65 / 84
第4章
第65話 1日3食と引き換えに
しおりを挟む
――数日後。
いやこの数日色々大変だった。
突然できた妹――凜花の部屋の準備や学校の転入手続き……は真世さんたちがやってくれたからいいんだけど。
雪さんミコさんへの紹介と同時に初めて会ったときのことを謝らせたり。
買い出しに一緒に行った時なんか俺に声をかけてくる人に威嚇するのを宥めたり……。
まぁ今は学校に行っているのでとりあえずは落ち着いて次の問題に取り掛かろうとしよう。
「真里愛」
「んん~? なぁに、凜ちゃん♪ ムラムラしちゃった~?」
相変わらず例のメロンパンを頬張りながら下着姿でゴロゴロしてる真里愛に声をかける。
「聞きたいことがあるんだけど」
「……ちょうどよかったわ。私も言いたいことがあったの」
正座をして、いつになく真剣な顔をする真里愛。代わりと言っては何だが、お腹が弛んでいる。以前よりも。
「凜ちゃんって、ちょ~っと流され過ぎだと思うの! 凜花ちゃんのときだって――」
カッチーン!
「お前が言うなぁーーー!!!」
「きゃあ♡」
……。
……。
……。
「あひっ♡ あひっ♡」
「……」
やってしまった……紀伊国製菓の時や、今回の件も真里愛がこっそり手引してたりなんだりで……つい感情のままに真里愛を……。
「おやおや、凜音様――凜音ちゃん、いけませんよ」
「真世さん……いつの間に」
「また真里愛様の掌で転がされてしまって……ふふ、そんなところもかわいらしいですね」
「……」
なん……だと……?
「聖母の如き愛で包みこみたい時もあれば、感情のままに激しく貪られたい時もある。そういうことです」
「そんな……!」
「おいで、凜音ちゃん。ママがキレイキレイしてあげまちゅからね~」
吸引力の変わらない、ただ1つの――あんっ。
……。
……。
……。
「真里愛」
「はぁい♪」
「俺の実母のことなんだけど」
「あ~、ね」
ね。
「……あまり言いたくないなぁ」
「……」
凜花の言う通り、俺を捨てて出ていったってことは……真里愛をも捨てて出ていったということ。
聞くことで真里愛を傷つけることにもなるなら、無理に聞くつもりはない。
「そっか」
「え? いいの?」
「え? うん」
「会いたかったんでしょ~?」
「そうだけど、真里愛に無理させてまで聞くつもりはないよ」
「……えへへ~♪ 凜ちゃんって、やっぱり優しいのねぇ~♪ ちゅ~♪」
一瞬目を見開いた後、満面の笑みで抱きついてキスをする真里愛。
これで良かったんだと、彼女を抱きしめながら安堵する。
「……凜ちゃん、今日の夕方一緒に行きたいところがあるの」
「え?」
俺の腕の中で、再び真面目な顔をしてじっとこちらを見てくる真里愛。
「……わかったよ」
彼女がそんな顔をする時は――。
◆◇◆◇◆◇
「ここだよ」
「え? ここって……誰の部屋?」
連れてこられたのは、自宅のビル6階。つまり誰かの個室になるんだけども……。
「ささ、入って入って~♪」
「わわっ、押さなくても――え?」
「ごゆっくりぃ~♪」
俺だけ部屋に押し込み、そして外側から扉の鍵を閉めて去ってしまった真里愛。
後ろを、つまり扉の方を呆然とした面持ちで眺めることしかできない。内側から鍵が開けられないようになってるし。
「な、なんだってんだ……ん?」
扉の上、デカデカと看板のようなものがかけられてあり、そこにはとある文字が刻まれていた。
『種付けしないと出られない部屋♡』と。
「真里愛この野郎!」
知ってたよ! 真里愛がまじめな顔してる時は大抵ろくでもないことを考えてるってことは!!!
「あらぁん♡ かわいい坊やねぇん♡ いらっしゃぁ~い♡」
「その声は……紀伊国、杏子さん……」
部屋の中の方を向くと、ベッドの方に横になっていた杏子さんと目が合う。まさか再び彼女に売られるとは思いもよらなかった。
「うふふ♡ 今日は思いっきりかわいがってあげるからぁん♡ お姉さんの中にぃ、たぁ~くさんピュッピュッ♡ しちゃってねぇ~ん♡」
「……とりあえずその喋り方をやめろ」
しかし……何ていうか、こう……イライラする。下半身が。
目の前にいる一糸纏わぬ女性をめちゃくちゃにしたいという気持ちが止まらないッ!
「ね、難しいことは考えないでね? 好きにしていいのよ♡」
「――ッ!?」
M字に開かれ、あらわになったソコは……既にドロドロのグチャグチャで淫靡に香って――。
「ヌグァァァッ!」
「んあぁっ!? やっべ♡ でかっ♡ 愛空産んだときよりも……やべっ♡ やっべ♡ んぉおおおほぉぉ~~~♡」
……。
……。
……。
「……」
「……あへっ♡ あへぇ~……♡」
「……またしても……あのアロマか……」
どうりでいやらしい香りがプンプンすると思ったぜ……。
いやこの数日色々大変だった。
突然できた妹――凜花の部屋の準備や学校の転入手続き……は真世さんたちがやってくれたからいいんだけど。
雪さんミコさんへの紹介と同時に初めて会ったときのことを謝らせたり。
買い出しに一緒に行った時なんか俺に声をかけてくる人に威嚇するのを宥めたり……。
まぁ今は学校に行っているのでとりあえずは落ち着いて次の問題に取り掛かろうとしよう。
「真里愛」
「んん~? なぁに、凜ちゃん♪ ムラムラしちゃった~?」
相変わらず例のメロンパンを頬張りながら下着姿でゴロゴロしてる真里愛に声をかける。
「聞きたいことがあるんだけど」
「……ちょうどよかったわ。私も言いたいことがあったの」
正座をして、いつになく真剣な顔をする真里愛。代わりと言っては何だが、お腹が弛んでいる。以前よりも。
「凜ちゃんって、ちょ~っと流され過ぎだと思うの! 凜花ちゃんのときだって――」
カッチーン!
「お前が言うなぁーーー!!!」
「きゃあ♡」
……。
……。
……。
「あひっ♡ あひっ♡」
「……」
やってしまった……紀伊国製菓の時や、今回の件も真里愛がこっそり手引してたりなんだりで……つい感情のままに真里愛を……。
「おやおや、凜音様――凜音ちゃん、いけませんよ」
「真世さん……いつの間に」
「また真里愛様の掌で転がされてしまって……ふふ、そんなところもかわいらしいですね」
「……」
なん……だと……?
「聖母の如き愛で包みこみたい時もあれば、感情のままに激しく貪られたい時もある。そういうことです」
「そんな……!」
「おいで、凜音ちゃん。ママがキレイキレイしてあげまちゅからね~」
吸引力の変わらない、ただ1つの――あんっ。
……。
……。
……。
「真里愛」
「はぁい♪」
「俺の実母のことなんだけど」
「あ~、ね」
ね。
「……あまり言いたくないなぁ」
「……」
凜花の言う通り、俺を捨てて出ていったってことは……真里愛をも捨てて出ていったということ。
聞くことで真里愛を傷つけることにもなるなら、無理に聞くつもりはない。
「そっか」
「え? いいの?」
「え? うん」
「会いたかったんでしょ~?」
「そうだけど、真里愛に無理させてまで聞くつもりはないよ」
「……えへへ~♪ 凜ちゃんって、やっぱり優しいのねぇ~♪ ちゅ~♪」
一瞬目を見開いた後、満面の笑みで抱きついてキスをする真里愛。
これで良かったんだと、彼女を抱きしめながら安堵する。
「……凜ちゃん、今日の夕方一緒に行きたいところがあるの」
「え?」
俺の腕の中で、再び真面目な顔をしてじっとこちらを見てくる真里愛。
「……わかったよ」
彼女がそんな顔をする時は――。
◆◇◆◇◆◇
「ここだよ」
「え? ここって……誰の部屋?」
連れてこられたのは、自宅のビル6階。つまり誰かの個室になるんだけども……。
「ささ、入って入って~♪」
「わわっ、押さなくても――え?」
「ごゆっくりぃ~♪」
俺だけ部屋に押し込み、そして外側から扉の鍵を閉めて去ってしまった真里愛。
後ろを、つまり扉の方を呆然とした面持ちで眺めることしかできない。内側から鍵が開けられないようになってるし。
「な、なんだってんだ……ん?」
扉の上、デカデカと看板のようなものがかけられてあり、そこにはとある文字が刻まれていた。
『種付けしないと出られない部屋♡』と。
「真里愛この野郎!」
知ってたよ! 真里愛がまじめな顔してる時は大抵ろくでもないことを考えてるってことは!!!
「あらぁん♡ かわいい坊やねぇん♡ いらっしゃぁ~い♡」
「その声は……紀伊国、杏子さん……」
部屋の中の方を向くと、ベッドの方に横になっていた杏子さんと目が合う。まさか再び彼女に売られるとは思いもよらなかった。
「うふふ♡ 今日は思いっきりかわいがってあげるからぁん♡ お姉さんの中にぃ、たぁ~くさんピュッピュッ♡ しちゃってねぇ~ん♡」
「……とりあえずその喋り方をやめろ」
しかし……何ていうか、こう……イライラする。下半身が。
目の前にいる一糸纏わぬ女性をめちゃくちゃにしたいという気持ちが止まらないッ!
「ね、難しいことは考えないでね? 好きにしていいのよ♡」
「――ッ!?」
M字に開かれ、あらわになったソコは……既にドロドロのグチャグチャで淫靡に香って――。
「ヌグァァァッ!」
「んあぁっ!? やっべ♡ でかっ♡ 愛空産んだときよりも……やべっ♡ やっべ♡ んぉおおおほぉぉ~~~♡」
……。
……。
……。
「……」
「……あへっ♡ あへぇ~……♡」
「……またしても……あのアロマか……」
どうりでいやらしい香りがプンプンすると思ったぜ……。
4
あなたにおすすめの小説
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
異世界帰りのハーレム王
ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。
で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか?
異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕!
異世界帰りのハーレム王
朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
転生?したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる