16 / 115
第一章前編 異世界転生〜邪神討伐編
王都侵攻、リリアナ謁見編
しおりを挟む王都侵攻!
神をも恐れぬ所業を為さんとする皆は……もう、喜々としていた。
お前ら、何するか、わかってるんか?
何その、今からピクニックでも行かなくて?みたいなノリは(汗)
いつもと違い、キャンパーで突進する一行。
(フェロ)ねっ!王都への街道は広いって言ったでしょ?フェロちゃんの偵察、舐めたらあかんぜよ(ニヤリ)
どっかで聞いたことある喋り方だな。おい。
(シア)あっ!この前見た『坂本龍馬』とか言う人の真似ですね(笑)
(ティオ)アレはなかなか面白かったのう。
(ミヤビ)この世界で言うと、婿殿じゃの(笑)なんでも新しいことをしようとするあたりが似ておるわ(笑)
いや、そんな歴史上の偉人と並べないで。あんな志、1ミリも無いから。
まあ、坂本龍馬に関しては、諸説色々あるらしいが……
色んな意味で触れないなぎさ(笑)
しかし、キャンパーと言えど、いつものやつだと、いくらなんでも街道は壊滅的なダメージを受ける。
あぁ、地面じゃなく、道幅ね。
で、フェロの情報を頼りに、ほぼいっぱいいっぱいな大きさのものを用意した。
しかし、8階建て。中身は見られてもいいように、そこそこ贅沢に。
いつもの縮小版、足りない分は2階に分けるという感じ。車庫は無し。
小回り効くので、意外と好評だったり。
しかし、風呂は姦り風呂のみ、姦り部屋完備ってどういう事?まぁいいけど(爆)
流石に王都は大騒ぎ。戦争が始まると、蜂の巣をつついたようだ。
(なぎさ)わーい♪面白い♪
(シア)なぎささん!(笑)
(ユエ)このまま突っ込んでいいよね!(ニヤリ)
(雫・ヤマト)待て待て待て!城門壊す気?(焦)
(玲・アカギ)いや、それも面白いぞ!雫姉!!(笑)
(椿・シナノ)同じなら、やっちゃいません?(笑顔)
(フェロ)怖ぇ~よ!アンタら怖ぇ~よ!!(どん引き)
(なぎさ)そ、それはやめようか(大焦)
ここから3台に乗り換える!どれでもいいから、乗り込んで。
運転は自信ある人!かなりのスピード勝負で怪我人出さないようにするから。
キャンパーはそのまま、威力偵察に使う。
集合場所は王宮正門、どうどうと乗りつける!
(ユエ)任せて!
(シア)私もやる!
(なぎさ)では行くよ!止まったら、すぐ出すから、乗った魔動車から出発して。
3台とも4人乗りだから、どれでも好きなのに乗って!
キャンパーが停止、小型魔動車を3台出す。
(シア)どれ運転しようかなぁ……これだ!
物理が得意なシアは、4WD、無骨なジープっすね。某国陸軍が採用した車両。
(ユエ)私はこれにする!
魔法を操るユエは、スポーティーなSUV。パーティーへようこそ!エレガントなドレスが似合うよ。
(なぎさ)じゃあ、これで行くか!
なぎさが乗り込むのは、4ドアハッチバック4WD。世界ラリー選手権のマシン。ド派手なカラーの外観ですな。
(シア)GOです!
(ユエ)行くわよ!
(なぎさ)乗った?
一斉にスタートする魔動車!
突っ込んで来られる兵士はたまったもんじゃない。
馬車より遥かに早いスピードに、逃げて、逃げて、逃げまくる。
クラクションを全席に付けてあった。
(なぎさ)みんな聞こえる?ボタン押して音出して!跳ねたり轢いたりしないように警告するんだ!!
(一同)了解!
けたたましいクラクションが鳴り響く。ある程度リズムを付けてある為、人々も気づきやすい。
最早、聞いたことの無いけたたましいクラクションとエキゾースト音、兵士もパニック!
恐怖が勇気に勝ちまくる!
そこに突っ込んで来る塊!噂の魔動車と気づく暇すら与えない。
そりゃこんな状態で、じっくり見てる暇は無い!ボサッとしてたら弾き飛ばされる。
まぁ、そうならないようにすり抜けてるけどね。一応、回避魔法は付与してある。
最悪の場合、魔法発動でギリギリをすり抜けて跳ねはしないが、後で"エリアテラヒール"はかけよう。
二次被害までは防げない。死なないでね!死んだら"リボーン"発動するけど。
駆け抜けながら、なぎさは思った。ある意味ヤバいなと。
"エリアテラヒール""エリアリボーン""エリアリカバリー""エリア魂魄"の、重ねがけが必須だなと。
特に子供達の心のケアは大切に。
爆走する3台の魔動車。ユエとシアは大興奮!
特にシアのテンションがヤバい。
(シア)あっははぁ~!オラオラオラオラオラぁ~!!どけどけぇ~!!たっのしいぃぃぃぃぃっ!!!
ハマるハマるハマるぅ~!!気っもちいぃぃぃぃぃっ!!!!
(ティオ)シアよ、目的はわかっておるのう。
(シア)わかってるってぇ~。王宮正門前でしょ?私が一番乗りよ!!(鼻息)
(雫・ヤマト)・・・(絶句)
(ユエ)流石なぎさ。反応がハンパない。狙ったところへ走っていける。
(玲・アカギ)この乗り心地も凄いな。
車の動きに体の動きが無理なく同調するし、変な力が邪魔することなく乗り心地が非常にいい。
(椿・シナノ)こんなに速く走ってるのに、恐怖を感じない。それだけに意識が集中出来る。
(ミヤビ)婿殿の心遣いが伝わってくるのう。
如何に安心し、如何に安定し、如何に心地よく移動するか。
その極地を追求しているようじゃ。
(なぎさ)うーん、まだアレだなぁ……
アクティブサスのセッティングが甘い。
重力魔法で浮かすという手もあるんやけど、タイヤは欲しいよなぁ……
(フェロ)タイヤ?車輪のこと?
(なぎさ)そう、そこにロマンを感じる(笑)
まぁ、浮かすタイプも作るんで、好きな方使えばいいし、遊べばいい。
用途別にいっぱい作るから。
キャンパーはこんなにうるさくないやろ?
これはこういう時用やから。これが静かなら、みんな気づかず轢き殺すことになるやろ?
んで、恐怖感を与えなくなるから、兵士らは突っ込んで来るし。
(フェロ)なるほど。作戦によって仕様を変えるんだね。
(なぎさ)そう。んで、色々ある方が楽しいやろ(笑)必要に応じて切り替えたり、乗り換えたり。
(フィル)楽しそう。私も色々作ってみる。
(なぎさ)楽しみにしてるよ、フィル(笑顔)
なんかもう、余裕っすね。周りはスゲーことになってますが……
そうしているうちに、王宮正門前に到着。
到着順は、なぎさ、ユエ、シア。
(シア)くっそぉ~!私が一番だと思ったのに。
(ティオ)あんなに振り回しておれば、遅くもなるじゃろう(ため息)
(雫・ヤマト)もうシアの運転する魔動車には乗りたくない(半泣)
素早く降りると、正門突破。ここからが勝負!
無駄な殺生を避ける為、襲いかかる騎士達を峰打ちにしていく。
使う魔法は雷魔法、狙撃は電撃を付与したゴム弾とゴム矢。意識は刈り取っても、命は取らない。
後々面倒なんで。
いくらチートでも数が多いと多少は時間がかかる。しかも殺さないのだから。
どんどん突破して行き、部屋を片っ端から見ていく。それらしい部屋にようやくたどり着いたので強行突入。
どうやらその部屋は、女王のプライベートルームみたいだ。
女王らしき人物が、多数の騎士に守られている。
(なぎさ)おっと失礼!貴方がリリアナ女王様でございますか?
(リリアナ女王)如何にも!妾がリリアナ王国女王、リリアナ・フランチェスカである。
(なぎさ)お美しい方でございます。畏れ多いのですが、少しお話を聞いていただけないでしょうか?
って、この状況では無理ですよね?
(騎士:女)当たり前だ!お前、ふざけてるのか?
(なぎさ)いや、真剣です。
(騎士:女)ふざけるな!此奴らを斬り捨てろ!!女王には指一本触れさせるな!!!(大激怒)
(なぎさ)指一本触れません(笑)今、号令した女騎士以外、全員殺るぞ。
騎士団長が来たら、団長以外もとりあえず殺る。
(一同)了解!
(騎士:女)はあぁ?
一斉に飛びかかる騎士達、片っ端から殺っていくなぎさ達。
最早、室内は地獄絵図、死体の山が築かれていく。
(騎士:男)待たせたな!女王は無事か!!
部下を引き連れ、男の騎士が突入してくる。
なぎさ達は、死体の山を築きながら。
(ユエ)貴方が騎士団長?
(騎士:男)如何にも、私が近衛騎士団団長、シューマン・マクレガーだ!
(シア)この人以外、皆殺しです!
(近衛騎士団団長シューマン)
はあぁ?
(リリアナ女王)鎮まれ!!剣を納めよ!!
(近衛騎士団団長シューマン)
しかし、女王様!!
(リリアナ女王)よい。我らの負けよ。このままでは、無駄に死者を増やすばかり。
それに、此奴は妾に指一本触れぬと申した。そして話を聞けと。
よかろう、その話、聞かせてみよ!
(なぎさ)その前に、少しお時間をいただきたく。お願いしてもよろしいでしょうか?
(リリアナ女王)よい、好きにせい。
(なぎさ)では、いくよ。
(なぎさ・ユエ・ミヤビ・エンジェ)
【エリアリボーン】
【エリアリカバリー】
【エリアテラヒール】
【エリアエナジーチャージ】
先程まで死んでいた者達が続々と生き返り、意識を取り戻す。
状態異常も回復させたので、古傷まで治った者まで居る。
ちなみに、団長と女騎士、リリアナ女王もしかり。
(リリアナ女王)こ、これは……
(近衛騎士団団長シューマン)
ウソだろ?古傷まで治っている。どうなってるんだ?
(騎士:女)ウソでしょ?古傷どころか、今朝、鍛錬で痛めたところまで完治している。
(ミヤビ)わかっていただけたであろうか?妾らは怪しい者では無いのじゃ。
手荒な真似をしてしまったことは申し訳なく思っておる。
ただ、こうでもせんと、話を聞いて信じてもらえんと思おてのう……
それぐらいぶっ飛んだ話なんじゃ。
(リリアナ女王)は、はぁ……
(ミヤビ)では、話を聞いて欲しい。これを見てもらいたい。
【インデックス】
そして妾らの素性じゃ。
【プロフィール】
(リリアナ女王)な、なっ!なんと!!
(近衛騎士団団長シューマン)
おいおいマジか……
(騎士:女)とても信じられんが……しかし……
(なぎさ)そういう事なんです、女王様。
それで、この事を伝えに参りました。
この後、残り2人の解放に向かった後、戦争に備える予定です。
今のところ、まだ動きが無いとミヤビから聞いておりますので、まだ間に合うかと。
(リリアナ女王)そうか……しかし、この話を聞いて、我が国が何もしない訳にはいかぬ。
今日は、この王宮に泊まるがよい。
緊急会議を招集し、今後の対応を考える。
リトナ!招集を。それと、こちらの者たちに部屋を。
(専属メイド長 リトナ)
はっ!リコル!
(王宮メイド リコル)
はいっ!皆様、こちらに。
(なぎさ)ありがとう。私たちで協力できることは何でもしますから、言ってください。
(リリアナ女王)わかった。
(ユエ)解放はどうするの?
(なぎさ)それは女王様の指示を仰ごう。よろしいでしょうか?女王様。
(リリアナ女王)あぁ、直ぐにでも行きたいであろうが、しばし待ってもらいたい。
(なぎさ)分かりました。よろしくお願い致します。
そう言うと、一行はリコルに案内されて部屋を出る。
流石、女王直属のメイドだけあって、恐怖などおくびにも出さない。
なんか申し訳ない。
(なぎさ)あのぉ~リコルさん……
(王宮メイド リコル)
は、はい!なんでしょう。
(なぎさ)なんか、ごめんなさい。かなり無茶したので、なんというか……そのぉ……
(王宮メイド リコル)
はっ、ははは、あはははは。おかしい(笑)そんなこと気にするんですね?(笑)
(なぎさ)いや、やっぱ、ねぇ…我ながら無茶苦茶だなぁと……
(王宮メイド リコル)
はい、無茶苦茶です。信じられません(笑)もう前代未聞です(爆笑)あっ!失礼しました(お辞儀)
(なぎさ)あはははは(冷汗)
(王宮メイド リコル)
でも凄いです。世界を救おうなんて。もう尊敬しちゃいます。
(なぎさ)あ、あのぉ~、それなんですけどですね……
(王宮メイド リコル)
?違うんですか?
(なぎさ)あ、いや、というかですね。色々あったじゃないですか……
でね、せっかくなんで、これからは楽しく生きて行こうって。
となると、この世界が必要でしょ?だから、まぁ……
(王宮メイド リコル)
・・・ぶっ、ぶはははは(笑)なんですか、それ(爆笑)
なんていう理由でやるんですか(爆笑)
しかしそれだけの理由で『じゃあ、世界救っちゃうか!』って、ある意味凄いですよ(涙笑)
普通考えませんて、そんなこと(爆笑)誰かやってくれって泣きつく人は居るでしょうけど(涙笑)
なんかぶっ飛んでて、規格外ですよ。あははははは(爆笑)お腹痛い(涙大爆笑)
(なぎさ)ま、まぁ、こちらとしては敵意は無いので、それだけは伝えたくて(苦笑)
(王宮メイド リコル)
はい!わかってます。
敵意があれば、生き返らせたりしないでしょうし、私なんかサクッと殺して出て行くでしょう?(ニヤリ)
(シア)貴方も大概度胸据わってますけどね(微笑)
(王宮メイド リコル)
度胸据わってなきゃ、王宮の、特に女王様のメイドなんて務まりませんよ。
そりゃもう、ドロッドロの真っ黒々、メイドのイメージなんて、なにそれ美味しいの?
な世界ですよ?特にドスケベじじい貴族連中なんて、そりゃもう死ねばいいのにですよ。
メイド同士でも妬み嫉みはあるし、そりゃこれだけ人数が居れば、派閥争いなんて日常ですよ!
(なぎさ)あー、あー、あー、聞きたく無かったなぁ……いや、聞こえない、何も聞こえなかった(涙)
(王宮メイド リコル)
なぎさ様、メイドに何か幻想いだいてません?
(なぎさ)お願い、それ以上言わないで(半泣)
(王宮メイド リコル)
いやいや、現実を知っていただかないと(笑)王宮に勤めるメイドはですねぇ……
(なぎさ)いいです(涙目)世の中、知らない方が幸せなことが沢山あります(涙)
その辺りで許してください(半泣)
(王宮メイド リコル)
あはははは(爆笑)勝った!(大爆笑)
(ユエ)なぎさの居た世界って、王族や貴族って居なかったの?
(なぎさ)国によって違うけど、ボクの居た国では、天皇とその皇族かそれ以外か、しか居なかったよ。
嫁に行く以外では、どうやっても皇族には成れないし。
天皇って国王の上、キングじゃなくエンペラーだから。
(なぎさ以外)え、エンペラー!!
(なぎさ)うん、言い方がどうとか諸説あるけど、天皇って、大統領や国王、女王の上って位置付けだった。
その天皇の親は存命なら、上皇ってなる。
天皇が居る国は僕が居た時代だと、僕の居た国だけ。
(シア)その、世界を我が物にしてたとか……
(なぎさ)全然。経済的には世界第3位だったし、
くだらんちょっかい出してくるクソ野郎の隣国はあったしでそんなんじゃないよ。
しかし、経済的には世界第3位なのに、幸福度は47位という不思議。
たしかに景気悪かったし、回復したとか言っても、一部の金持ちだけで、庶民には全く関係無かったしね。
景気回復→物価上昇→低所得者にはキツすぎる世の中。だったからなぁ……
(フェロ)えっ?だって、なぎさは……
(なぎさ)いわゆる大店に買収されて、終わったでしょ(涙目)
(なぎさ以外)ああぁ~……
(王宮メイド リコル)
でも、薬剤師って文字から、薬師の事ですよね?薬を扱う。
(なぎさ)そうだけど、なんかやる気無くした、資格は持ってるけどね。って、こっちで役に立つかぁ!
(王宮メイド リコル)
いやいや、分からないですよ?
こちらにも宮廷薬師という薬師も居ますし、一度話してみてもいいのでは?
(なぎさ)バカがバレるので、やめときます(半泣)
(王宮メイド リコル)
いや世界が違うんですから、当然じゃないですか。
こちらではこうだけど、貴方の方ではどうでした?って話が弾むて思うんですが?
(なぎさ)途中から商売に、いや、商売するための基盤作りでやったので(泣)
というか、全くの庶民が成り上がるためだけに計算してやったことですから……
ある程度景気に左右されにくい、基盤にするには良いと思われ、資格も持てる仕事という、下心アリアリですよ。
(王宮メイド リコル)
それですよ、それ!私の偏見ですが、多分みなさん納得されると思います。
普通庶民なら、なんとなく職について、なんとなく、みたいな。
私だって公爵の四女ですから、まぁ家の為にこうだろうなぁ…と、元々女王陛下の派閥筆頭ですし。
幼い頃から存じておりました。もちろん家族ぐるみのお付き合いで、大の仲良しです。
それでも四女なので、メイド長には成れないんですよ?
本家の次女がメイド長ですし。ある意味、将来は生まれた時から決まってます。
ヘマをしなければ、用意された道を、ただ歩くだけです。
それを基盤作りということは、単なる一庶民が、ゼロから作り上げたんですよね?
そちらの方が凄いと思いますよ、私は。どのぐらいの規模だったんです?
(なぎさ)えっ?えーっと、どうなるのかな?
こちらだと、鉄貨1枚があっちの1円だから……
銅貨が10円、銀貨が1000円、金貨が10万円、ってことは……1億5000万だから、金貨1500枚?
なんか…ショボ……一応、従業員は7人だけど。こっちだと年間売り上げがそれぐらいにしかならないのかぁ…
(王宮メイド リコル)
たしか、貴族居ないんですよね?ってことは、貴族御用達の商人も居ないんですよね?
(なぎさ)まぁ、でも資産家御用達の専売人は居たよ?
(王宮メイド リコル)
でも、なぎささんところの対象は庶民なんでしょ?
(なぎさ)うん。
(王宮メイド リコル)
庶民対象で、年間売り上げが金貨1500枚!しかも初代ですよね?
(なぎさ)はい……全く知らない土地でです。だから知り合いとか居ませんから、そんなもんかと……
(王宮メイド リコル)
はあぁ?知り合いも居ない、全く知らない土地??
