50 / 86
マチルダの依頼 プレセア暦三〇四八年 ローゼンタール王都学院
しおりを挟む
生徒会長室に至るまでにはいくつもの関門があった。
はじめの関門は学院内でも他に見ないくらい重く厚い扉でできていた。何より両開きの扉が高い。二階まであるようだ。どれほど権威があるのか。
そしてその前で声を出して名乗らねばならなかった。その声に反応して扉が開くのだ。
はじめの扉を通過すると、今度は暗い廊下を真っ直ぐに進んだ。床がなにやら回転していて動いている。下を見ていたら眩暈を感じそうになった。
真っ直ぐに歩くだけで目的の部屋へと誘導する仕掛けのようで、床の動きを意識させないために暗くしているのだと気づいた。
そうして生徒会長室にたどり着いた。
権威のある教授が使うような書斎にマチルダはいた。
「ロアルド・コーネル、参上しました」
「そちらに掛けなさい、ロアルド君」
表情を表に出さないが、姉は少し笑っているとロアルドは思った。
「話は外に漏れないように結界を張ったから普通にして良いわ」
マチルダが言い、二人は長椅子に向き合って腰掛けた。
「もうすぐ体育祭ね、準備はしている?」
「同室の子に毎朝鍛えられています。どうにか飛べるようにはなりました」
「恥をかかない程度にはなれたのね?」
「はい」
墜落する恐怖心はなくなった。スピードが出ない、うまく曲がれないのは課題だ。
「姉上のチームは強そうですね。優勝候補と呼び声高いです」
「どこでそんな声が聞こえるのかしら? 私には聞こえてこないわ」
賭けのオッズが最も低いとは言えない。
「昼休みに中庭をぼうっと歩いていたら聞こえてきたのです。どこの誰がおっしゃったかはわかりません」
「毎年、体育祭の優勝予想で賭け事をする者がいるのよ。何度摘発してもあとをたたない。いくらでも湧いてくる。あなた、やってないでしょうね?」
「僕は、そんなことしませんよ」
「これだけ毎年行われるのは、それだけ娯楽が少ないからだとは思う。首謀者は生徒ではなくて教官ではないかと睨んでいるわ」
「そうなんですか?」
「身分が高い貴族ほど娯楽に飢えていて、賭け事が大好きなの。そして尻尾をつかませない。毎年摘発できるのは一部の生徒たちで、ただのとかげの尻尾に過ぎないわ。それでも今年も取り締まる」
「大変ですね」
「でも壊滅は難しいでしょうね」
「そういうものですか」
「賭け事はまた別の問題を呼ぶ。八百長や妨害工作」
「姉上は狙われる立場ですね。心配です」
「ありがとう、心配してくれて。それなら協力をお願いするわ」
「僕にできることなら」
「あなたのそのお下品な能力で妨害工作を妨害して欲しいの」
「毒をもって毒を制す、ですか」自分で言っていて情けなかった。「でも短い距離でしか使えませんよ」
「良いのよ、それで。どこにでも顔が出せるように実行委員会に入れてあげるから」
「そんな……僕にもいろいろやることがありますし」
「代表が出るような競技には出ないでしょう? 暇よね?」
「はあ……」その通りだった。
「ついでに賭博の尻尾をつかんだらなお良いわ」
それはできない。すでに手は汚れていた。
「さて、お茶にしましょう。せっかくだから他にもいくつか話があるの。こんな機会滅多にないのだし」
「初めてですしね、僕が姉上のところにお邪魔するの」
「私もそう思ったのだけれど、あなた以前来ているわね」
「は?」
「ここを初めて訪れる者には警戒の合図が入るのよ。鐘が鳴るみたいに。あなたは鳴らなかった。一度許可された者の反応よ。今調べたら先日ここへ来た記録があったわ」
「僕は来てませんが」
「私もそう思うのだけれど、学院内の魔法結界のセキュリティはかなり厳重なの。侵入者に対するチェックに間違いないわ。誰かがあなたに化けて侵入したのかしら?」
「その侵入者を姉上は迎え入れたということですか?」
「そんな記憶がないのよね、不思議」
「だったらやはり記録の方が間違いでは? 誤作動とか」
「そうか……そうよね」
それとも誰かの魔法で自分たちは記憶の改竄を受けたのか?
