外務省夢叶える課[~幻の、政党戦争~。比較的、平和主義の仮想フィクション物語]です。

さとなか達也

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エピソード16

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 俺は思っていた・・。


 そして、正式に法律が議会を通り、世論の一番の盛り上がりは国会の場の中で一番のピークを迎えた。無論、それを外務省や警察、司法関係が同じようにやろうなどとは全く考えていなかった・・。やはり、夢叶え氏もこの法案を通すことに意義があったらしい・・。法律が通った以上、その法律に意義を持って対応することは、求められる仕事だ。そこを崩すことも持たなかった・・。

 政策の概要が理解しやすいため、その後の環境変更についても、随時、適宜の意義が上がり、国会において、法務省事務次官が説明に当たり、司法の裁判所に正式な手続きを踏んでいることを、国会において答弁したのがかなりの決め手であったろう・・。

 憲法上の規制にも当たらないため、やはり、政策実施へのステップは思ったよりも、課題が見直され前向きに向かう、法案だった・・。

 外務省では、つい先日、公布された、法律を、法案とまだ呼んでいた・・。実施作業に入っているという、他の省庁の指摘もあったが、それ以上に、法案の持つ、概念によって、必ずしも、公務員は夢叶え政策に仕事をして関わること以外に関わることもない・・。また、合同省庁会議においても、関係性のない省庁の職員には、その内容自体が、控えさせられていた・・。

 その分、役所への問い合わせが多くなっていることが連日、話題になっていた。無論、政策が行われないこともあり、外務省としては、対応しない決まりになっているが、報告は聞いていた・・。


 もちろん、俺もそれを記録している・・。

 「役所は、願いを聞いてくれなかったり、政策に関係なしに業務を行うのか・・。」などと、言う意見があり、法律と福利厚生の合致にどういう意見が出てくるか、そのタイプは様々という情報が集められていた・・。


 その相談内容と数で、この政策の安全な行いができるか、法律専門家が、多くの官僚を集め、毎日、勉強会が行われていた・・。

 無論、法律を管轄する法務省は通ったばかりの法律を評価するのは異例の例になるため、これらのデータを公安調査庁、警視庁と共に、その弱点の情報収集を行っていた・・。これは法律で守ることのできる範囲内だった・・。 
「最初の、夢叶え政策は、対応の数により、抽選・・。」

「やはり、都会に集中していますね。」
「そんなことより、地方でこの政策で裏金が行われないか心配だ・・。」
「都内の、記録から、暴走する願いが起こることは想定済みだが、地方での場合、それがきかなくなる・・不正な金銭譲受が行われる可能性がある・・。」
「その意見のぶつかり合いで、民意が分かれれば、憲法、法律、治安の統制させも暴走しかねない・・。」

「抽選に一つ、工夫を入れるということですか?」

「履歴書と一緒だよ、夢叶え政策の申請者の主な、願いの内容で、対応できればよし、でなければ、却下・・。」

「官僚の権力拡大では?」

「政策は政治で決まり、改良は官が、助言する。」

「でなければ、最初から意味が無くなってしまう・・。」

「原因はきっと他にある・・。その直接的なことを12時間、24時間、72時間話し合っていたら、この省は警察になってしまう・・。」

「その記録でさえ、他国に情報がいけば、他の貿易の交渉などに支障が出る・・。」

「やっと、海外から注目を浴びるという報道が出ている・・。」

「本来、民意は議員に委ねられる・・。」

「なるほど、法務省と外務省の連携と、民間である、弁護士さん、そして、それを評価として、政府がこの政策について責任を取る・・。」

「これが外務省夢叶え課のコンセプトの一つだ・・。」

「大体、地元の癒着何て、暴いていたら、その国の評価に繋がり、自国の不正で、国際戦争が起きる可能性を何度も話し合ってきた・・。」

「法務省、外務省とも、苦肉にも、表に出さず件を解決してきた・・。」

「矛先を外務省に向かわせるわけにはいかない・・。」

「これは国内政策だ・・。」

「海外交渉は直接的には、上の上だ。前例もない・・。」


「そこから答えを出せば必ず、評価は上がる・・。」


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