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第一章前編 異世界転生〜邪神討伐編
リリー発見編
しおりを挟むキャンパーに着くと、シアがレムを案内する。
レムはまるで子供の様にはしゃいでいた。
見るもの全てが新しい。見たことがない。どうなってるのか興味津々。
シアの説明を食い入るように聞き、色々質問していた。
あれほど喜ばれると、作った甲斐があった。
一通り案内した後、お風呂にはいる。
ここでも興味がつくことがない。
あれもこれも試してみては、凄い!面白い!楽しい!を連発していた。
(なぎさ)レムさん、どう?気に入ってくれたかな?
(レム)いやもう、凄いです。面白くて楽しい!!どうやって考えたんですか?(嬉)
(なぎさ)うーん、元の世界のをこっち風に再現してみた。
魔法があるから、滅茶苦茶楽やけど。
ややこしいところ、難しいところは全部魔法で片付くから、色々やれる。
まだまだやる気やから、楽しみにしてて。楽しく無けりゃ、此処に飛ばされた意味ないしね(笑顔)
チート武器にやりたい放題やってやる(笑)
(レム)まだあるんですか?それ、凄い!私、パワーあるから、力関係は任せて!
一緒に手伝ったりしたい!!
(なぎさ)おう、頼む。色々作って楽しもうな!
(レム)はい!その為にも、このクソ世界、なんとかしなきゃですよね。
私やる!やってやるよ!この生活、楽しむんだ。
(なぎさ)そう!それでいいんよ。僕もそのつもりでやってんだし。
元居た世界がクソやから、こっちで謳歌してやるんよ(笑顔)
(レム)そうなんですか!なぎささんにとっては元の世界がクソなんだ!
でもこっちでこんな事出来るなら楽しいですよね!
私もその話、乗っちゃいます。
(なぎさ)乗れ乗れ!乗りまくって悠々自適な優雅な生活をしてやんよ!!
(レム)はい!(光悦)
なぎさ狂信者爆誕!その後、レムはなぎさから片時も離れようとしなかった。
ユエやシアがイラッとくるのにはそう時間はかからなかったが、なんなかんだで許してあげていた。
ただ、どさくさ紛れにフィル、フェロも一緒なのは、納得していなかった(爆)
お風呂を楽しんだ後はリラックススペース。
もうレムは大はしゃぎ。なんか凄く可愛い。
ティオが認める人型物理最強兵器。そのガタイに似合わず中身は子供のように純粋で人懐っこい性格だった。
くつろいだ後はディナータイム。
見た事も食べたことも無い料理の数々。
あのパワーの源は食事!その量はフィルも真っ青な大食感!
いや、もう、そんなに喜んで食べるなら、いくらでも作っちゃうよ(笑)
(レム)あっ!
(なぎさ)どうした?
(レム)私、食べすぎた……皆んなの分まで食べちゃった(涙目)
(なぎさ)気にするな、いくらでもある。身体を壊さないならたっぷり食べていい。
こんなに食べてくれるなら作り甲斐がある。色んな料理食べて感想聞かせてよ。
この料理のレシピは後々公開販売するんや。
改良はシアが担当してくれる。
かなり儲かるんじゃないかという話でな。
がっぽり儲けて色んなことしようって話ししてんねん。
冒険者で稼ぐ、商売して儲ける、それ元手に愉快で楽しい生活しようってな(ニヤリ)
(レム)いい!それいい!最高!私、手伝う!(輝く目)
(シラン)あ、あのう……いや、いいです(ガクッ)
(王宮メイド リコル)
ねぇねぇ、私も一丁噛みさせてよ!王宮内関係は私らのテリトリー、隅から隅まで分かってる。
他のメイドや貴族連中に売り込みかけるからさぁ、いいでしょ?
今此処に居るコイツら総動員で売りまくるから。
な?皆んなやるよな?
(メイド達)はい!喜んで!!
(王宮メイド長 リトナ)
おい!貴方達!なんてはしたない!
分かりました。そういう事ならまとめ役が必要です。
メイド長としてこのリトナがまとめ役になりましょう。リコルでは不安です。
リコル、貴方は実働部隊の指揮官をやりなさい。
交渉、特に貴族がらみは私が担当します。くれぐれもミスの無いよう、細心の注意を払いなさい!
(王宮メイド リコル)
えぇ~、仕方ないなぁ。
まぁ、お貴族連中はめんどくさいし、しみったれも多いから、メイド長に任せた方がいいよな。
ガッツリぶん取ってくださいよ?姐御!
