1 / 9
プロローグ
しおりを挟む
時は750年、
ベルスト国の田舎にて
「ブォーーーーー」
「竜の鳴く声がするのう。この地に竜たちが現れて10年、誰も竜を倒してくれんのぅー」
「店主のばあちゃん、そりゃー誰も倒せないぜよ。人間とサイズが違いすぎるんだよ、あいつらは。」
「こんちゃーーー」
少年が店に入ってきた
「こんにちは。まぁ・・・パピは元気だねぇ。」
店主がにこやかな顔でパピに答える。
「外はマテリーを持った剣士さんたちが多いのに、子供がよく止められずに毎日ここまで来れるねぇー。最近は、竜が周りを飛び回っているのに・・・」
「だってね、だってね・・・」
パピは無邪気に答える
「あの剣士さんたちねぇ、みーんな仕事してないんだもん。いーっぱいおかねもらってるにさぁ。」
「まぁ、そんなもんだ・・・人間なんて。いい立場になった途端サボりだす。今までの苦労のせいもあってな。しかも、努力したって竜には勝てねぇ。勝てるとしたら10つの伝説のマテリーをもった剣士だけ。パピ・・・お前は将来何になるんだ。」
「竜を倒すよ」
パピは笑いながら答える。
「そりゃぁいい。頑張れよ」
男は帰っていた
その晩
パピが自宅で寝ていると、周りからものすごい物音がした。竜の声も・・・
その日、パピは思い知った。竜の本当の恐ろしさを・・・
ベルスト国の田舎にて
「ブォーーーーー」
「竜の鳴く声がするのう。この地に竜たちが現れて10年、誰も竜を倒してくれんのぅー」
「店主のばあちゃん、そりゃー誰も倒せないぜよ。人間とサイズが違いすぎるんだよ、あいつらは。」
「こんちゃーーー」
少年が店に入ってきた
「こんにちは。まぁ・・・パピは元気だねぇ。」
店主がにこやかな顔でパピに答える。
「外はマテリーを持った剣士さんたちが多いのに、子供がよく止められずに毎日ここまで来れるねぇー。最近は、竜が周りを飛び回っているのに・・・」
「だってね、だってね・・・」
パピは無邪気に答える
「あの剣士さんたちねぇ、みーんな仕事してないんだもん。いーっぱいおかねもらってるにさぁ。」
「まぁ、そんなもんだ・・・人間なんて。いい立場になった途端サボりだす。今までの苦労のせいもあってな。しかも、努力したって竜には勝てねぇ。勝てるとしたら10つの伝説のマテリーをもった剣士だけ。パピ・・・お前は将来何になるんだ。」
「竜を倒すよ」
パピは笑いながら答える。
「そりゃぁいい。頑張れよ」
男は帰っていた
その晩
パピが自宅で寝ていると、周りからものすごい物音がした。竜の声も・・・
その日、パピは思い知った。竜の本当の恐ろしさを・・・
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる