外務省夢叶える課［～幻の、政党戦争～。比較的、平和主義の仮想フィクション物語］です。

エピソード21

　「いやあ、人生関わる仕事か、自分の責任なるかのどっちかだな、この仕事は・・。」
　「いいじゃないですか、３組目まで上々、自分達の班は、後一組で初日、終えるんですから。」
　「まっそうだな。」
　早くも休憩が終わり、書類と記録整理をして、本日、最後の相談を受ける・・外務省夢叶え課職員、第３班。
　場所は不思議なことに、警察署内・・。外では多くの職員が、取材陣がかぎつけ質問をしていないかチェックをしている・・。
　こりゃ大変だな。
　俺は思っていた・・。
「それでは、政策の趣旨に合った願いをお聞かせください..。」
(いやあ、４組目まで仕事をして記録するなんてかなり珍しい..。)
事前書類だと、５０代女性..結婚歴なし..。収入が年１０００万の富裕のキャリアウーマン..。
「公務員の方と、結ばれたいんです」
 (..。)
「..。」
(ついに恋話が..重要要人の結婚相手を任される仕事を一般人に..。)
「ご結婚..。」
(..。)
「事前のお話ですと結婚歴なしと。」
 「自分の職業柄、資産を使うものではないと、いう下で働いてきました..。」
「なるほど。確かにそういう職業もありますよね..。」
「しかし、母も亡くなり、父も亡くなり、妹は孫が産まれそう..。」
「私自身、仕事は続けたい..いい仕事ですから..でも、資産を残したい..。」
「今さら、お金を使う感覚は他人がやるものとと思っていました..。」
「見るまえ、行く前、行った後、全てお金の記録が残っています..。」
「物価は下がっているように見えますが、それは国内、海外の人口、
需要で何とかまかなっています..。」
「ただでさえ、そんな状況なのに、企業は不正に溢れている..。」
「なるほど。」
「外務省の方を紹介してほしいとは思っておりません..。」
「言語も違えば、その中で何とか通すものも必要だと思われます..。」
「しかし、仕事を長年やって、家族を離れた人も多いと思います..。」
「経済的なご職業で？実際..んー。」
　担当者は少し迷っていた..。
「そういう流れは実際あると思います..。」
「もちろん、職場結婚の多い時代です..。公務員の方々も、そういう流れはおわかりだと思います。」
「しかし、報道の通り、公務員の本政策の利用はできないのです。お分かりのように。」
「そのため、誰かがお願いをして、結果的に、公務員の政策の利用となった場合問題になります..。」
「しかし、今回の紹介で、公務員が自由である個人的案件についての問題が先ほどの通りに当たらないならば、..。」
「ご紹介は可能です..。」
「ただ、その場合だと色々問題がありまして、..書類や、席の設け方など、お分かりのように、マニュアルはあっても、実際に行うのは初めてです..。」

「こちらとしても、慎重に進めたい..。」
「わかりました。」

(よし、４組目も終了..。初日は終了..。)