(王宮メイド長 リトナ)
誰が姐御ですか!まぁいいですわ。このリトナの力、見せてあげましょう。
皆さんもしっかり勉強するように!失敗は許しませんよ!
(王宮メイド達)はい!喜んで!!
(なぎさ)あぁ~そのぉ~盛り上がってるところ、悪いんだけど……
(ユエ)なぎさ、構わないわ。
(シア)えぇ、使える者は使い倒しましょう!
(なぎさ)そっか?それならわかった。リトナさん、リコルさん、そしてメイドの皆さん、よろしくお願いします。
(王宮メイド長 リトナ)
いえいえ、こちらこそ末永くお願いいたします。
(王宮メイド達)よろしくお願いします!!
(なぎさ)あ、あぁ。しかしいいのか?これで?
(王宮メイド リコル)
いいんです!なぎささん!いや、なぎさ様!こき使ってやって下さい(ニヤリ)
(なぎさ)あ、あぁ(困惑)
(王宮メイド リコル)
でもさぁ……近衛とか、騎士団とか、どう落とすかよねぇ……
(近衛騎士団副団長シラン)
ううん!!あのぅ、ここに近衛なら居るんですが……
一応、副団長やらしてもらってるんで、かなり顔広いですが……
騎士団と警ら隊にも知り合い居ますよ?
(なぎさ)・・・・。
(近衛騎士団副団長シラン)
いや、いいじゃないですか!私も混ぜて下さいよ!!めっちゃ楽しそうじゃないですか!!
いくらメイド長と言っても、騎士絡みはなかなか手が出ませんよ?内通者居るでしょう。
ややこしい交渉はメイド長にお任せしますが、切り込み隊長要りますよね!ねっ!!
(なぎさ)な、内通者って……切り込み隊長??
(近衛騎士団副団長シラン)
いや、要ります!要りますって!!絶対後悔させませんよ!!
近衛の副団長権限、甘く見ないでくださいよ!!
(ユエ)・・・いいんじゃない?この際、こき使っていいなら手下にしちゃって。ねぇ皆んな?
(シア)私、賛成です。広報部隊は居れば居るほど、早く広くばら撒けます。
(ティオ)妾も悪い話ではないと思うのう。ただし、この者達が裏切らなければの話じゃが?
(椿・シナノ)うーん。姉さん達、どう思う?
(玲・アカギ)そうだなぁ……それにまだ日が浅いからなぁ……どう?雫姉?
(雫・ヤマト)シラン殿に問う。騎士として、裏切りは万死に値するが、その覚悟はおありか?
(近衛騎士団副団長シラン)
はい!ございます。裏切った際には如何様にも。
また、この者達が裏切れば、私がこの手で始末を付ける事をこの剣に誓います。
(雫・ヤマト)そうか。その覚悟、本物であれば、貴方を信じよう。
(近衛騎士団副団長シラン)
はっ!
シランが雫に近すぎ、片膝をつく。そして雫のブーツに口付けをする。
雫は剣を抜き、シランの両肩を一度づつ触れた。
おい、待て、それって……
(雫・ヤマト)貴方を信じよう。この先、我らの手となり足となり、存分に力を発揮せよ。
(近衛騎士団副団長シラン)
はっ!ありがたき幸せ。このシラン、この命尽きるまで、ご期待にお応えいたします。
いや、しなくていいから。お応えしなくていいから。アンタ近衛の副団長でしょ?何処に何誓ってんの?
大丈夫か?この国??
(フェロ)そうと決まれば、私は異論無い。
異論有れよ!!
(フィル)なぎさがいいなら、それでいい。いざとなれば、私が狙撃する。
物騒ですよ、フィルさん(涙目)
(エルム)私、異論無しぃ~。
軽いなぁ~おい!
(エンジェ)ぶっ!いや、面白い、いいんじゃない?(笑)
よくねぇ~よ!笑ってる場合か!
(レム)私、裏切りは許せないのよねぇ~。ねぇ、知ってる?知ってるよね?鬼族のパワーも知ってるよね?
レムさん怖い。ついでにスプーンとフォーク、一つに丸めないで。それ、アザンチウム製ですよ(涙)
なんで片手で丸められるんですか?(半泣)
(なぎさ)分かった、分かりましたから。もう、この際皆んなでやっちゃいましょう。
(ハイリヒ王国組)やったぁ~!!!
ハイリヒ王国組が作戦会議を開始した。
おいシラン、多分、明日には最後の1人を解放だ。早く寝ろ!
(ミヤビ)こちらもブリーフィングを開始するかのう。
最後の1人はリリー様じゃ。
このお方も大迷宮におられる。
(なぎさ)おられる?封印されてる、じゃなくて?
(エンジェ)そう、おられる、だ。
リリー様はスライム。諜報、暗殺のプロだ。彼女の右に出る者は居ない。スライムだからな。
(ミヤビ)擬態、変形、自由自在。水が通れるなら簡単に通り抜けるのじゃ。
擬態が出来れば、コピーが出来る。という事はじゃ、なりすましてターゲットに近づくなど簡単な事じゃ。
しかも捕食する。オリジナルを取り込み消化して隠滅、その時に情報を全て抜き取り完璧なコピーになるのじゃ。
相手にとってはたまったもんじゃないがのう。
(フェロ)あたいらの"魅了"より確実たな。術が解ける心配もない。
(エンジェ)それだけに有事の際には英雄になる。
(シア)あぁ、それって、いつものパータンですか?(ため息)
(ミヤビ)そうなんじゃが、ちと違うてのう。
(エンジェ)身の危険を察知した者達は自ら退避した。
討伐はされたりしたが、リリー様の場合、自ら大迷宮に逃げ込み危機を脱したのだ。
それ以後、迷宮の奥深く、所謂、最深部を住処にし生き延びたのだ。
(ミヤビ)スライム自体、寿命など有って無いようなものじゃ、今も迷宮の奥深くで生きておられるであろう。
(エンジェ)ということで、リリー様と合流するのが最後のミッションだ。合流後、速やかに救済活動を開始する。
そのことは、また、その時に説明する。
きな臭い情報が見つかってきたが、まだ確証が無い。
それに、幾つか有力情報があるだけにまだ絞り込めて無いのだ。
ハイリヒ王国が味方に付けばやりやすいかもと考えていたりする。
まだなんとも言えないんだ。だから、リリー様との合流に専念して欲しい。
場所は、クワイア大迷宮。近くの町は、イステニだ。
(ミヤビ)これが座標じゃ、婿殿。
(なぎさ)了解!
座標設定。
さて、寝ますか!最後の1人かぁ……長いようで意外なほど短かったなぁ。改めてチートすげぇ!!
しかし、ハイリヒ王国組、盛り上がってるなぁ……放っておこう。
あれ?レムさん、どうしたの?部屋、ありますよね?
(なぎさ)レムさん?どうしたの?
(レム)うーん、なんか寂しいというか、不安というか……迷宮なんですよね……
(なぎさ)!あぁ、そうだな。そうかぁ……
良かったら部屋に来る?
(レム)いいの?ありがとう!(嬉)それとお願いがあるんだけど……
(なぎさ)ん?何?
(レム)私の事、レムって呼んで。さん付けしなくていい。さん付けされるとなんか壁感じて辛い。
(なぎさ)わかった。じゃあレム、良かったら部屋に来る?
(レム)うん!(輝く目)
意外にも甘えん坊なんだ。でもまあ"鬼族唯一の生き残り"になったんたよなぁ……
たしかに分かる気がする。
でだ、レムは部屋に呼んだんだが……何故、貴方達が居るのかな?フィルさん?フェロさん?
(フェロ)あぁ、なんか、なんでお前ら居るの?みたいな顔してる。
ギクッ。
(フィル)お嫁さんが旦那さんの部屋に居る。別に普通。
たしかに。
(レム)えっ?フィルさんもフェロさんもなぎささんのお嫁さんなんですか?
(フェロ)そだよ。別に私たちだけじゃない。
ユエ、シア、ティオ、雫、玲、椿、エルム、ミヤビもそうだよ?エンジェは自称(仮)みたいな(笑)
(レム)ええっ!そうなんですか!そうなんだ……
(フィル)別に落ち込む必要無い。なら、レムもお嫁さんになればいい。
えっ?今なんか凄い事言いませんでした?フィルさん??
(レム)えっ?いいの??
(フェロ)別に?嫁筆頭が私、私は多妻だろうがなんだろうが別に気にしない。
フィルだってベタ惚れ!だから、自分だけ良ければいいなんて思ってない(笑)
(フィル)違う。嫁筆頭は私。私はなぎさがよければそれでいい。多妻も愛人も妾も奴隷も。
フィルさん、いつも微妙に怖い(涙目)
(レム)ならなる!
(なぎさ)えっ?いや、まだどこの誰かもわからんのに、そんな簡単な……
(レム)ううん。なぎささんの事は"プロフィール"で見た。
それで、今一緒に居て、凄く落ち着くの。
それに、色々な凄い事やってるし、皆んなを見てたら凄く幸せそうに見えた。
だから、なぎささんがいいなら、他のお嫁さん達がいいなら、私もなりたい!
