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聖夜3.
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「一花さん」
聞き慣れた声で名前を呼ばれて一花は足を止めた。でも、振り返りはしなかった。
待つまでもなく、声の主が横に立つ。
「僕も帰るので途中まで一緒にいいですか」
「……別にいいのに、送らなくても。せっかくだから皆ともっと楽しんだらいいのに」
ぼそっと言ったが、榛瑠は横に並んで歩きだした。
「僕も明日仕事ですからね、もう帰ります」
そっか、と呟いて一花は黙る。クリスマスの電飾で通りは明るかった。駅まで続くメイン通りはいつもより人も多い気がする。
何気に空を見上げると、曇ってもいないのに、ぬめっとした暗い夜空があるばかりだった。
一花はどこかにこの空と同じような心の重たさを感じたまま黙って歩いた。隣をやはり黙って榛瑠が歩く。
パーティーは楽しかった。他の皆も、榛瑠も楽しそうだった。でも……。
……もし、榛瑠とただの友人か幼馴染だったら、こんな心の重さは持たなくて済んだのだろう。吹子様や他の人のように。
今の彼でいけないことは本当は何もないのだから。
「ここは空が暗い街ですね」
不意に榛瑠が言った。視線が上を向いている。吐く息がうっすらと白く見える。
「……いいのよ、代わりに地上が明るいんだから」
そう、一花はぶっきらぼうに答える。
店や、樹々の電飾や街灯の偽物のような光で昼間のようなんだから。
そうだね、と言って榛瑠も黙る。
一花は感じ悪いな、私、と思いつつ、正直もうどう距離をとっていいか、すっかりわからなくなっていた。
駅に近づくとますます人が多くなった。駅前の広場に華やかに飾り付けられた大きなクリスマスツリーがあって、その天辺に金色に光る大きな星がつけてあるのが見えた。
別れる場所が近づいて、どこかほっとするような、なんだかもどかしいような気がした。
と、またしても唐突に榛瑠が言った。
「実は、あなたにクリスマスプレゼントを用意したのですが……。受け取って貰うのは難しいかな」
一花は思いもよらない言葉に足を止めて隣の男の顔を見上げた。
「え? なんで?」
「なんでと言われても、クリスマスだし」
榛瑠は笑いながら言った。え? え?
「私、何も用意してないよ?」
「そういうことじゃないから」
「でも……」
一花は下を向いた。今の彼から何かを貰うのって……。例えば無くなってしまうような食べ物なんかでも、なんだかシンドイ。
「無理なのわかったからそんな顔しないで。口にしない方が良かったね、すみません。ただ、いろいろ迷惑かけたしと思っただけなんです。気にしないで」
「……ごめんなさい」
いいですから、と彼は微笑んだ。きっと傷つけている。わかっているのに。
わかってて、拒否してしまう、という甘え方をしていると一花はちらっと思う。
でも、取り消す気にはなれなかった。代わりに取り繕うつもりで言った。
「できればあまり気を回さないで下さい。大体、考えてみれば今までもあなたから何かプレゼントされたことなんてなかったし。形見の指輪はもらったけど」
「何にもなかった?」
「うん。でも、マンションに行くといつも食事作ってくれたりとか色々してくれたから……。正直、今の今までそのことに気づいてなかったわ」
一花は自分で言ってクスッと笑ってしまった。本当に気づいてなかった。
「あなたに贈り物って難しいですからね。ご自分で大概のものは手に入れられるでしょうし」
「そうね、わたし、物欲あんまりないし。でも……」
一花は暗い空を見上げながらわざと明るい声を出した。
「ふつうに女の子としてなんかもらっといても良かったな。物より思い出っていうけど、物だって思い出だものね」
「今ここにありますよ?」
「いらないわ」
一花は笑って言った。肺に冷たい空気が入ってくる。そういえば、手が冷たいと気づく。
「ごめんね。私、思ったよりひどい人みたい」
「そのようですね」
そう言った榛瑠も、微笑んだままの表情は変わっていないように見えた。
一花は自分の中の冷たい部分を見る。傷つけていることが嫌じゃない自分を。仕返しをしようとしている自分を。
代償は嫌われること。もう、取り返しがつかないくらい嫌ってくれればいいのに。
「でも全く彼……って記憶をなくす前の僕のことですが、彼があなたに全く贈り物をしないつもりだったわけじゃないみたいですよ」
「え? 今持ってるものがそれ?」
「……いえ、これは違います」
彼の顔から一瞬笑みが消え、明らかに失敗したというような苦々しい表情がよぎった。
そんな見たことのない表情が、一花の胸を泡立たせた。
「なに?」
一花は足を止めて榛瑠を見上げた。
「それ、なんだったの?」
榛瑠は一花を見つめると抑揚のない声で言った。
「……指輪です。プラチナでできたペアリングです」
ペアっていうことは、榛瑠は自分の分も用意したんだ。自分もつけるつもりだったとしたら、きっとシンプルなデザインの……。待って、それってもしかして……。
一花の脳裏に銀色の二つの指輪のイメージが浮かんだ。
「……それ、家にある?」
榛瑠は小さくため息をつくと言った。
「いいえ。今の僕には必要がないのでありません」
一花は目の前の男をマジマジと見た。それから背を向けると足早に歩き出した。
「一花さん!」
後ろから榛瑠が呼ぶ声が聞こえた。だが、一花は無視した。
ペアの指輪。それってきっと、結婚指輪だったんじゃないの? 少なくとも、その約束の意味をこめたものじゃないの?