バカですか?死にたいんですか?頭おかしいですよ!
あ、いや、言い過ぎました。でもそのレベルの話ですよ?
そこから始めて、年間、金貨1500枚も売り上げる!しかも対象は庶民!
それ、凄まじいです!
例えば、庶民対象の食事処、多分、年間売り上げは金貨20~25枚までいくか?だと思います。
30いけば、かなりの繁盛店ですよ!
中堅商人なら、大体300はいくかもですが、そこまでいける中堅なら、
上流階級が混ざりますから、庶民のみではないですね。
というか、庶民には高嶺の花です。扱う商品がある程度、高価になりますから。
大店は流石にピンキリですが、大体2000超えたあたりから末席って感じですかね。
下級とはいえ貴族との取引が出てきますから、一気に伸びます。
だから、庶民のみで金貨1500枚は凄まじいですよ!
親はどこかの資産家とはいかなくても、お金持ちだったとか?
(なぎさ)いや、親も庶民なんで、借金して立ち上げました。そんなお金無いですし。
(なぎさ以外)はあぁ?
(ユエ)なぎさの桁外れのチート、分かる気がする。
(ミヤビ)た、たしかに、あれだけ何故次々思いついて出来るのか、謎が解けたわ。
(雫・ヤマト)作る物、作る物、尋常じゃないからな。
(玲・アカギ)ある意味、器用貧乏か……
(なぎさ)そうです。器用貧乏とまで言えるかどうかやけど、なんか損してばっかな気がした。
(椿・シナノ)いえ、それが今、役に立ってると思います。私たちの知らない物ばかりですから。
(フェロ)しかも超便利、高性能、そりゃ嫁に行きますって(ニヤリ)
(なぎさ)怖いなぁ。ネタ切れの打ち止めもあるから、捨てないでね(涙目)
(ユエ)大丈夫!私は添い遂げるから。
(フィル)私はなぎさのもの。なぎさ以外興味ない。
(王宮メイド リコル)
あらあら、お熱いことで(微笑)大変ですよ?多妻は(笑)うちの親がそうですから。
愛人も居ますし、気をつけないと修羅場ですよ(笑)
(なぎさ)怖いです。リコルさん(涙目)先輩と呼んでいいですか?リコル様(半泣)
(王宮メイド リコル)
様付けやめてください。私が殺されます。そうですねぇ……
(なぎさ)じゃあ、リコルお姉様。あっ!リコル姉さんで。
(王宮メイド リコル)
はいはい、分かりました。じゃあ、リコル姉さんで。
(なぎさ)了解っす!リコル姐さん。
(王宮メイド リコル)
刺しますよ(ニヤリ)
(なぎさ)あい、リコル姉さん(微笑み)
(シア)でも、なぎささん、意外と甘えん坊ですよねぇ~。バリバリのネコだし(微笑)
(なぎさ)なっ!甘えん坊??なのか??バリバリのネコは認めるけど。
(フェロ)だってさぁ、抱いてる時、いい声で鳴きながら、甘えてくるよう(エロ笑)
(雫・ヤマト)そうだな。普段からは考えられないぐらい甘えるよな(微笑)
(玲・アカギ)たしかに。それがもう、堪らないよな。(エロ笑)
(椿・シナノ)そうそう、愛おしくて、愛おしくて、もっと鳴かせたくなるよね。(エロ笑)
(エルム)可愛いですよねぇ~(エロ笑)
(ユエ)だから止められない(エロ笑)
(ティオ)犯したくなるのう(ニヤリ)
(フィル)なぎさ、可愛い♡
(エンジェ)私、まだ姦ってないから楽しみだなぁ♡
(王宮メイド リコル)
あらあら、皆さん、激しいのですね(微笑)
ちなみに、私はバリバリのタチで有名ですよ?中にはドSと仰る方もいらっしゃいます。(ニヤリ)
(ユエ)面白い。一度姦ってみる?(微笑)
(ティオ)お手並み拝見といこうかのう(ニヤリ)
(フェロ)女王様直属の王宮メイドのレベルは気になるなぁ~(ニヤリ)
(フィル)優しく抱くなら、いい。
(シア)皆さん、乗り気ですね(笑顔)
(エルム)この際、姦っちゃう?皆んなで(微笑)
(玲・アカギ)この時代の王宮メイドのお手並みかぁ……
(椿・シナノ)気にならないと言えば、嘘になる。
(雫・ヤマト)お、おい、皆んな、それでいいのか?(焦)姦るなら姦るが……
(ミヤビ)決まりじゃのう。お主、加わる気はないか?
(王宮メイド リコルへっ?)
いや、本当ですか?!いいのか?いいのだろうか?うーん……じゃあ参加させていただきます。
(なぎさ)ちょっと待て!!拒否権が……
(なぎさ以外)無い!!
(なぎさ)・・・(涙)
(ミヤビ)まんざらでもなかろうて、婿殿(エロ笑)
その夜、用意された部屋から、泣き喜ぶ喘ぎ声が廊下に響き渡った。
その見事な鳴き声に、メイド達は濡れまくり、慰めるのに必死だったとか、じゃなかったとか。
王宮メイドの仕事も、かなぁ~りストレスの溜まる仕事なのですね。
朝を迎え、艶々になった皆さんと、屍と化したなぎさが居た。いつものルーティンですな。
(王宮メイド リコル)
いやあぁ~、久々に本領発揮しましたよ。ほんと可愛いいネコちゃんですね♡
(シア)でしょ~。また姦りましょうよ(エロ笑)
(ユエ)貴方のテクもまんざらではないね。また来なさいよ(エロ笑)
(フェロ)なかなかやるな。見応えあったよ(エロ笑)
(フィル)合格。
(エンジェ)こんな楽しいことしてたのか!見るより姦るに限るな(エロ笑)
(エルム)ハマるでしょ?なぎさには(エロ笑)
(ティオ)可愛いいからのう(エロ笑)
(玲・アカギ)ほんと、いい気晴らしだよ。可愛いいし(エロ笑)
(椿・シナノ)楽しくなけりゃあね。なかなか居ないよ?こんな可愛いいの(エロ笑)
(雫・ヤマト)いつも思うんだが……激しいな。姦っておいて言うのもなんだが(ニヤリ)
(ミヤビ)婿殿には、もうこれぐらいでないと満足出来ぬ身体になってしまったからのう。というか、したのじゃが(エロ笑)
(なぎさ)お、おまえら……まぁ、嫌では無いが(照)
(なぎさ以外)でしょ!(ニヤリ)
しばらくして、朝食が運ばれてきた。運んできたメイドはリコルを見ると、羨ましそうにしながら部屋を出て行った。
なんで?なんかあったのか?まさか昨夜の事がもう知れ渡ってたりしないよね?
給仕はリコルがした。なぎさは特に疑う事なく、食事を口にする。
(王宮メイド リコル)
あのぅ~、私から言うのもどうかと思うのですが……
なぎさ様は疑わないのですか?昨日の今日ですよ?
しかも、どんな事して、どんな状況になったか、分かってます?
毒盛られてても不思議じゃないって思いません?(ため息)
(なぎさ)ん?あっ!
(王宮メイド リコル)
あっ!じゃないですよ。毒ですよ?死にますよ?もっと警戒してもいいと思うのですが(はぁ~)
(なぎさ)まぁ、盛られたら、盛られたで仕方ないし。そしたらこの世界、破滅するし(微笑)
それに盛られてたら、リコル姐さんが止めるでしょ?
昨夜あれだけ姦られたんだから、殺すチャンスはいくらでもあったやん。
(王宮メイド リコル)
誰が姐さんや!今から盛るぞ!(笑)
(フェロ)これ、要ります?サキュバス特製媚薬、濃縮5倍!かなり効きますよぉ(ニヤリ)
(王宮メイド リコル)
いいですねぇ。まだ時間ありそうですし、もう一戦姦ります?(ニヤリ)
カランと音がした。
(なぎさ)なっ!がっ!ぐふっ!あがっ!ぐうぅぅぅっ!
(王宮メイド リコル)
えっ?いや、そんな!そんなハズは……ウソでしょ!!
(なぎさ)ウソでーす!(テヘッ)
(王宮メイド リコル)
ちょっと、その媚薬ください!ケツ穴に全部ぶち込んでやります!!
(なぎさ)ごめんなさい。それはやめて、リコル姉さん(怖)
なんかワイワイ騒ぎながらのモーニングタイム。
隙間や壁越しに様子を伺っていたメイド達は、呆れ果てていた。
そこにメイド長がやって来た。
(王宮メイド長 リトナ)
貴方達、そこで何をしてるんです!
(王宮メイドA)はい!様子を伺っていたのですが……(呆)
(王宮メイドB)なんといいますか……その……(呆)
(王宮メイドC)どう説明していいのやら……(呆)
(王宮メイド長 リトナ)
はいはい、聞いています。もう呆れています。言葉が無いです。常識を疑います。
呆れ果てて、逆に恐怖です(呆)
(王宮メイド達)ですよねぇ……
ドアをノックし、入室するリトナ。
(王宮メイド長 リトナ)
昨夜はかなりお楽しみだったようですね。メイド達がザワついて仕方がないですよ。
ねぇ、リコル(冷たい目)
(王宮メイド リコル)
えっ?あっ!いや、その……
(なぎさ)もう、リコルお姉様ったら、激しいんですからぁ~♡(照)
(王宮メイド長 リトナ)
はいはい、分かりましたから。それでは本題です。
この後、女王陛下、近衛騎士団団長、副団長、宰相と極秘の会談をしていただきます。
私も同席いたしますが、他に誰かご希望はおありですか?