(なぎさ)うーん、わかった。レムがいいなら、お嫁さんになってくれるかな?
ふつつか者ですが、よろしくお願いします。
(レム)やった!私こそ、ふつつか者ですが、よろしくお願いします。
(フェロ)ふーん……
(なぎさ)何?なんか変なこと言った?
(フィル)レムは呼び捨て、私はさん付け。
(フェロ)どうしてかなぁ?ねぇ、どうしてかなぁ?ねぇなぎさ?どうして私はさん付けなん?
(なぎさ)えっ?呼び捨ては失礼かなって。だって、許可貰って無いし……
(フィル)私はなぎさのもの。許可なんて必要ない。
(フェロ)私だって別に許可しなきゃ、呼び捨てで呼んだらダメだなんて言ってないけどなぁ(微笑)
(なぎさ)えっ?じ、じゃあ、分かりました。フィル、フェロ。
(フィル)それがいい。
(フェロ)素直でよろしい(ニヤリ)
(なぎさ)ていうか、もう寝ない?明日、到着してるよ?
(フェロ)そうだなぁ……寝るか♡
(フィル)私も寝る。なぎさと一緒に。
(なぎさ)はぁ?自分の部屋に帰って寝ないの?
(フェロ)だって、レムとは今から一緒に寝るでしょ?
(なぎさ)そうなるよ?だってな、やっぱりなぁ……分かるやろ?
(フェロ)分かるよ!一晩レムと姦りたいんでしょ?(ニヤリ)
(なぎさ)分かってなぁ~い!!明日、迷宮!やっぱりあんな事あったら、不安にもなるし、寂しくもなる!
だ・か・ら・だ・よ!
(フィル)私も寂しい。なぎさと寝る。
(フェロ)ほぉ~。私の時は……
(なぎさ)お前ら拉致って、姦り部屋や姦り風呂で姦りまくったやろが!!!
(フェロ)姦ったよ?それがどうした?なぎさの部屋で、一緒に寝た事はないですが?が?
(フィル)私もなぎさの部屋でなぎさと寝たい。
(なぎさ)あのぅ~、別にいいですけど、ユエさんブチ切れても知りませんよ?
(フェロ)別に構わないけど?
(フィル)別に構わない。ユエの魔法と私の狙撃、どちらが上か勝負する。
(なぎさ)待て待て待て待て!それはやめて!お願いだから、ダメ絶対!!
(フェロ)なら、いいよねぇ?
私の"エナジードレイン"と"エナジーリリース"、別に性別関係なく出来るんですけどぉ~
諜報と暗殺に、性別関係ないよね?どちらかと言えば、女の方が好きだったり(ニヤリ)
(なぎさ)分かった!分かったから!分かりました。一緒に寝ます。てか、一緒に寝させて下さい。お願いします(半泣)
(フェロ)分ればよろしい(ニヤリ)
(フィル)フェロGJ!(笑顔)
(なぎさ)こんな時、どうしたらいいかわからないの(涙目)
(フィル&フェロ)笑えばいいと思うよ(笑顔)
(なぎさ)・・・はい(半泣)
そうして、レム、フェロ、フィルの3人と一緒に寝る。寝るのだが、タダで済むはずがないわな。
(レム)えっ?えっ?えっ?えっ?み、皆さん、何やってんです??(驚)
(フェロ)何やってるって、ナニ姦ってるんですよ?姦らないんですか?
(フィル)姦らないの?姦っていいのに。
(なぎさ)@#&/*%¥jwdGd@8〒々〆……
(フェロ)何々?もっと姦って♡姦り殺して♡
(なぎさ)@#&#¥%*4@MP5@J々々……
(フィル)なぎさ、可愛い。私、姦りたい。レムは、どう。
(レム)や、姦りたい♡姦りたいです♡姦らせてください♡
(フェロ)よく言った。じゃあ、思う存分姦ろう♡♡
(レム)はい♡♡
(なぎさ)〒¥*〒○JTP@27〒々〆〆MPG……
(フィル)なぎさ、受け入れて♡
(レム)な、なぎささん!好きです♡好きです♡愛してます♡愛させて♡
2人は甘くみてた。鬼族のパワーを。
(レム)はぁはぁはぁはぁ♡なぎささん♡なぎささん♡なぎさ♡なぎさ♡なぎさ♡なぎさ♡
(なぎさ)@&@@@#/○〒*¥$JTP〒*4#J……
(フィル)あっ、待って!
