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大歓喜の兄に迫り来る危機
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受付の先生に言われた通り玄関に入り右へ。造りは最近のもので床、天井はタイル、壁はモルタル。玄関の前に手洗い場、水飲み場がある。休み時間、体育で体を動かした後、教室に帰る途中にあると使い勝手が良く最適な場所だと思う。玄関から見て水場を挟み左端に男子トイレ、右端が女子トイレ。俺の教室は向かって右だから、トイレ行く時に女子トイレを覗いて行けるのか! でも話してる女子しか見えないけどな。まぁトイレ掃除担当になれば何かを理由に合法的に女子トイレに入れるな。 まぁそれじゃ意味無いけど。ん? 『何が見たいの? 』って? やめてくれ。それを答えたら俺が変態と間違われるだろ。『犯罪臭がする』と聞こえる気がするが......まぁ......それはああしてこうしてそうしてポイッと投げて。そういえばあの先生、結構美人で可愛いなぁとは思っていたけど『よろしくね! 』と言っているさりげない笑顔でだいぶドキッとさせられてしまった。しかも、胸......大きかったな......。......とか考えてたらもう教室に着いてしまった。黒板に座る場所が書いてある。黒板の前まで行き、確認する。席は番号順なのか。教卓から見て一番左の前から3番目に座り、時間を確認。まだ少し時間あるな。荷物を机に入れるか。家で確認もしたし、一応忘れ物ないかな? ............え? ......課題が......あれ? ......あっ......ぁあぁああぁぁあ! 出して確認した後入れたつもりで入れてなかった!! しまった......どうしよう。入学早々課題忘れとかやばいんじゃ? と......取りに行くか? いや、遅刻もやばいな? と思いつつ時計を見て取りに行く時間が無いのを確認するとほぼ同時にチャイムが鳴った。時間になってしまった。すると、1分もしない内に担任と思わしき人が......
「入学おめでとう! 私は担任の夕凪沙織です。よろしくね! 」
巨乳キャラの特権なのか常に揺れている。いや、そう見えるだけか。それにしてもふわぷるそうで......あれ? 受付の先生じゃ? おぉおおお! この人が担任! やった! てかそうじゃなくて、課題はどうする......。俺の疑問を先生で一言で解決してくれた。
「それと如月君。さっき可愛い妹ちゃんが尋ねて来て、忘れていった課題を受け取ったよ」
やっぱり笑顔が可愛いなぁ。課題届いてたのか。
「よかった......ありがとうございます! 」
いや、待てよ? 妹が届けた? もしかして怒ってるんじゃ?
「帰ったら妹ちゃんによく謝った方がいいよ? 怒ってたから」
苦笑いもいいなぁ。って今はそれどころじゃない。やっぱりか。
「どんなふうに怒ってました? 」
さっきから冷や汗が止まらない。
「妹ちゃんから伝言で『家に帰ったら期待しといてね♪』だそうですよ。まぁ、走って疲れるうえに遅刻で先生に怒られるみたいだししょうがないかな? 」
あはっ☆とでも言いそうな、よりいっそうの苦笑いを向けてくる。
「そ、そうですか......」
や、やばい。家に帰ったら妹に殺されるかもしれない。......まぁ、それは大袈裟だが。
「────では、入学式をするので体育館に集合してください。予定の5~10分前には整列が終わってるようにお願いします」
どう回避しようか悩んでいたら移動になったようだ。こんなに悩む理由は、俺の妹のくせに文武両道な事にある。勉強が出来るからってだけではないと思うが、テストの合計点がいつも学年一位で、妹が中学に上がった頃から言い合いで勝てた事は無い。本気で喧嘩した時、妹を殴るのは流石にいけないと思い、布団やソファに投げようとしたら、全部避けられ妹の回し蹴りをくらって布団やソファへ逆にダイブするはめになる。さらに、何を思ったか、ほぼボクシングのような殴り合いの喧嘩にしか見えない極真空手部なんかに入り、一年経つ前に大会に出て負け無しで全国に行き、上位まで行ったものの階段で転んで腕の骨を折って棄権したがそんな事がなければ優勝してもおかしくない気が......その大会の後、何故か好成績を出したエースはその一年間で辞めたらしい。理由を聞いたら『飽きたから』と言っていた。しかも授業で柔道が必修でそっちも多少出来るらしい。ここまで格闘技が強いのに筋肉がある訳じゃなく、身体も細く背も小さい。見た目も結構可愛い。噂によるとファンも結構いるそうだ。......少し話がそれた。それに比べて俺はといえば成績は平均より少し下、部活もせずにただ遊んでいただけ。当然妹に勝てるわけがない。
「はぁ......」
ため息を吐いたその時、不意に聞き覚えのある声が聞こえる。
「よぉ拓斗。入学早々大変だなぁ? 」
「入学おめでとう! 私は担任の夕凪沙織です。よろしくね! 」
巨乳キャラの特権なのか常に揺れている。いや、そう見えるだけか。それにしてもふわぷるそうで......あれ? 受付の先生じゃ? おぉおおお! この人が担任! やった! てかそうじゃなくて、課題はどうする......。俺の疑問を先生で一言で解決してくれた。
「それと如月君。さっき可愛い妹ちゃんが尋ねて来て、忘れていった課題を受け取ったよ」
やっぱり笑顔が可愛いなぁ。課題届いてたのか。
「よかった......ありがとうございます! 」
いや、待てよ? 妹が届けた? もしかして怒ってるんじゃ?
「帰ったら妹ちゃんによく謝った方がいいよ? 怒ってたから」
苦笑いもいいなぁ。って今はそれどころじゃない。やっぱりか。
「どんなふうに怒ってました? 」
さっきから冷や汗が止まらない。
「妹ちゃんから伝言で『家に帰ったら期待しといてね♪』だそうですよ。まぁ、走って疲れるうえに遅刻で先生に怒られるみたいだししょうがないかな? 」
あはっ☆とでも言いそうな、よりいっそうの苦笑いを向けてくる。
「そ、そうですか......」
や、やばい。家に帰ったら妹に殺されるかもしれない。......まぁ、それは大袈裟だが。
「────では、入学式をするので体育館に集合してください。予定の5~10分前には整列が終わってるようにお願いします」
どう回避しようか悩んでいたら移動になったようだ。こんなに悩む理由は、俺の妹のくせに文武両道な事にある。勉強が出来るからってだけではないと思うが、テストの合計点がいつも学年一位で、妹が中学に上がった頃から言い合いで勝てた事は無い。本気で喧嘩した時、妹を殴るのは流石にいけないと思い、布団やソファに投げようとしたら、全部避けられ妹の回し蹴りをくらって布団やソファへ逆にダイブするはめになる。さらに、何を思ったか、ほぼボクシングのような殴り合いの喧嘩にしか見えない極真空手部なんかに入り、一年経つ前に大会に出て負け無しで全国に行き、上位まで行ったものの階段で転んで腕の骨を折って棄権したがそんな事がなければ優勝してもおかしくない気が......その大会の後、何故か好成績を出したエースはその一年間で辞めたらしい。理由を聞いたら『飽きたから』と言っていた。しかも授業で柔道が必修でそっちも多少出来るらしい。ここまで格闘技が強いのに筋肉がある訳じゃなく、身体も細く背も小さい。見た目も結構可愛い。噂によるとファンも結構いるそうだ。......少し話がそれた。それに比べて俺はといえば成績は平均より少し下、部活もせずにただ遊んでいただけ。当然妹に勝てるわけがない。
「はぁ......」
ため息を吐いたその時、不意に聞き覚えのある声が聞こえる。
「よぉ拓斗。入学早々大変だなぁ? 」
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