(なぎさ)うーん……リコルお姉様も、かな、主に私たちの担当になるんじゃないですか?
それなら、一緒に参加してもらった方が、話が早い。
(王宮メイド長 リトナ)
分かりました。リコルの他に3人、身の回りのお世話をするメイドをお付けします。
もうアレなら、4人まとめて同行させて構いませんので、旅支度もさせておきます。
ねぇ、リコルお姉様(氷のような目)
(王宮メイド リコル)
えっ?いや、その、あの……はい(ガクッ)
(なぎさ)左遷っすか?リコルお姉様(笑顔)
(王宮メイド リコル)
左遷って言うなぁ~!!笑顔が腹立つわぁ~!!!
(王宮メイド長 リトナ)
そこに居る、あなた達もです!!(怒)
(王宮メイドA)へっ?
(王宮メイドB)ウソ!
(王宮メイドC)はいいっ!(半泣)
見つかった3人は、ある意味とばっちりか自業自得か。壁越しのメイド達は助かった。
と思いきや、近衛騎士に取り押さえられる。壁越しの3人、窓越しの2人。
2階だから頑張ったのにね、窓越しの2人。引きずられてメイド長の元へ。
(王宮メイド長 リトナ)
おやおや、ネズミが5匹も居ましたねぇ~。
お世話するメイドにも交代要員が必要です。
なぎさ様?ちゃんとお休みは与えてくださいね(ニヤリ)
ということで、お前たちも同行するように。いいですね!!(怒)
(王宮メイド達)はいいっ!!(泣)
(なぎさ)あのぅ~、それだとメイドさんは全部で9人も居ますよ?そんなに必要ですか?
リコルさんだけで大丈夫と思いますが……
神が現れたと目を輝かせる8人、睨みつけるリコル。
(王宮メイド長 リトナ)
必要です。あなた方の人数は分かっていますか?この先まだ2人増えるんですよ?
12人に対して9人、少ないぐらいです!王国の沽券にかかわります!!
それを聞いて、項垂れる9人。たしかにそうだ、普通はメインよりメイドの人数は多い。
すぐ用意出来る、ちょうどいい生け贄は、今ここには9人しか居ない。
(王宮メイド長 リトナ)
後3人、出発までに必ず用意します。その為に延期にはさせませんので安心して下さい。
今、生け贄……ゲフォゲフォゲフォ……同行者を選定しています。
残念ながら、今はそれが精一杯です。
お戻りになられた時には、王国の名に恥じない人数を用意しておきます!
(なぎさ)いやいや、そんなに沢山も……
(王宮メイド長 リトナ)
王国が主賓と認めた方には、1人に対し最低5人のメイドが付くのが決まりですので。
(なぎさ)ご、5人!そんなに?
(王宮メイド長 リトナ)
はい!そんなにです!
(王宮メイド リコル)
今、生け贄って……
(王宮メイド長 リトナ)
なんですか?リコル(冷たい目)
(王宮メイド リコル)
なんでもありません(半泣)
その後、8人は旅支度に行かされ、リコルは我々に同行した。
会談は極秘の為、女王の応接室で行われた。
まずは自己紹介から。
(近衛騎士団団長シューマン)
私はハイリヒ王国近衛騎士団団長のシューマン・マクレガーです。シューマンとお呼びください。
(近衛騎士団副団長シラン)
同じく、私は近衛騎士団副団長のシラン・リコリスだ。シランと呼んでくれ。
(宰相 リコイル・キャストリン)
宰相のリコイル・キャストリンです。リコイルとお呼びください。
(リリアナ女王)早速だが、解放に向かうにあたって、こちらからも同行させてもらいたい者が居るのだが、よいか?
(なぎさ)はい、構いません。が、かなり危険ですが、大丈夫でしょうか?死にかけたこともありますが……
沈黙が支配する。空気が凍りついた。
このそうそうたる面々と思われる者達でさえ死にかけた??
真っ青になったのは……シランだった。想像もしていなかった、というところか……
昨日、目の前で見たあの規格外の力、それをもってしても、死にかける場合がある。
志願したが、甘く見ていたか……
監視も兼ねての同行。騙していたのなら、応援要請と隙を突いての暗殺。
それだけでも、かなり難易度の高いミッション、出来るのは自分だけしか居ないと思っていたが……
本当の敵は、それでは無かったのか?それとも監視を外す為のハッタリか?
深く呼吸をつくと、覚悟を決める。やはり、私しか居ないと。
(近衛騎士団副団長シラン)
分かった。大丈夫だ。王国としても実際に見ておく必要がある。やはり生の情報は必要だ。
(ユエ)でしょうね。私たちもその方が助かる。信じてもらいやすい。
(シア)いざという時は守ります。絶対死なせたりしません。必ず生還させますから。
普通ならブチ切れるところだ。しかし、引き攣るぐらいしか出来ない。
見ているのだ、3人とも。見てしまっているのだ、目の前で起こった昨日の事を。
周りを見ると、ある意味ホッとしたリトナと真っ青で泣き崩れそうになるところをリトナに支えられているリコルが居た。
声を出さないあたりは王宮メイドとしてのプライドか。
そりゃ昨日の事を見てなくても察しが付くわな。
この凍りついた空気に真っ青になった近衛騎士団副団長シランを見たら。
(なぎさ)では、いつ出発したら、よろしいでしょうか?
(リリアナ女王)今すぐ、と言いたいであろうが、こちらの準備をする時間をいただきたい。
昼食後のティータイムの後からではどうだ。
(なぎさ)分かりました。こちらもその間に最終準備をいたします。
もし、疑われているのであれば、どちらか同行願いたいのですが。
(リリアナ女王)ここにきて、疑うも何もある訳なかろう。ただ、そちらの気分次第で良い。
(なぎさ)では、誰か同行して下さい。ここは、お互いの信頼を最優先に考えたいと願います。
(リリアナ女王)分かった。では、シューマン、リトナ、リコル、良いか?
(近衛騎士団団長シューマン)
御意!
(王宮メイド長 リトナ)
分かりました!
(王宮メイド リコル)
……はい。
(なぎさ)リコル姉さん。長い旅なんだから、見ておこうよ(ニヤリ)
(王宮メイド リコル)
うっさいわ!
そうと決まれば、シランは旅支度に、シューマン、リトナとリコルは同行した。
(近衛騎士団団長シューマン)
しかし、お主は良いのか?なぎさ殿。疑う余地は無いのだが……
(なぎさ)まぁ、自慢ですよ(笑顔)せっかくだから見て下さい。(微笑)
(近衛騎士団団長シューマン)
はぁ……
そして、正面玄関に来て、度肝を抜かれる。
(近衛騎士団団長シューマン)
こ、これは……噂の魔動車ですか?
(王宮メイド長 リトナ)
はあぁ?こ、これが、噂の……
(王宮メイド リコル)
えっ?これ?これに乗るの?(喜)
(なぎさ)うーん、ちょっと違うかな。これは移動用。しかも、今回みたいに奇襲用かな?でも、武器は装備してないよ?
戦闘する気は全く無かったから。
(近衛騎士団団長シューマン)
・・・(固)
シューマンは固まった、これが移動用?武器装備無し……
あの時、武器装備の戦闘用が突入して来ていたなら、我々はなす術なく殲滅されていただろう。
底知れぬ恐ろしさを感じた。
(なぎさ)ちょうど4人だし、僕が乗って来たのに乗ろうか。乗って、乗って。
(王宮メイド リコル)
乗っていいの?
(なぎさ)乗らなきゃベースキャンパーに行けないやん。
そうそう、シューマンさん、ベースキャンパー、王都正門前に乗りつけていい?その方が便利だと思うけど……
(近衛騎士団団長シューマン)
あっ?あぁ、いいぞ、門兵に一言かけておこう。
最早、言いなり、逆らう気など1ミリも無かった。
そのまま、正門に行き、一言命令をだす。
ただし、絶対驚くな!と。
なぎさは少しニヤついた。
(なぎさ)では、行きます。
極上の乗り心地に、言葉を無くす。これ、走ってるよね?
何度も窓から外を横目で見る。
それとは反対に、リコルは上機嫌!これからこんな感じで長旅なんだ!
最早、王都なんかに戻りたいとは思わない。このまま私を連れてって(爆)
どこかの古いキャッチフレーズみたいな気分にワクワクしていた。
目の前に何か見たこと無い、まるで要塞の様な物が見えてきた。
どんどん近づいて行く。
あれ?まさか?えっ?マジですか?
流石に3人は緊張しだす。
その前に来ると、魔動車が止まった。
(なぎさ)ようこそ、わがベースキャンパーへ。これ、まだ、街道を考慮した、小さいヤツなんだけど。
せっかくだから砂漠に行こう、そこで今、メインで使っているキャンパー見せるから。
固まった。カチンカチンに。言われるまま、砂漠に連れて行かれる。
更に大きな、いや、想像を絶する巨大なものが現れた。
(なぎさ)流石にこれじゃあ街道潰してしまうから、ここに止めたんだ。
はあぁ?今、何てった?止めた?ベースキャンプを張ったではなく、止めた?
(なぎさ)あぁ、ビックリした?コレ、動きます。砂漠みたいに幅関係ない場合、これで移動します。
最早、驚きを超えて、戦慄した。これが王都に突っ込んできたら、王都自体が終わる。
いくら歴戦の勇士、シューマン・マクレガーでも驚くなという方が間違っている。物事、限度というものがある。
(なぎさ)じゃ、中を案内します。リコル、しばらくはこれが住処だよ(微笑)
(王宮メイド リコル)
はっ!はいいっ!私、しばらく此処に住むんですか?
(なぎさ)??外がいい?(ニヤリ)
(王宮メイド リコル)
嫌です!此処です!此処に住みます!いや、永久就職します!!(輝く目)
(なぎさ)ははは(汗)では、中へ、どうぞ!
なぎさが言うなり、魔動車を動かす。3人共、何が起こるのか分からない。
すると、目の前のキャンパーの一部が開き、橋の様な物が出てくる。
魔動車ごとそこを走り、中へ入った。
そこには、色々な形をした魔動車が置いてあった。しかも広大な部屋の中に。
真ん中あたりと思われる、扉の近くに空いているスペースに止まる。
全員降りて離れると、自動的に床が回転して、魔動車の向きが前後逆に変わった。
(王宮メイド リコル)
ねえねえ、これは?
(なぎさ)これは自動で前後向きが変わるようにしたんだ。素早く乗り込んで、出撃出来るように。
まあ、いちいち向き変えるのがめんどくさいってのが本音だけど。
動力源は魔力、空気中の魔素を魔力に変化してるんだ、だから魔素がある限り魔力切れしない。
まぁ、僕らが使ってるのは、全部同じ仕組みだけど。
シューマンとリトナは失神しかける。たしかに魔法は自身の魔力や、やろうと思えば空気中の魔素を使えば発動する。
するのだが……そんな事が出来るのは、宮廷魔導士でも極一部の高位魔導士が長い呪文を唱えてやっと出来るレベル。
それを簡単に、しかもこんな道具に、無詠唱で、瞬時に発動?
死ぬ!絶対死ぬ!怒らせたら、灰も残らず消される。
もはや、凄いという驚きなど微塵もない。死の恐怖しか感じない。
(なぎさ)では、自慢の中を見て下さい。
言われるまま、箱の中へ一緒に入る。箱が上へ動く、しばらくして視界が無くなる。壁の様な物しか見えなくなる。
そして止まる。扉が開く。そこには見たことの無い光景が。
(なぎさ)いきなり最上階まで行けるんだけど、一階づつ紹介するね。
これ、窓ね。ここを触って魔力を調整すると、外の見え方が変わります。
今は、シークレットモードなんで、中からは見えるけど、外からは見えない。
ここを押すと、外からも見えるようになる。人に反応して、居なくなったり、大きく動く、例えば歩くみたいな。
そうなると、自動的にシークレットモードに切り替わる。外から見える必要無いからね。
で、進んで行くと、ここが居住区ね。1人1部屋。別に相部屋にも出来るから、希望通りにカスタマイズ出来る。
じゃ、後ろに行こう。
なぎさについて行くと、また違ったスペースが出てきた。
(なぎさ)はい、此処がリラックススペース、休憩場所。
この椅子みたいなのが簡易マッサージ機、この色々あるのが娯楽用品、好きに使って。
このベッドみたいなのは仮眠用、部屋の片隅にあるのがバーカウンター。
お酒もジュースも飲み放題だから。
で、こっち、この扉の向こうが……
案内されるままに中に入ると……
(王宮メイド リコル)
お風呂だ!!しかも滅茶苦茶広い!!
(なぎさ)これが髪の毛を洗う石鹸、これが身体を洗う石鹸。これがシャワーっていう……
シャワーヘッドを取り、お湯を出す。
(なぎさ)この魔石、赤がお湯、青が水だから、好みの熱さで使えるから。
で、この扉の中が……
(近衛騎士団団長シューマン)
サウナですか!遠征時に他国て使って感動した。
(なぎさ)そうです。水風呂もあるのでお好みで。
ちょっと変わったお風呂が……グロいけど、見てね。
そこには、大量の触手の入った風呂みたいなのと、スライムの様な物が入った風呂みたいな物があった。
(なぎさ)引かずに聞いて、説明するから。
こっちが見ての通りの触手風呂、此れの効果は、身体の隅々まで掃除してくれるところ、もちろん体内も。
老廃物を全て食べてくれるから、身体はベストコンディションを維持できる。
気持ちいいし、凝ったところまでほぐしてくれるから、度胸試しにやってみて。
特殊開発したものだから、害は全く無い。それは保証する。よく使うよ(笑)
で、こっちはスライム風呂、これも老廃物を食べてくれる。もちろん体内も。
触手との違いは、スライムは栄養分を分泌するから、美肌にも効果がある。
いわゆるパックと同じ。それが体内もやるんだから、いつも健康体で美容にもいい。
それに、スライム特有の性質から、例えば、毒とか食中毒を起こしても、
補食して、痛めたところに栄養を与えるから、すぐ治る。治療院なんて目じゃ無いよ。遥かに早く完治する。
と言うか、一度で原因の物を取り除き、患部に栄養を与えるから、一発完全完治だね。流行り病でもそう。
だから、見た目はアレだけど、おすすめ。
お風呂→触手風呂→スライム風呂のセットがおすすめかな。
触手の粘液も取り除くからね。
では、次の階に。
また箱に入り上へ
(なぎさ)此処は食料生産場。野菜、果物だけでなく、肉、魚も何故か出来る。
まあ、とある迷宮であったシステムを完コピした(苦笑)
だから、コレを巨大化したら、一時的なら飢饉も乗り越えられる。
でも、お金もらうよ?なんだあるじゃん。
って、備蓄もせず、作物も作らずになったら意味ないから、あくまで緊急時用ね。
(近衛騎士団団長シューマン)
あぁ、それは分かる。ただ、緊急時は……
(なぎさ)助けるよ。国民は守らなきゃ、でしょ?(微笑)
(近衛騎士団団長シューマン)
恩にきる。
(なぎさ)これは自動的に刈り取られるから、必要時に必要なだけ、2階のキッチンに送られる。
次行こう。
更に上。
(なぎさ)ここから、特に力を入れた。
ここは鍛錬場、色々な屋内鍛錬をする場所。色々道具があるでしょ。
運動も出来る。
どんどん行こう、更に上。
なぎさについて最上階に行く。
(なぎさ)此処が最上階。此処も鍛錬場。天井は窓と同じ仕組み。
だから、太陽の下で鍛錬するのと同じ環境を作った。
走ったり、模擬戦やったり、好きにどうぞ。
魔法も使い放題です。僕がフルパワーでぶっ放しても、傷一つ付かないから、安心してどうぞ。
あぁ、それと、さっきの階とここの入り口すぐ横、ここね。
扉を開けると、お風呂で見た、お湯の出るのと同じ、しかし、立ってないと届かない場所に設置されていた。
(なぎさ)さっきお風呂で見たやつの、立ってするバージョン。シャワーって言ったの覚えてる?
これで、軽く汗流して、2階のお風呂にどうぞ。その後、リラックススペースでくつろげるようになっているから。
部屋に戻りたければ部屋直行でも、好きにやればいい。
と、こんな感じだけど、自信作です。
街道とかの場合で、途中、野営する必要があれば、コレ使えないけど、小型版は作った。
魔動車で行き来する方法もあるけどね。
気に入ってくれたかな?リコル(ニヤリ)
(王宮メイド リコル)
はっ!はい!はいはいはい!私、しばらくここに住むんですよね?
(なぎさ)そうだけど?
(王宮メイド リコル)
て、天国ですか?貴方、神ですか?もう永久就職します!死ぬまでついて行きます!!
(なぎさ)そういう訳にはいかんでしょ?王宮メイドなんだから。(笑)
(王宮メイド リコル)
辞めます。今日辞めます。いや、今辞めます!王宮なんて、クソ喰らえです!!(輝く目)
(なぎさ)それ、問題発言だから(汗)
(王宮メイド長 リトナ)
メイドが居るんですから、メイド長も要りますよね?いや、必ず要ります!
私に任せてください!!
(なぎさ)アンタら女王様直属でしょうが!!護衛は間に合ってますからね!!
何故か項垂れたシューマン。お前もか!!
言葉通り、キャンパーを動かして、王都正門の行けるギリギリまで寄せた。
そこから、魔動車に乗り換え、王宮に向かう。
そこには準備が整った皆さんが揃っていた。
項垂れたシューマンが、シランの肩を叩く。
不思議そうにするシラン。
(近衛騎士団副団長シラン)
何かあったのですか?団長。
(近衛騎士団団長シューマン)
あぁ、あった、あったよ!お前が羨ましいよ。
(近衛騎士団副団長シラン)
はあぁ?……
そんな反応を見たメイド達はビクッとした。
そこへメイド長が睨みつける。
(王宮メイド長 リトナ)
貴方達、くれぐれも失礼の無いように!はぁ……私が行くのはダメなのか?
(なぎさ)副メイド長なら、いいんだろうけど、メイド長はヤバいでしょう。
アレなら女王様に相談してみては?
(王宮メイド長 リトナ)
はい!ただ今!ちょっと待っててください!!
ぱぁ~っと明るくなったメイド長、そうと決まれば早い早い!人ってそんなに速く走れたっけ?
っていうか、王宮の廊下って走っていいの?
しばらくして、スキップしながら戻ってくるメイド長。
だから、王宮だって!
(王宮メイド長 リトナ)
私も行きます!やっぱり、メイドが12人も居るんです。メイド長は必要です。勅命が出ました!
(なぎさ)で、本当のところは?
