんの2人目、まひるさん。年齢はフランと同じくらいか。その彼女の顔には、『バカは私です』と書かれた紙が貼ってある。

「お気になさらないでください。ちょっとした罰ですので」
「はぁ……しかしそれじゃあ前も見えないんじゃ……」
「宝条家に使えるメイドたるもの、前が見えない程度では何の問題もございませんよ」
 その宝条家のメイドさんが顔にバカと書かれた紙を貼っていることは問題じゃないのだろうか……。
 あと、微妙に俺のいる方向とはズレて話をしているのだが。

「本当にお気になさらないでください。それと、申し訳ございませんでした」
「? 何を謝られているかわからんけど……」
「……これでも気付かないなんて、本当にバ――痛いっ!?」
 ボソボソと小さな声で何かを言っていたまひるさんを、真世さんが無言で叩く。何が何だかわからない。

「こほん。本来であれば、わたくしもお風呂にご一緒してたっぷりご奉仕させて頂きたいところなのですが、あいにくこの後やらなければいけないことが多く……わたくしたちは1度実家に戻らせて頂きますわ!」
「そうなの? もう夜だけど……」
「はい!」
 やけに嬉しそうな顔のフラン。

「例のダンジョン報酬の回収のためにいろいろしなきゃいけないんだって~! フランちゃんにありがとうって言うんだよ~♪」
「あぁ……ありがとうね、フラン。それに真世さんもまひるさんも……お手数おかけします」
「いえ、これも妻の役目ですわ! それに、凜音様が命がけで手に入れてくれた物ですから!」
「喜んで貰えたようで何よりだよ! これで少しはお返しできたかな?」
 そう言ったところ、フランの顔が曇ってしまった。変なことを言ったつもりはないんだけど……。

「……画面を通して見ただけですので正確なことは言えませんが……あの巨大なミスリルだけでも莫大な富となりますわぁ~……それに比べたらわたくしの差し上げた指輪なんて石ころみたいなものですの……」
「そ、そんな事言わないで……俺にとってはかけがえのない物なんだから。すごく役立ってるし」
「……いえ、所詮あれは家に伝わっていた物でわたくしがしたことと言えば……お母様に無理を言って頂戴ちょうだいしたくらいですので……命がけで手に入れてくださった物などとは比べ物に……」

 いかん、さらに落ち込んでる!
 かくなる上は……!

「じゃあさ! あのミスリルでフランや真里愛用の指輪を作ってよ!」
「……えぇ、わかりましたわ」
「俺が頑張って採ってきた物をフランが指輪にしてくれる……これってまさに……」
「――はっ!? 紛れもない共同作業! 愛の結晶! こんなの……こんなの完全におセッ◯スですわぁ~~~! こうしてはいられません! 早く回収しなければ!」
 既に何度もおセッ◯スしてるけどね。さらに言えば加工してくれる職人さんとの3Pでもある。

「いってきますわぁ~~~!」
「いってらっしゃい」

 意気揚々いきようようと家を出ていくフランたちを満たされた気持ちで見送り、残された俺達は……。

「それじゃあ~、今日はママとばぶばぶ共同作業ちまちょうねぇ~♪」
「マ、ママ……? ばぶばぶ……?」
「凛ちゃんはお風呂に1人で入れまちぇんもんねぇ~♪ ママがごしごしちてあげまちゅからねぇ~♡」
「マ――真里愛!? それ以上は――!?」
 いけない! そこから先は闇だッ!



「ばぶばぶ♡ よちよち♡ じょうずにぴゅっぴゅ、できまちゅかぁ~♡」

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