外務省夢叶える課［～幻の、政党戦争～。比較的、平和主義の仮想フィクション物語］です。

エピソード3

「１億人も人がいるのに、どうやってこの少数で回しながら、各省庁と調整する人件費出すんだ..。意味がわからない..。」
「探偵が公務員をやることかもしれない、そんなことを繰り返し言っているようにしか聞こえない..。」
「政策に期待を寄せるには省庁の人間じゃない、政治家の人間だ..いくら支持が増えても実行性に欠ける..。」



「皆さん、の願いを叶えるにはお金が掛かります。事象によって、支払う金額は違うでしょう、それに成功報酬で１５００万円以上、の収入が得られた場合、その一割を税金と機密と共にお払い頂く。..全ての事項において機密を守らなかった場合、罰則を持たせます。もちろん、外務省の皆さんはそれほどの機密を国民の皆さんに提供することはないと思いますが..。そこは自信をもって国民のみなさんの声を聞きたい、そうやってしゃべりながら国民のみなんさんの声に答える政治、願いの党はこれをやっていきたい、官僚と政治、国民の声、皆がみんな納得する政治を目指す、これが願いの党の公約です。是非、是非。国民の皆様の声を願いの党、願いの党に..。」



　「夢叶え政策を外務省で・・。」

　「出来高制ということか・・。」


　「１５００万以上で、出来高プラス１５０万・・。」


　「こういった詐欺が増えそうだな・・。」
　「しかし、この人数でどうやって対応していくんだ？」



　「実現するのに一苦労とは、選挙戦も厳しいな・・それを訴えていくのが政策なんだから。」

　先輩は言った。




　その翌日、新しい指針が午後５時に示された・・。もちろん、与党の快和党からは厳しい応酬だ・・。





　「夢叶え政策は、外務省に出向している皆さんも該当にさせます。そして、その知識に応じた対応を一人の担当者ではなく、複数で、なおかつそれを管理、観察する機関を設けます。改革ではない、きちっとした確実性のあるもの、それを提供したいのが願いの党の、願いです。」