記憶操作の魔法をもつ者は存在する。現にマルセルがそうだ。しかしマルセルがそんなことをする理由は思い当たらない。
「あなたの部屋に一緒に住んでいる子、マルセル。彼はどんな子かしら?」
ロアルドはびくついたことを隠して答えた。「良いやつですよ。温厚で優しい」
「魔法の才能は?」
「凄いです。半端じゃない」
「あなた、見たのね?」
「一緒の部屋ですから嫌でも見えます。はっきり言って姉上でも敵わない」
「そう……なのね」
「でも彼は魔法は無数持っていますが、使うのに慣れていないようです。自分でもそう言ってました。おそらくそんなに使う機会がないのかもしれません。とにかく優しくて良い奴ですよ」
「それなら良いのだけれど、彼はミシャルレ王国からの留学生。異国の留学生は要注意人物として密かに監視されるの。実は彼をロアルドと同じ部屋にしたのはあなたの能力で彼を監視してもらうためよ」
「姉上は寄宿舎の部屋割りまで口が出せるのですか?」
「まあそうね」マチルダは舌を出した。「エゼルムンド帝国からも三年生が二人留学してきたのでジェシカにお願いしたの。そしたら数日で嫌だ!と言われたわ」
「それはまたどうしたのでしょう?」
「男子留学生だから学院内で監視してくれれば良かったのだけれど、あちらから寄ってくるそうよ。どうやら女たらしみたい」マチルダは笑う。「求愛が凄いそうよ」
「想像つかないですね、ちょっと見てみたい気がします」
「だったらロアルドにもお願いするわ。三年生の留学生フランツとロベルトの監視とその能力の把握」
とんだやぶ蛇だった。
はじめの関門は学院内でも他に見ないくらい重く厚い扉でできていた。何より両開きの扉が高い。二階まであるようだ。どれほど権威があるのか。
そしてその前で声を出して名乗らねばならなかった。その声に反応して扉が開くのだ。
はじめの扉を通過すると、今度は暗い廊下を真っ直ぐに進んだ。床がなにやら回転していて動いている。下を見ていたら眩暈を感じそうになった。
真っ直ぐに歩くだけで目的の部屋へと誘導する仕掛けのようで、床の動きを意識させないために暗くしているのだと気づいた。
そうして生徒会長室にたどり着いた。
権威のある教授が使うような書斎にマチルダはいた。
「ロアルド・コーネル、参上しました」
「そちらに掛けなさい、ロアルド君」
表情を表に出さないが、姉は少し笑っているとロアルドは思った。
「話は外に漏れないように結界を張ったから普通にして良いわ」
マチルダが言い、二人は長椅子に向き合って腰掛けた。
「もうすぐ体育祭ね、準備はしている?」
「同室の子に毎朝鍛えられています。どうにか飛べるようにはなりました」
「恥をかかない程度にはなれたのね?」
「はい」
墜落する恐怖心はなくなった。スピードが出ない、うまく曲がれないのは課題だ。
「姉上のチームは強そうですね。優勝候補と呼び声高いです」
「どこでそんな声が聞こえるのかしら? 私には聞こえてこないわ」
賭けのオッズが最も低いとは言えない。
「昼休みに中庭をぼうっと歩いていたら聞こえてきたのです。どこの誰がおっしゃったかはわかりません」
「毎年、体育祭の優勝予想で賭け事をする者がいるのよ。何度摘発してもあとをたたない。いくらでも湧いてくる。あなた、やってないでしょうね?」
「僕は、そんなことしませんよ」
「これだけ毎年行われるのは、それだけ娯楽が少ないからだとは思う。首謀者は生徒ではなくて教官ではないかと睨んでいるわ」
「そうなんですか?」
「身分が高い貴族ほど娯楽に飢えていて、賭け事が大好きなの。そして尻尾をつかませない。毎年摘発できるのは一部の生徒たちで、ただのとかげの尻尾に過ぎないわ。それでも今年も取り締まる」
「大変ですね」
「でも壊滅は難しいでしょうね」
「そういうものですか」
「賭け事はまた別の問題を呼ぶ。八百長や妨害工作」
「姉上は狙われる立場ですね。心配です」
「ありがとう、心配してくれて。それなら協力をお願いするわ」
「僕にできることなら」
「あなたのそのお下品な能力で妨害工作を妨害して欲しいの」
「毒をもって毒を制す、ですか」自分で言っていて情けなかった。「でも短い距離でしか使えませんよ」
「良いのよ、それで。どこにでも顔が出せるように実行委員会に入れてあげるから」
「そんな……僕にもいろいろやることがありますし」
「代表が出るような競技には出ないでしょう? 暇よね?」
「はあ……」その通りだった。
「ついでに賭博の尻尾をつかんだらなお良いわ」
それはできない。すでに手は汚れていた。
「さて、お茶にしましょう。せっかくだから他にもいくつか話があるの。こんな機会滅多にないのだし」
「初めてですしね、僕が姉上のところにお邪魔するの」
「私もそう思ったのだけれど、あなた以前来ているわね」
「は?」
「ここを初めて訪れる者には警戒の合図が入るのよ。鐘が鳴るみたいに。あなたは鳴らなかった。一度許可された者の反応よ。今調べたら先日ここへ来た記録があったわ」
「僕は来てませんが」
「私もそう思うのだけれど、学院内の魔法結界のセキュリティはかなり厳重なの。侵入者に対するチェックに間違いないわ。誰かがあなたに化けて侵入したのかしら?」
「その侵入者を姉上は迎え入れたということですか?」
「そんな記憶がないのよね、不思議」
「だったらやはり記録の方が間違いでは? 誤作動とか」
「そうか……そうよね」
それとも誰かの魔法で自分たちは記憶の改竄を受けたのか?
記憶操作の魔法をもつ者は存在する。現にマルセルがそうだ。しかしマルセルがそんなことをする理由は思い当たらない。
「あなたの部屋に一緒に住んでいる子、マルセル。彼はどんな子かしら?」
ロアルドはびくついたことを隠して答えた。「良いやつですよ。温厚で優しい」
「魔法の才能は?」
「凄いです。半端じゃない」
「あなた、見たのね?」
「一緒の部屋ですから嫌でも見えます。はっきり言って姉上でも敵わない」
「そう……なのね」
「でも彼は魔法は無数持っていますが、使うのに慣れていないようです。自分でもそう言ってました。おそらくそんなに使う機会がないのかもしれません。とにかく優しくて良い奴ですよ」
「それなら良いのだけれど、彼はミシャルレ王国からの留学生。異国の留学生は要注意人物として密かに監視されるの。実は彼をロアルドと同じ部屋にしたのはあなたの能力で彼を監視してもらうためよ」
「姉上は寄宿舎の部屋割りまで口が出せるのですか?」
「まあそうね」マチルダは舌を出した。「エゼルムンド帝国からも三年生が二人留学してきたのでジェシカにお願いしたの。そしたら数日で嫌だ!と言われたわ」
「それはまたどうしたのでしょう?」
「男子留学生だから学院内で監視してくれれば良かったのだけれど、あちらから寄ってくるそうよ。どうやら女たらしみたい」マチルダは笑う。「求愛が凄いそうよ」
「想像つかないですね、ちょっと見てみたい気がします」
「だったらロアルドにもお願いするわ。三年生の留学生フランツとロベルトの監視とその能力の把握」
とんだやぶ蛇だった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる