俺の彼女はいつも隣に

作このえ りのん:校正ヴァルキュリア

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時すでに遅し、復讐状態のOTK玉響ちゃん

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「ゆ、ゆら......見てたのか?  」

「え?  ゆらちゃん!?  」

二人は驚いて、固まった。

「久しぶり!  那由ちゃん」

玉響はやけにニコニコしながら話す。

「えっと......そういう関係なの?  」

本能が全力で否定しないと危ないと告げていた。

「違う!  違う!   全然違う!  」

俺は手と頭を横にブンブン振りながら答えた。
 
「そんなに否定しなくても......」

那由はしょぼんの顔文字と思い切り似た表情をする。

「あれは……その……そう!  事故なんだ!  事故!  」

慌てて紛らわした。

「そう……事故なんだ。そんな事故忘れさせてあげるよ……」

ギシギシと音がなりそうなほど握り締めた拳を見せつけながらニコッと笑って見せてきた。

「やっべ……」

「ねぇ、にぃ?  」

「……はい」

「今の出来事……忘れさせてあげるね!  」

これはやばいと思い、逃げようとしたがすでに腕を掴まれていた。

「あはは。何かな?  腕なんか掴んで……って、いたいいいい!!!  」

人を捕まえる要領で腕を捻りあげられる。もちろん、凄まじく痛い。

「はぁ~い、忘れてねぇ~?  」

見えないが手をグーで振り上げてるのが陰で見える。陰で見えるのがさらに恐怖を演出する。

「え~っと。ちょっと待って痛いし、こわ……」

ボコッ

振り下ろされ、その拳は俺の後頭部めがけて一直線。からのクリティカルヒット。これは流石に私、涙がちょちょぎれてしまいますよ。はい。

さらにそこから2、3発……

「……って!  あのすんません……」

ドコッ

「ガァ!  ……まじすんませ……」

某なんとかゲームス、サイなんとかのカードゲームの厨二病カードのセリフの一部が、痛すぎて真面目に出てしまった。悲鳴ではなかった気がするが。

バコッ

俺の意識が暗闇に沈んで行く。

「……ひぃぃぃ…」

遠くで那由の恐怖する声が聞こえた。


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