(王宮メイド長 リトナ)
幼い頃の恥ずかしい秘密で脅しました!
(なぎさ)お前帰ってきたら、処刑されても知らんぞ!
予定より、一気に増えた一行。
自分達10人以外に、メイド13人、副団長。計24人
どうやって乗る?ここは王都市街地、道はそんなに広く無い…
運転する自信ありは3人、1台8人乗る必要がある。
(なぎさ)どうしよう……1台8人か……ゆったり乗りたいよねぇ~……
(シア)あの8人乗りの箱型ジープみたいのじゃあダメですか?
(なぎさ)たしかにそうだけど、8人乗りに8人はちょっと狭いぞ?荷物もあるし……
よし!12人乗りで行こう、ちょっとデカくなるけど、運転大丈夫?
(シア)大丈夫です。なんとかします。
(ユエ)私を誰だと思ってるの?大丈夫よ!
(王宮メイド長 リトナ)
この道をまっすぐ行くと広場に出ます。そこを右に曲がると正門まで一直線です。
メイン通りなので道幅は充分かと。この道と同じ幅があります。
人避けは近衛騎士団にやらせましょう(ワクワク)
アンタ本当に知らんよ?近衛にまで勝手に指示出して。
ため息をつくシューマン。
(近衛騎士団団長シューマン)
広場までのこの道と、正門までの道、人避けをせよ!
近衛騎士団の名にかけて、絶対事故を起こさせるな!!
(近衛騎士団)はっ!
(なぎさ)では、出します。これです。
どどーんと3軸6WDの箱型ジープを3台出す。いわゆるワンボックスタイプの6WD。さっきのより当然デカい。
自衛隊の6WDを想像しよう。無骨で力強く、どこまでも走って行けそうな気がする魔動車。
目を見開き、ぽかーんと口を開いて固まる王宮関係者。
(近衛騎士団団長シューマン)
なぎさ様、流石にこれは戦闘用ですよね?
(なぎさ)ん?移動用。多人数の時に使うやつ。と言っても12人乗りだけどね。
(近衛騎士団団長シューマン)
はあぁ……
もう"殿"から"様"付けになる。
最早、考えるのを放棄した。考えるだけ無駄だ。これが移動用?ぶつかってきたら、こちらが潰れる。どう見ても。
(なぎさ)さぁ皆んな乗って。荷物は座席と座席の間に置けば良いから。すぐ使わないのはこっちに持って来て。
長旅だから、荷物、しっかり用意した?着替えとか、部屋に飾るやつとか、まだなら取っておいで。
(王宮メイド)はあ……では、取って来ます。行こ!
そうしてるうちに、馬車の荷台みたいなのを取り出した。
それを魔動車の後ろに連結する。マジか。
(なぎさ)リコルお姉様、リトナメイド長は大丈夫なん?
(王宮メイド リコル)えっ?あぁ、取って来ます。沢山でも大丈夫ですか?
(なぎさ)全く問題ない……はず(笑)家一軒とかはやめてな(笑)
(王宮メイド リコル)そんなに無いです!
(王宮メイド長 リトナ)あっ!取って来ます。
メイド達が戻って来て固まる。
(王宮メイドA)あの……これに積むんですか?
(なぎさ)そうだけど。3台あるから、かなり色々持って行けるよ(笑)
固まるメイド達、そりゃそうだ。魔動車と同じ大きさの荷台が連結されている。
こんなに荷物なんて無い。荷物と一緒に自分達も乗れる。
(なぎさ)はいはーい。じゃあ積もうか。自分が乗る車のやつに載せてね。
なぎさがハッチを開け、乗り込むと荷物を受け取ろうとする。
(王宮メイド達)いやいやいやいや、自分でやりますからぁ~!!
悲鳴にも似た心の叫びを口に出す。
(なぎさ)うーん、危ないよ?じゃあ、これに入れて、固定するから。
いやもう私を固定して下さい。そんな心の叫びが出そうになる。
言われるままに、カーゴに自分の荷物を入れていく。
それを押そうとするから、慌てて自分で押す。
(なぎさ)はい、ここで止まって。下にある板の上に一緒に乗って。転けないように気をつけてね。
言われるままに一人がのる。すると、その板が上昇し、荷台の高さと同じになる。
(なぎさ)じゃ、これを押して中に入れよう。配置があるから、ゆっくりいこう。
押して中に入る。なぎさの誘導に従って、壁際に押していく。パチンと音がした。
(なぎさ)じゃあこれから完全固定するね。でないと荷物が暴れたらダメだから。
音はカーゴのコマの固定だった。カーゴにベルトのようなものをかけていく。
最後に見たことが無い器具をカチャカチャいわせている。
(なぎさ)これで完全固定終了。触ってみて、動かないから。
触ってみる。押してみる。引っ張ってみる。全く動かない。
(王宮メイドA)なるほど、こうやって固定すれば……
(なぎさ)荷崩れしない。だから壊れない。きちんとカーゴに入れていたら。カーゴ内で壊れないように詰めなきゃだけどね。
なるほど、これなら必要以上に壊れなくて済む。見ていたメイド達は感心した。
それから、自分の乗る魔動車に荷物を積んでいった。
遠目に見ていたメイド達は羨ましそうにしていた。
荷物も積み終わり、近衛騎士団から、人払い完了の報告がきた。
(近衛騎士団団長シューマン)
それでは、出発して下さい。道中お気をつけて。ううぅっ……
どうしたシューマン、行けないのがそんなに悔しいのか?
私は荷物になりたい。そんなどっかで聞いたような気持ちだったらしい。
泣くな、そのうちチャンスはある……かも(爆)
動き出すと、少々騒がしくなる。皆、極上の乗り心地に、これだけでも同行する価値があったと喜んだ。甘いな。
正門に到着すると、巨大な建物が目に入る。戦々恐々として静まりかえる。
どんどん近づいて行く。さっきとは違って、後悔してきた。忙しいなお前ら。
そのままどんどん近づいて行き、ハッチが開いたところから、魔動車が入っていった。
すると、先程見たような魔動車や、変わった形の魔動車、細くてどう乗るのか分からない物まであった。
あぁそれ、魔動バイクね。またがって乗るんだよ。
キャンパーに入ると荷物を下ろす。運びやすいように、カーゴごと下ろして。
さて、困った。部屋数は16、人数は24人、後2人増える。
(なぎさ)1階増やすか、
【錬成】
そして、
【コピー】
(ユエ)どうしたの?
(なぎさ)ん?部屋数増やした。1階と2階の間に。だから今までの2階は3階になるから。
後で案内したげて、あと部屋もね。
(シア)器用ですね、なぎささん(苦笑)
(ユエ)分かった。
ユエの案内で車内を見て回る。死ぬほど驚き、失神しかけ、そして幸せを噛み締めた。
これから此処が住処なんだ。長旅なんて終わらなければいいのに。
シランは理解した。そりゃシューマン団長が悔しがるはずだ。
自分はここ。団長はいつもの自宅。いや、近衛の団長となれば豪邸ですけど。
装備を考えれば、霞んで見える。
その後、割り振る部屋へ。
(なぎさ)皆んなには悪いんだけど、2階の部屋を使って。僕らは自分達の部屋が3階なんで。
造りは同じだから迷わないし、風呂もある。あれなら、3階の風呂に来てもいいよ。
皆んなでワイワイ言いながら入るのもいい。飲み物もあるから、お風呂もゆっくり入れるし。
(王宮メイド リコル)
いいの?
(なぎさ)いいよ。使いこなせないとせっかくの設備が泣くし(微笑)
(王宮メイド長 リトナ)
でも、何故2階を?充分広さが……
(なぎさ)それは、ワンフロア、16部屋の造りになってるから。では、行こう。
2階へ行く。
(なぎさ)で、これが部屋。中に入って。
中に入って絶句する。
だだっ広い部屋。あるのはベッドのみ。しかしそのベッドがデカい。これ、何人で寝るんですか……
(なぎさ)ここ、1人分だから。1人1部屋用意してあるから、荷物持ち込んでゆっくりしてね。
落ち着いたら食事にしよう。
その扉の向こうが狭いけど、お風呂ね。1人がいい時にどうぞ。
お風呂は3種類。普通、触手風呂、スライム風呂。
ちょっと見てみて。
扉を開けて入ると、右側の扉を開けると普通の風呂、左側が問題の風呂。結構グロい。
(王宮メイド リコル)
あっ!これですか、ユエ様から説明ありました。凄く興味があります。是非使ってみたいです。
部屋にもあるんですね。
(なぎさ)ならよかった。あと、部屋なんだけど、今はベッドと風呂とトイレだけ。
あっ!この正面がトイレね。椅子に座る感じで使って。転移魔法で自動的に外に捨てられるから。
で、部屋ね、必要な物があったら言って、錬成で作るから。
この状態だと1部屋だけど、壁作って3部屋とか出来るから。
いつでも元にも戻せるから、間取りはお気に入りで。同時に作るのは出来ないから、順番でね。
絵とか描いてくれたらイメージしやすいから助かる。細かいところは相談しながら詰めればいい。
あれ?大丈夫?聞いてたかな?
(王宮メイド達)……は、はい!聞いてました、聞いてました!
(なぎさ)まぁ、分からなくなったら聞いて。遠慮しなくていいから。
長旅だ、快適にいこう!
(王宮メイド達)はい!(輝く目)
(王宮メイド リコル)
じゃあ、同室の……
(なぎさ)リコルお姉様……1人1部屋!1人1部屋って言ったよね!!
(王宮メイド リコル)
そっかぁ~1人1部屋か、そうだった、そ……………
はあぁぁぁっ!!1人1部屋?!1部屋って、これが1部屋!!
ってか、これ1人用なの??
(なぎさ)そうだけど??とりあえずベースキャンプとしてのなら、これの縦横倍のもあるけど、あれ、動かせないからなぁ……
動かせるスペースあるなら、移動用に改造するんだけどね。デカすぎて走れる場所がまだ見つからないんだわ(テヘッ)
(王宮メイド リコル)
そっかぁ、大きかったんだ…………はあぁぁぁぁっ!!これよりデカい?
バカですか?ねぇ~バカなの?そんなデカいの、街道潰すわぁぁぁっ!!!はあはぁはぁはぁ……
(なぎさ)だ・か・ら、砂漠専用だって。あっ!砂漠なら大丈夫やん!
(王宮メイド リコル)
そうだよ!今気付いたのかよ!!遅い…………違~う!そんなデカいのどうするの??
(なぎさ)快適仕様だよ、でもアレか、町に近づきにくくなるか……でも、魔動車あるしなぁ……
(王宮メイド リコル)
アンタの悩むところが分からん……(はぁ~)
(なぎさ)いや、空飛べるのもあるしなぁ~とか考えたりして。
(王宮メイド リコル)
そっかぁ~、空飛べるのもあるんだ、凄~い……………
今、何つった?今、何つった?空飛べる?ある?
はあぁぁぁっ!!もう、ついていけんよ!!(涙目)
(なぎさ)リコルお姉様、快適な空の旅、いかがです?(笑顔)
(王宮メイド リコル)
うっうっうっ……よろしくお願いします(ガクッ)
このやりとりを見ていたメイド達は固まっていた。
何?なんなのこれ?なんなんだあの人??なぜご一行様たちは笑って見ているの?
えっ?どういうこと?何がどうなってるの?私たちがおかしいの?もうわかんない(半泣)
先に色々見せられたリトナだけは、この方達ならありうる!と理解した為、平静を装っていたのだが、
たまらないのはシランである。もう何がなんだかわからない。どうしていいかもわからない。
近衛としてのプライドはあるが、物事限度ってものがある。もはや限界突破、思考がついていかない。
そうこうしているうちに、荷物を運び込むことになった。
皆、思い思いの部屋を取ると、楽しそうにどういう部屋にするか、盛り上がっていた。
(シア)皆さん、私の部屋は見てもいいですよぉ~。参考になるかはわからないですけど(笑)
(フェロ)あぁ、私の部屋もいいよ?
(ティオ)妾の部屋も良いぞ!
(雫・ヤマト)私たちの部屋は参考にならんだろうが、騎士の部屋でよかったら、私たち姉妹の部屋もいいぞ。
(エルム)うーん、私の部屋はどうだろう、まぁ、見たい人はどうぞ。
最早そこにメイドは居ない(笑)居るのは目を輝かせた子供のような人達。
私も、私も、と早速見に行く。各々、趣向を凝らした部屋だけに歓声があがる。
イメージが膨らみ、自分だけの部屋作りに夢をはせる。
そして夕食の時間がきた。
リビングに移動すると、なぎさとシアが料理を運んでいた。
慌てるメイド達、しまった!と焦るリコル。私としたことが……と悔やむリトナ。
(なぎさ)ん?どうしたん?
(王宮メイド リコル)
ご、ごめんなさい!私達が運びます!
(王宮メイド長 リトナ)
わ、私としたことが!皆、早く運びなさい!!
(なぎさ)あぁ、いいよ。慌てなくて。そしたら、今から渡す料理を並べてくれる?
部屋を囲むように置かれたテーブル。そこにどんどん料理が並んでいく。
パーティーか?と思うほど料理が並ぶと、グラスが配られ、ジュースが注がれる。
(なぎさ)皆さん、ようこそ、我々の住居へ。これから長い旅が始まりますが、仲良くやっていきましょう。
これからよろしくお願いします。お酒が弱いので、ジュースですが乾杯しようと思います。
お酒は飲み物のところにありますので、どうぞお飲みください。
では、乾杯!!
なぎさの音頭でバイキングパーティーが始まるが、メイド達は控えたままだった。
(なぎさ)えーっと、今日はこちらのご招待ってことで、メイドさん達も一緒にどうですか?
普段と違って食べにくいなら、それでもいいですが……せっかくだし、冷めないうちに食べません?
リトナメイド長、どうです??
(王宮メイド長 リトナ)
えっ?いや、あの…………では、お心遣いに甘えまして、皆さんも一緒にいただきましょう!!
(メイド達)はーい!!(喜)
食べたことの無い料理、食べたことの無い味。でもめちゃくちゃ美味しい。
どこの料理なのか?どうやって作るのか?メイド達は気が気でならなかった。
(シア)皆さん!この料理、めちゃくちゃ美味しいでしょう。
これはなぎささんがいた世界の料理、いわば異世界の料理です。
このレシピ、後々、公開販売するので、気になる方は買ってね(笑)
後、香辛料の大量生産による低価格化や新しい調味料の販売も計画しているので、お楽しみに(笑)
この料理には、それらをふんだんに使っています。楽しんで食べてくださいね(笑顔)
大歓声があがる。後々、自分達でも作れる時が来る。あの高価な香辛料が低価格になる。新しい調味料ができる。
もはや楽しみしかない。気の早いのは、作れるようになったら、どれを賄いにしてもらおうかとか話していた。
料理長、頑張れ(笑)
料理人を連れて来なかったのは、この為であった。
帰ってから、口コミで広げてもらう。それから、レシピや調味料を販売し、調理法を伝授する。
王侯貴族だから年間契約にして、最優先でレシピを回す。これが販売戦略だった。
そして、将来的には料理人との共同開発で、新メニューを作り、開発者にも権利料が受け取れる仕組みを導入する。
こちらだけではネタ切れという限界がある。共同開発なら相手にも利があるし、アイデアも豊富だろう。
食後のティータイムを楽しんだ後、お風呂へ。
やはり最初は不安だろう。皆、一緒だった。使い方を覚えて身体を洗い、湯船やサウナへ。
もはや天国、飲み物片手にくつろぐお風呂タイム。
そのうち、例の触手風呂とスライム風呂が気になり出す。
思い切って、ひとりが触手風呂へ。そりゃもう大変なことに。
最初はビックリして怖がってたが、そのうち気持ちよくなり、身体の中まで入ってくるのだから、艶めかしい声が……
聞いている方がムラムラしてくる。そして我慢できなくなった者から触手風呂へ。
気持ちよくなっている仲間を見ているのだ。後になるほど大胆になってくる。もはや大変な事になっていた。
何故か背中に悪寒が走る。ユエ達は後ろに居るのだが、振り返れない自分が居る。
デロデログダグダになって、仕上がったものから、担いでスライム風呂へ。
そこは静かになる。スライムが丸呑みするのだから。息はできるが、声は出ない。が、気持ちいいのが見ていてわかるが。
出来上がり、浮かんで来た者から身体を拭き、外のリラックスルームの仮眠用ベッドに運ぶ。
こちらも一旦上がり、皆の様子をみる。
気持ちよく、すやすや寝ている者もいれば、ふやけた顔をして起き上がる者もいた。
(なぎさ)どうだった?フルコースだったけど。
(王宮メイドA)もう最高です!コリが無くなって、肌も髪も艶々です!こんなになるんですか?
(なぎさ)そうやよ。その為に開発したんだから。よかったら使って。
(王宮メイドA)はい!私、もう、どハマりしました!これ最高です!!
(王宮メイドB)私も!恥ずかしい話、便秘だったんですが、滅茶苦茶スッキリしました。これ、触手のおかげですよね?
それと乾燥肌なんですが、ぷるぷるになったし、髪も艶々です!スライム風呂、恐るべし!です!(喜)
最初はやっぱり……だったけど、一度体験したら、もうですな。
お互い肌や髪を触ったり、鏡をみたり、ワイワイ盛り上がって、寝ていた者も起きてきた。
変わり果てた自分にビックリして、もう最高!これしか無い!絶対これだ!と喜んだ。
旅が終わったら、どうするんだろう?とか鬼畜な考えが…………
(なぎさ)あっ!シランさん。どうだった?一番抵抗があると思ったんだけど……
(近衛騎士団副団長シラン)あ、あぁ。やはり魔物は魔物だ。抵抗が無いと言えば嘘になる。
が、凄いなアレは。筋肉のコリなど消えて無くなり、身体は絶好調だ。
騎士ゆえに手入れなどしなかったが、こんなに髪がサラ艶に、肌ももちもちになるもんだな。
女の喜びを知った気分だ。アレはいい、最高だ、また使っていいのか?
(なぎさ)またも何も、好きなだけどうぞ(笑)その為に開発したんだから。快適重視!これ大事!ですよ(笑)
(近衛騎士団副団長シラン)
たしかにな!しかし、よく色々思いつくもんだな。しかもそれを実現してしまう。
貴方には頭が下がる。凄いな。
(なぎさ)いえいえ、得意分野の違いですよ。どう頑張っても、貴方に剣では勝てないでしょ(微笑)
(近衛騎士団副団長シラン)
あはは。奥ゆかしいんだな、貴方には気品を感じる。
(なぎさ)いや、その、夜な夜な姦りまくられて、屍と化す自分が恥ずかしいっす……
(近衛騎士団副団長シラン)
こう言うのもなんだが……かなり激しい方達のようだな(ニヤリ)
(なぎさ)それ以上、言わんでください(涙目)
すると、遅れてリコルとリトナが運ばれて来た。
そりゃもうアヘ顔丸出しで半分気絶しているみたいな感じですやすや寝息を立てていた。
(王宮メイド リコル)
う、うーん……
(なぎさ)起・き・た?リコルお姉様(笑)寝顔が大変美しゅうございましたわ。ぶっ、ぶはっ、ぶはははは(大爆笑)
(王宮メイド リコル)
なっ!見たな!見・た・な!でもあれ、気持ちいい!最高!
うわぁ、何これ!髪、サラ艶、肌、もちもちじゃん!
やっぱねぇ、メイドしてると肌荒れるんよねぇ~、とくに手が。
これ、白魚のようじゃん。こんな肌、何年ぶり?って感じ!!
(なぎさ)そっかぁ。何十年ぶりかぁ。よかった、よかった(爆笑)
(王宮メイド リコル)
何年ぶりか?だよ!!
すると、エロ顔浮べて近づいてきた。耳元で囁く。
(王宮メイド リコル)
いい事、思いついたから(微笑)お楽しみに(ニヤリ)
(なぎさ)えっ?何?
嫌な予感がする。
(王宮メイド リコル)
触手風呂でデロデロになりながら姦る!気持ちいいと思うよぅ(微笑)今から楽しみだわ(ニヤリ)
スライム風呂でも姦るからね(エロ笑)
そんな気がした。いつか誰かが言い出すだろうって期待し……ゲフォゲフォゲフォ……予感してたんだよなぁ……
(王宮メイド リコル)
奥方様達に提案しとくね(微笑)まず、私に姦らせてください♡って(ニヤリ)
と決まれば、許可取りに行ってくる♡♡
行かなくていいから、行かないでください、期待し……ゲフォゲフォゲフォ。
(王宮メイド リコル)
ねぇねぇ、姦り風呂ってあるんだって?私、使用許可もらっちゃった(微笑)
後ね、早速作るって急いで行かれたわ。
それとぉ~、うふふふふ♡
(なぎさ)何だよ(怖)
(王宮メイド リコル)
よく気付いたって褒められて、二人っきりでのプレイ許可をご褒美にもらっちゃった♡
さぁ行こう♡今行こう♡♡お風呂、中途半端だって言ってたから♡♡
よろしくね♡♡って頼まれたから♡♡
今から姦る♡今すぐ姦る♡♡ってか、姦らせろ♡♡♡
そう言うと、風呂場に引きずって行く。どこにそんな力があるんだよ!
(王宮メイド リコル)
はーい、身体を綺麗綺麗しましょうねぇ~な・ぎ・さ・ちゃん♡
お姉様にお・ま・か・せ♡
そう言うなり、いきなりお湯をぶっ掛ける。怯んだところに馬乗りになり、手には泡だらけの何か(怖)
身体を色んなやり方で洗い終わると、お姫様抱っこして運びだす。メイドのパワー怖ぇ~(涙目)
(王宮メイド リコル)
はーい。お楽しみのじ♡か♡ん♡(鼻息)
そう言うなり、抱き抱えたまま触手風呂に入る。
(王宮メイド リコル)
あはっ♡キタぁ~!気持ちいいぃ~♡はぁはぁ♡な・ぎ・さ・ちゃん♡えい!♡
(なぎさ)待て待て待って!待っ、ぐばぼげぐぼ…………
(王宮メイド リコル)
あはは♡そんなに喜ばれれたら、お姉さん堪んなぁ~い♡♡あはっ♡くうぅぅぅっ♡
もはや触手とメイドと乱交状態。放送出来ません…
すると、不思議に思ったメイド達が風呂場に戻ってきた。
(王宮メイドA)なっ!何やってんですか!リコル!!
(王宮メイド リコル)
えっ?なぎさちゃんを触手と一緒に姦ってるの。楽しいぃ~♡はぁはぁ♡
(王宮メイドB)なっ!なぎさちゃんって(驚)そんな事したら……
(王宮メイドC)そうですよ!なぎさ様にそんな事して、ただでは済みませんよ(怖)
(王宮メイド リコル)
大丈夫!大丈夫ぅ~♡奥方様達には許可もらってるからぁ~♡
(王宮メイドD)どんな許可だよ!って、あの方たちって、なぎさ様の奥方様たちなの?
(王宮メイド リコル)
そうだよぉ~♡そう聞いてるけどぅ~♡
あはっ♡もう、なぎさちゃんったらぁ~♡イケナイ子♡はぁはぁ♡
(王宮メイドE)そうなんだ。
(王宮メイドF)じゃあ、尚更ダメじゃん!!
(王宮メイド リコル)
いいの♡いいの♡ちゃんと許可もらってるからぁ~♡あはっ♡
いい事思いついて、提案したら、ご褒美貰っちゃった♡あはっ♡なぎさちゃん♡うふふっ♡
(王宮メイド達)どんなご褒美だよ!!
(王宮メイドG)で、でも、なぎさ様って、こんなに乱れるの??
(王宮メイド リコル)
そだよぉ~♡可愛いでしょぉ~♡もう、堪んないぃ~♡♡
(王宮メイドA)ち、ちょっと、私、我慢できなくなってきた。私もいい?♡
(王宮メイド リコル)
ダメぇ~♡今は私のものぉ~♡奥方様達の許可無いと、後、知らないよぉ~♡♡
(王宮メイドA)えーっ、てか、そんなトロトロの顔して、知らないよぉ~♡って言われてもなぁ……
(王宮メイド リコル)
今度、頑張ってご褒美貰ったらぁ~♡ってか、私からもお願いしとくしぃ~♡
あぁ~ん♡なぎさちぁ~ん♡ふふふふっ♡
(王宮メイド達)お願いします!お姉様!!
(王宮メイドJ)もうダメ!ちょっと開けて、そこでシてくる。アンタ達、大丈夫なの?
(王宮メイドL)いや、私もダメだぁ~。誰かシよ?
(王宮メイドC)私が相手するわ。だから、私もお願い。
(王宮メイドA)我慢無理ぃ~!みんなシよ?
それから風呂場は大変なことに……
それを見ていたフェロは、今度、姦り風呂と姦り部屋がある事を教えてあげようと、心に誓った(爆)
何誓ってんだよ!!
なぎさを生け贄に混ざる気満々である。怖ぇ~な、おい(怖)
スライム風呂でも一通り姦ったリコルは、満足して、仕上がったなぎさを抱き抱え、リラックスルームへ。
だから、力、スゲーな!
(なぎさ)うっ!うーん……
(王宮メイド リコル)
気がついた?なぎさちゃん♡また、お姉さんと姦ろうね♡♡
(なぎさ)怖いから遠慮します(半泣)
後は寝るだけ。皆、ふらふらになりながら、自室に戻った。
笑いながら戻ってきた奥方様御一行。もう奥方でいいんですね?
(なぎさ)笑うな。
(ティオ)いやぁ~、いいものを見せてもらったわ(ニヤリ)
(シア)そうそう、激しかったですよねぇ~(エロ笑)
(フィル)なぎさ、GJ!(ニヤリ)
(ユエ)ああゆうのもいいね(笑)
(なぎさ)どゆこと?
(フェロ)はぁ~い。フェロちゃんが生中継してましたぁ~!ライブで見てたよぉ~(微笑)
現場で生の方が迫力半端なかったけど(ニヤリ)
(エンジェ)愛されてるなぁ~なぎさちゃん(爆笑)
(エルム)いい事です、なぎさちゃん(ニヤリ)
(雫・ヤマト)なかなか凄かったな(汗)
(玲・アカギ)あそこまでシても、大丈夫なんだな(エロ笑)
(椿・シナノ)へぇ~、いい情報掴んだ(ニヤリ)
(ミヤビ)早速、姦り風呂に触手風呂とスライム風呂を作ったからのう(ニヤリ)
(なぎさ)・・・こんな時、どうしたらいいか分からないな(涙目)
(なぎさ以外)笑えばいいと思うよ(ニヤリ)
(なぎさ)てか、メイド達がみんなのこと、"奥方様"って言ってたけど、いいのか?
(ユエ)何故?
(なぎさ)いや、そのぉ~、それなら、ちゃんとプロポーズしてないなって(照)
(シア)何言ってんです?私しましたよ?返事もらいましたが?
(ユエ)私もしたし、返事もらったけど?
(ティオ)そういえは、妾もしたのう。返事したではないか。
(雫・ヤマト)求婚して、婚約者になったが?
(玲・アカギ)私も婚約者なんだが。
(椿・シナノ)大体、私がお姉様を誘って、3人共、婚約者になったんですが?
(フェロ)あんな事されたら、惚れずにはいれないって言ったよね?
命張って助けてくれた相手に求婚しないやつは居ないだろう?
(フィル)私はなぎさのもの。だからお嫁さん。
(エルム)そういえば、私はして無かったなぁ……どうしよ?みんなしたの?
じゃあ、面白そうだからやる。返事は?OKね。
こんな美女エルフなんだから、当たり前よね!
(ミヤビ)妾はとうにしたわのう。はいと言われたのは覚えておるぞ。
(エンジェ)私は……保留だな。
(なぎさ)わかった。ありがとう。再度、皆さん、よろしくお願いします。
エンジェはダメ!!アンタ、天界に戻らなアカンでしょ!
(ミヤビ)話が一段落したところで、次なんじゃが、ブリーフィングを始めてよいかのう。
0
あなたにおすすめの小説
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる