スナッチ ボクに魔力はありません 王都学院の異端児
コーネル家唯一の男子として生まれたロアルドには生まれつき魔法の才がなかった。使える魔法なし、魔力ゼロ。あるのは意味不明の特性「スナッチ」。その卑怯なチートスキルは温厚で聡明なロアルドだから許されたものだった。
十二歳になったロアルドは父のコネで、三人の優秀な姉が通う王都学院に進学する。
「どろぼうだなんて、ちょっと借りるだけです」
そんなセリフを何度も口にすることになろうとは思いもしなかった。
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