俺の彼女はいつも隣に

作このえ りのん:校正ヴァルキュリア

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俺の推しが某朴念仁にデレてる件について~俺の魂のブレイジングブレスをくらえ~by 校正役ヴァルキリア

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俺はふと目を覚ます。そこには玉響と那由がいた。時計を見ると起きる時間を少し過ぎた頃だった。

「あれ?  なんで二人共、俺の部屋に?」

「朝ご飯出来たから起こしに来たんだよ?  那由ちゃんも今日は朝ご飯一緒に食べようって。『んね?  』」

「は、はははい!!  私もたまには朝一緒に食べたいなって、そういう感じでね!  うん!  たくちゃんと朝一緒に食べるなんて久しぶりだなぁ!!  」

なんか語尾が物凄く強調されてたり那由が焦ってるし、今日は二人共なんかおかしいな?  

と、思っていると頭がズキッと痛む。

「うっ……なんだろう。体調的な痛みじゃなくて……皮膚というか…なんというか…物理的に頭が痛い」

「なんだろうね?  寝てる時にでもぶつけたんじゃない?  」

ん?  普段なら過保護な感じに大丈夫か聞いてきそうなのに……
これは……もしかして何かあったのか?  いや……なんか思い出すのが怖い気がする。いや、よく見たらゆら結構怒ってる感じするじゃん。ずっと一緒にいるからなんとなくぐらいは察せるんだぞ?あぁ~……これはなんかあったやつですね。  よし。何かわからないけど、忘れておこう。うん、そうしよう。そうした方が身のためだな。うん。……と、そろそろ怪しんで来てるな。

「……あっ、ちょっとお腹すいてきたなぁ。早くご飯食べようぜ」

ちょっとフラっと来たが踏み留まる朝ご飯の待つ1階へ降りる。



『行ってきまーす』

朝ご飯を食べ終え、家を出て学校へ向かう。

「なぁ、那由。何があったかは言わなくていいけど……何かあったよね?  」

「……うん」

「やっっぱりか……」

案の定何かあったみたいだが何も思い出せない。

「久しぶりに怖いゆらちゃん見たよ……」

「はぁ……普段は可愛いのに怖い時があるんだ……」

「まぁ、あの子たくちゃん大好きだよね。昔から私とたくちゃんがいい感じになってるのを見ると毎回怒ってたもんね」

「はぁ?  あれ、俺の事好きなのか?  嫌いなんだと思ってたぞ?  」

すると、那由はガクっと肩を落とす。

「ねぇ、たくちゃん。それゆらちゃんが聞いたらたぶんまた怒るよ?  」

「いや、それはちょっと……体が持たないっていうか…」

「中学上がる前はね、まだ可愛いくらいだったのにね。格闘技やり始めたらパワーがね、桁違いだよね。あの細い引き締まった体でどこにそんな筋肉隠し持ってるんだろうね?  」

(作者)きっと、取り外し出来るんだよ。使う時になると合体するんだよ。ウィ~ンガシャコ~ンって)

まぁ、そんなアホな回答はほってといて、

「たぶん体重移動とか腕の動かし方とかよくわかんないけど、そういうのがいい感じになってるんじゃない?  」

「あぁ、なんかそんな事ありそうね」

………………

少しの間沈黙が続いた時、拓斗が意を決したように口を開く。

「ゆらが怒るような事何やってたの?  俺ら」

ふと気になり、疑問を投げかける。

「ぅえええ?  なんで!?  」

いきなり声をあげ、顔も赤くなる。

「いや。嫌なら、いいんだけど」

「いやいや。別に嫌じゃないけどむしろ聞いてほしい、思い出して欲しいんですけども…………あの、その、恥ずかしくて…………」

「いや。そんな恥ずかしいなら大丈夫」

「いやいや!  聞いてよ!  言わせてよ!  」

「じゃあ、言えよ!  なんで、言いたくない風にしてるんだよ」

なんだよ。よくわかんないな。

「いや。ちょっと言わされたくて…………」

そう言えば、基本的に受け思考だったな。あれは言えって言われたかったのか。

「はぁ……で?  何やってたの?  」

「えっとね……(かくかくしかじか)……て事をしまして、とても気持ち良くなっている時にゆらちゃんに見られてしまい……」

「なるほど……そういう事だったのか。あっ、ゆらに何やられたかは言わなくていいです。怖いんで。……てか、気持ち良くなってたんすね。那由さんは」

「ちょっ、それは聞かなかったことに!!  ……あっ、じゃないと何されてたのか言うよ?  」

「いや、わかった。わかった。ごめんなさい」

と、話していると学校に着いた。那由とは学年が違えば、教室も階も違う。普通に俺についてこようとして、俺に抱きついて嫌がる那由をベリっと剥がしとてもしょんぼりしているが見送ってやり、自分も教室へ向かう。
自分の席に座っていると叢雲が登校してきた。

「おー叢雲!  おはよう」

「おはよ~」

すると俺の頭を見るなり、クエスチョンマークを浮かべ、

「どうした?  このたんこぶ」

なんと、軽くぺしっと叩いてきた。

『いっっってえええええええ!!  』


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