泣きそうで唇を噛んだ。
もういいい、嫌ってくれなくても。私が今度こそ嫌ってやる。
なんで捨てちゃうの? ねえ、どうして?
どうしてそんなものまで用意して、それなのに私のこと忘れちゃうの? どうしてよ? 榛瑠のばかっ!!
通りは、自分とはなんの関係もないクリスマスの灯りがキラキラしている。
目の前のそんな風景が滲む。もう少しで涙が落ちそうになった時、後ろからもう一度名前を呼ばれ肩を掴まれた。足が止まる。
一花は振り向かなかった。ただ声が震えないようにゆっくり呼吸をして、そして言った。
「離して」
「嫌です」
榛瑠が一花を後ろから抱きしめた。でも、気持ちは揺らがなかった。
「離しなさい。あなたにこんなふうにしてもらいたくない」
「嫌です。別に謝るつもりもない」
じゃあ、何よ! と叫びそうになった一花の首にキラッとしたものがかけられた。
「あなたは自分のことをひどい人間だと言ったけど、僕もひどい人間なんですよ。あなたが捨てたくてもできない人だってわかった上で、嫌がっているものを首につけるくらいには」
それは星の形をした、小さなダイヤのついたネックレスだった。
「偽物の星です。……似合いでしょう? 僕もあなたにとっては偽物でしょうから」
「え、あ……」
一花は声が出なかった。俯いて首元の星を見る。そっと器用に首の後ろでネックレスの金具が閉じられるのを感じる。
泣きそうだった。何が腹立たしいのか、悲しいのか、もはやわからなかった。
「怒ってもいいから、泣かないで」
榛瑠が後ろから言った。耐えられないくらい優しい声で。
それから後ろ首にそっと唇が触れたのがわかった。一花は息を止めて目をつむる。
榛瑠の低い声が耳元でした。
「おかしいでしょう? 自分で自分に嫉妬してるなんて」
え? なに?
意味がわからず一花はその場で立ち尽くした。はっと気づいて振り返ると、人混みの中を去っていく金色の髪が見えた。
自分のことを偽物だと言った人が。
一花の視界がぼやける。大きく息を吸って空を見上げると、やはり本物の星を見ることは無くて、代わりにツリーの上の金色の星が滲んで目に入った。
ツリーの周りにも沢山のカップルがいる。みんな寄り添って幸せそうにみえる。このうちどれだけが明日の朝も幸せだろうか、そう一花は思った。
愛しているという言葉が今夜どれだけ囁かれ、それが終わらないのはどれだけだろう。
でも。わかってて、でも、言うのだろう。
通りは作られた灯りであふれている。根のない木には沢山のオーナメントがキラキラしている。
涙が溢れた瞳にそれはますます綺麗にうつる。
みんな欲しくて堪らないのだ。何かを手に入れたくて、堪らなくて、そして偽物が溢れだす。
夜に昼が、木の上に星が、恋人には愛が。
そしていつかの、大切な何かを夢みている。
一花は胸にかけられた偽物の星を握った。
どうか、愛しい偽物たちに祝福を。
――Merry Christmas
聞き慣れた声で名前を呼ばれて一花は足を止めた。でも、振り返りはしなかった。
待つまでもなく、声の主が横に立つ。
「僕も帰るので途中まで一緒にいいですか」
「……別にいいのに、送らなくても。せっかくだから皆ともっと楽しんだらいいのに」
ぼそっと言ったが、榛瑠は横に並んで歩きだした。
「僕も明日仕事ですからね、もう帰ります」
そっか、と呟いて一花は黙る。クリスマスの電飾で通りは明るかった。駅まで続くメイン通りはいつもより人も多い気がする。
何気に空を見上げると、曇ってもいないのに、ぬめっとした暗い夜空があるばかりだった。
一花はどこかにこの空と同じような心の重たさを感じたまま黙って歩いた。隣をやはり黙って榛瑠が歩く。
パーティーは楽しかった。他の皆も、榛瑠も楽しそうだった。でも……。
……もし、榛瑠とただの友人か幼馴染だったら、こんな心の重さは持たなくて済んだのだろう。吹子様や他の人のように。
今の彼でいけないことは本当は何もないのだから。
「ここは空が暗い街ですね」
不意に榛瑠が言った。視線が上を向いている。吐く息がうっすらと白く見える。
「……いいのよ、代わりに地上が明るいんだから」
そう、一花はぶっきらぼうに答える。
店や、樹々の電飾や街灯の偽物のような光で昼間のようなんだから。
そうだね、と言って榛瑠も黙る。
一花は感じ悪いな、私、と思いつつ、正直もうどう距離をとっていいか、すっかりわからなくなっていた。
駅に近づくとますます人が多くなった。駅前の広場に華やかに飾り付けられた大きなクリスマスツリーがあって、その天辺に金色に光る大きな星がつけてあるのが見えた。
別れる場所が近づいて、どこかほっとするような、なんだかもどかしいような気がした。
と、またしても唐突に榛瑠が言った。
「実は、あなたにクリスマスプレゼントを用意したのですが……。受け取って貰うのは難しいかな」
一花は思いもよらない言葉に足を止めて隣の男の顔を見上げた。
「え? なんで?」
「なんでと言われても、クリスマスだし」
榛瑠は笑いながら言った。え? え?
「私、何も用意してないよ?」
「そういうことじゃないから」
「でも……」
一花は下を向いた。今の彼から何かを貰うのって……。例えば無くなってしまうような食べ物なんかでも、なんだかシンドイ。
「無理なのわかったからそんな顔しないで。口にしない方が良かったね、すみません。ただ、いろいろ迷惑かけたしと思っただけなんです。気にしないで」
「……ごめんなさい」
いいですから、と彼は微笑んだ。きっと傷つけている。わかっているのに。
わかってて、拒否してしまう、という甘え方をしていると一花はちらっと思う。
でも、取り消す気にはなれなかった。代わりに取り繕うつもりで言った。
「できればあまり気を回さないで下さい。大体、考えてみれば今までもあなたから何かプレゼントされたことなんてなかったし。形見の指輪はもらったけど」
「何にもなかった?」
「うん。でも、マンションに行くといつも食事作ってくれたりとか色々してくれたから……。正直、今の今までそのことに気づいてなかったわ」
一花は自分で言ってクスッと笑ってしまった。本当に気づいてなかった。
「あなたに贈り物って難しいですからね。ご自分で大概のものは手に入れられるでしょうし」
「そうね、わたし、物欲あんまりないし。でも……」
一花は暗い空を見上げながらわざと明るい声を出した。
「ふつうに女の子としてなんかもらっといても良かったな。物より思い出っていうけど、物だって思い出だものね」
「今ここにありますよ?」
「いらないわ」
一花は笑って言った。肺に冷たい空気が入ってくる。そういえば、手が冷たいと気づく。
「ごめんね。私、思ったよりひどい人みたい」
「そのようですね」
そう言った榛瑠も、微笑んだままの表情は変わっていないように見えた。
一花は自分の中の冷たい部分を見る。傷つけていることが嫌じゃない自分を。仕返しをしようとしている自分を。
代償は嫌われること。もう、取り返しがつかないくらい嫌ってくれればいいのに。
「でも全く彼……って記憶をなくす前の僕のことですが、彼があなたに全く贈り物をしないつもりだったわけじゃないみたいですよ」
「え? 今持ってるものがそれ?」
「……いえ、これは違います」
彼の顔から一瞬笑みが消え、明らかに失敗したというような苦々しい表情がよぎった。
そんな見たことのない表情が、一花の胸を泡立たせた。
「なに?」
一花は足を止めて榛瑠を見上げた。
「それ、なんだったの?」
榛瑠は一花を見つめると抑揚のない声で言った。
「……指輪です。プラチナでできたペアリングです」
ペアっていうことは、榛瑠は自分の分も用意したんだ。自分もつけるつもりだったとしたら、きっとシンプルなデザインの……。待って、それってもしかして……。
一花の脳裏に銀色の二つの指輪のイメージが浮かんだ。
「……それ、家にある?」
榛瑠は小さくため息をつくと言った。
「いいえ。今の僕には必要がないのでありません」
一花は目の前の男をマジマジと見た。それから背を向けると足早に歩き出した。
「一花さん!」
後ろから榛瑠が呼ぶ声が聞こえた。だが、一花は無視した。
ペアの指輪。それってきっと、結婚指輪だったんじゃないの? 少なくとも、その約束の意味をこめたものじゃないの?
泣きそうで唇を噛んだ。
もういいい、嫌ってくれなくても。私が今度こそ嫌ってやる。
なんで捨てちゃうの? ねえ、どうして?
どうしてそんなものまで用意して、それなのに私のこと忘れちゃうの? どうしてよ? 榛瑠のばかっ!!
通りは、自分とはなんの関係もないクリスマスの灯りがキラキラしている。
目の前のそんな風景が滲む。もう少しで涙が落ちそうになった時、後ろからもう一度名前を呼ばれ肩を掴まれた。足が止まる。
一花は振り向かなかった。ただ声が震えないようにゆっくり呼吸をして、そして言った。
「離して」
「嫌です」
榛瑠が一花を後ろから抱きしめた。でも、気持ちは揺らがなかった。
「離しなさい。あなたにこんなふうにしてもらいたくない」
「嫌です。別に謝るつもりもない」
じゃあ、何よ! と叫びそうになった一花の首にキラッとしたものがかけられた。
「あなたは自分のことをひどい人間だと言ったけど、僕もひどい人間なんですよ。あなたが捨てたくてもできない人だってわかった上で、嫌がっているものを首につけるくらいには」
それは星の形をした、小さなダイヤのついたネックレスだった。
「偽物の星です。……似合いでしょう? 僕もあなたにとっては偽物でしょうから」
「え、あ……」
一花は声が出なかった。俯いて首元の星を見る。そっと器用に首の後ろでネックレスの金具が閉じられるのを感じる。
泣きそうだった。何が腹立たしいのか、悲しいのか、もはやわからなかった。
「怒ってもいいから、泣かないで」
榛瑠が後ろから言った。耐えられないくらい優しい声で。
それから後ろ首にそっと唇が触れたのがわかった。一花は息を止めて目をつむる。
榛瑠の低い声が耳元でした。
「おかしいでしょう? 自分で自分に嫉妬してるなんて」
え? なに?
意味がわからず一花はその場で立ち尽くした。はっと気づいて振り返ると、人混みの中を去っていく金色の髪が見えた。
自分のことを偽物だと言った人が。
一花の視界がぼやける。大きく息を吸って空を見上げると、やはり本物の星を見ることは無くて、代わりにツリーの上の金色の星が滲んで目に入った。
ツリーの周りにも沢山のカップルがいる。みんな寄り添って幸せそうにみえる。このうちどれだけが明日の朝も幸せだろうか、そう一花は思った。
愛しているという言葉が今夜どれだけ囁かれ、それが終わらないのはどれだけだろう。
でも。わかってて、でも、言うのだろう。
通りは作られた灯りであふれている。根のない木には沢山のオーナメントがキラキラしている。
涙が溢れた瞳にそれはますます綺麗にうつる。
みんな欲しくて堪らないのだ。何かを手に入れたくて、堪らなくて、そして偽物が溢れだす。
夜に昼が、木の上に星が、恋人には愛が。
そしていつかの、大切な何かを夢みている。
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どうか、愛しい偽物たちに祝福を。
――Merry Christmas
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