男女比1:10000の異世界に転生、『絶倫』スキルで世界を救う~金と女とダンジョン配信~

ハムうさ

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第4章

第72話 性癖公開プレイは免れた

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 その後も順調に攻略を進めていく。
 途中で複数体同時に出ても、問題なく凜花の鎖は機能しているようで、これなら問題ないだろう。

「ん~、どうしよっかなぁ~……」
「どうしたんだ、凜花」
 もうすぐボス部屋というところ、凜花が指をほほに当てながら何かを考えるような仕草しぐさをしている。

「もちろん、お兄ちゃんの秘密を公開するタイミングだよっ!」
「あ、はい」
 深刻そうな顔をしていたから気になったけど、どうでもいいよ。何なら最後まで忘れててくれても。

 【今でしょ! (10000円)】
 【確かに難しいですね。最後まで引っ張って大した事ない秘密だと反感を受けますし (10000円)】
 【大した事ない秘密なんてないわ。知らないことが1つでも知れるなら応援するのみだわ (10000円)】

「そうだよねぇ~……よし、ボス部屋の前で言うことにするぅ~!」
「それがいいかもねっ☆ 気になりすぎてボス戦で集中できないとかもあるしっ!」
 あるか? そんなこと。

「そこを曲がったらボス部屋。さぁ、どんな秘密か教えて」
「よぉ~し、今日は初めてだからサービスしちゃうよぉ~!」

 嫌な予感がする!

「お兄ちゃんの好きなプレイはぁ~、バ――」
「やめろぉぉぉ!!!」
 全力で凜花の口をふさぐ! それだけは……それだけはいけない!

 【『バ』何!? (10000円)】
 【教えて! 教えてぇぇぇ! (10000円)】

「凜花! ちょっとくらい大目にみるけども! さすがにそれはアカンて!」
「え~? でもぉ、結構盛り上がってるよぉ~?」

 【『バ』ブバブ赤ちゃんプレイね♪ 私に任せて♪ (10000円)】
 【いやいや、『とうされながらいじめられたいってことだろ? いいぜ! (10000円)】
 【これだから脳筋は……『罵』倒しながらいじめ抜きたい、ですよね? いいでしょう (10000円)】
 【『バ』ックでけもののように思いっきり……そんな壊れちゃうぅ! (10000円)】
 【『バ』○ブで2穴……ダメ、私の穴は凜きゅん専用なの! (10000円)】
 【いやいや、凜きゅんがれられる方……いいね! (10000円)】

 ひどい。

「ほらぁ♡」
「他ので頼むって!」
「だったらぁ~――ならいい?」
「………………わかった」
 耳元でこっそり確認してくれる凜花。最初っからそうして欲しいし、最後に耳をめるのはやめて欲しい。

「それでは発表しま~すぅ! お兄ちゃんのぉ~……」
「……(ゴクリ)」
「……(そわそわ)」
 何でミコさんたちまで固唾かたずを飲んで見守ってるの。

「女性の好きな仕草はぁ~! 『髪の毛をゆわうところ』でぇ~す!」
「……」
 恥ずかしいっ!

 【普通だな (10000円)】
 【普通だね (10000円)】
 【普通だわ (10000円)】

「正直期待ハズレも良いところ。おっと、髪の毛が鬱陶うっとうしいな~」
「ねーっ! もっとすごいの期待しちゃったっ! あ、ボス戦前に髪の毛結び直そっと」

 雪さんが長くサラリとした髪をまとめ、ポニーテールのようにして結ぶ。その際に上げた腕からチラリとのぞく――いかんいかん。
 ミコさんが既に結んでいたサイドテールをほどき、手櫛てぐしで整えた後に再び結び直す。その際に上げた腕からチラリと覗く――こほんこほん。

「実はですねぇ~、この話には続きがあるんですが! それは次回以降のお楽しみってことでぇ♡」
 ねぇ、何で凜花はそこまで知ってるの? まだ誰にも言ったことないんだけど……。

 【次は頼むぞ! (10000円)】
 【あら、気が付かなかったのですか? 今の仕草……ふふ (10000円)】
 【え!? なになに!? (10000円)】

 このままじゃまずい……既にまずいかも知れないけど……まずい。

「ぼ、ボス部屋だから……ボス倒さなきゃだから……」
「はぁ~い!」
 既に激しい戦いを終えた俺とは対象的に、とても元気な声を上げる凜花。

「ほらっ! シャキッとするっ☆」
「油断は命取り」
「くっ!」
 その通りだけど……その通りなんだけどぉっ!

「……それじゃあ、ボス部屋オープン!」
「わぁ! 牛さんがたくさんっ!」
 部屋の中には20……いや、30匹ほどのミノタウロスが!

「ちょっ! 難易度上がり過ぎじゃない!?」
「『落ち着いてくださいペン! ほとんどがランクC、通常のミノタウロスですペン!』」
 むむ、よく見ると確かに一回り大きさが違うな。筋肉も張りがない気がする。

「『奥の方に見える3体がハイミノタウロスですわペン!』」
「なるほど……とは言えさすがにキツイな」
 これほどの相手、骨が折れるどころじゃあない。

「ぶもっ? ぶもぶもっ!」
「ぶもももっ!」
 おっと、気付かれてしまった。周囲のミノタウロスの視線が奥にいるハイミノタウロスに注がれる。

「――ブモォォォ!!!」
「ぶもっ!」
「ぶぅぅもぉぉっ!」
 そのハイミノタウロスが大きくえた瞬間、全員がこちらをにらみ、その場で助走するように足を動かす!



「よぉ~し、次の私の力をみせてあげるっ!」
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