外務省夢叶える課［～幻の、政党戦争～。比較的、平和主義の仮想フィクション物語］です。

エピソード11

「全国、ましてや、海外からの相談、そして、この国に滞在している外国人への対応、そして、官が直接的利益の生める政策・・。」

「法律の議論を完璧に公開しなければ、この政策はできない・・。」

「本部を置くという、外務省にもある程度時間が置けるということですよね。」

「世の中に法律があってよかった・・。」

「田地場事務次官が今、地方議員の県議会を周っています・・。」

「やはり、官民一体政策において、人数が足りない状況を数日まで現職だった事務方トップの政党で勉強会を行っているのでしょうか？それとも、野党勢力として、政策を早めに切り上げたい、その考えの元、野党勢力として動かれているのでしょうか？」

　「まあ、今までの勤続から考えれば国民の理解はしっくりこないですけれど、政党は政策のことについて言葉が言えるということです。地方議員を周り、今回の新政党を発足することで野党だけではなく、夢叶え政策に否定的な与党議員の入党も考えている・・。」

　「やはり、官として政治と戦ってきた人物です。国民だけではなく、議員の意見の違いや、不安、不満などを、政局として、上手く運営できる力を持っている・・。」

　「願いの党もこの動きには驚きを隠せないのが本音でしょう。入閣の喜びと同時の発表で、願いの党からすれば外務省の職員の内閣による事実上の、更迭です。」

　「これは、厳しい政権運営にさらに願いの党の当選議員の力が問われる・・。そんな国会運営に注目しなければいけません。本当に国民の願いに答える政党なのか・・。それが問われる国会となるでしょう。」

　「なるほど、夢叶え氏の入閣の喜びだけではないということですね。」

　アナウンサーは言った。


 「この度、外務省の各都道府県の出向組、各２名を招集し、その法案成立時のまとめ役として、緊急にマニュアル作成、リーダーの決定を行う。」

　「たった、３か月の議論で通して、半年後に施行・・。」