(フェロ)ヤバいヤバいヤバいヤバい!待って待って待って待って!レム待って!ヤバい!フィル!
(フィル)ユエさん、ミヤビ、呼んでくる。
(フェロ)頼む、早く!早く!
レム!落ち着いて!ちょっと待って!よく見て!なぎさをよく見て!!
(レム)はぁはぁはぁはぁ♡なぎさを?えっ?なっ!なぎさ!!なぎささん!!なぎささん!!!
どうしよ、どうしよ、どうしよ、どうしよ(半泣)
(フェロ)落ち着いて!大丈夫、ユエもミヤビも駆けつける!大丈夫!大丈夫よ!!
(レム)うわぁ~ん!!!なぎささん!!なぎささぁ~ん(号泣)
(ユエ)何があ……
どういう事?ねぇ~、どういう事かな?フェロ?ねぇ~ねぇ~、どういう事かな(怒笑)
(ミヤビ)どうしたのじゃ?なっ!これは……フェロか?フェロなのか?
(レム)うわぁ~ん!!ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。私、私、私、私…うわぁ~ん(慟哭)
(ミヤビ)落ち着くのじゃ、レム様
【魂魄】
(ユエ)大丈夫。心配しないで、私たちが居るから。
【魂魄】
(レム)うっ!うっ!うっ!うっ!ほんと?ほんとに?うっ!うっ!うっ!うっ!
(シア)どうしたんですか?あっ!フェロさん?説明してもらえますよね?(氷笑)
(フェロ)あっ!いや、その、あの……
(ユエ)大体予想出来ますが、なぎさを拘束して、レムを煽って姦らせた。よね?フェロ(射殺す目)
(シア)ですよね?レムさんが、何も無いのに、こんな事しないでしょうし(冷たい目)
(フェロ)あはっ、あははは(引き攣り)あの……はい(ガクッ)
(ユエ)シア、拘束して。後で……
(シア)はい!後で。ですね。フィルさんは?
(ユエ)フィルも。ね?フィル(静怒)
(フィル)・・・・。はい(しょぼん)
(ユエ)なぎさ、任せて。
【リカバリー】
【テラヒール】
(なぎさ)ぷはぁ~。助かった。大丈夫だ、レム、気にするな(笑顔)
(レム)うわぁ~ん!!なぎささ~ん!ごめんなさいぃ~!!
号泣しながらなぎさに抱きつく。抱きつく?あっ!
(なぎさ)わがっだ、だい"じょ"う"ぶう"っ!だい"じょ"う"ぶう"っだがら"、お"ぢづい"でエ"げ・・・
(ユエ)なぎさ!レム、落ち着いて!
(レム)えっ?あっ!ご、ごめんなさい……
(ユエ) 【リカバリー】
【ギガヒール】
(なぎさ)あうっ!はぁはぁはぁはぁ、あぁ~、大丈夫だ、心配するな。レム。
(レム)ほんとに?
(なぎさ)あぁ~、本当や。(笑顔)
(レム)わぁ~ん!!(号泣)
(なぎさ)待て!待て待て待て!
(レム)あっ!危なかった!!(しょぼん)
(なぎさ)気にしするな、レム。いい事、思いついた!
(レム)えっ?
しかし、落ち込むレム。戻ってきたシアに付き添われて、部屋に戻って行った。
(ユエ)どうしたの?なぎさ。
(なぎさ)ん?レムも安心して姦れるようにする方法。明日、ちょっと手伝って。今夜中に準備する。
迷宮はその後や。仲間の安心の方が大事やし。いいか?ミヤビ。
(ミヤビ)婿殿がそう言うなら構わぬ。妾も手伝おう。
(なぎさ)サンキュー。レムを頼む。
(ユエ&ミヤビ)任せて!
そう言うと、早速、なぎさは準備に取り掛かる。
ユエとミヤビはレムの部屋へ行き、ケアにあたる。
フェロとフィルは完全拘束の上、姦り部屋に吊るされていた。
なぎさは錬成を駆使して作業する。
ほぼ徹夜で朝を迎える。ユエとミヤビが部屋に来る。
(なぎさ)レムはどうだった?
(ユエ)落ち着いたけど、かなり落ち込んでいるわ。
(ミヤビ)策はあるのじゃろ?婿殿。
(なぎさ)あぁ、ある。まず、レムにもう一度、姦らせる。これを使ってな。
(ユエ)これは?
(ミヤビ)ま、まさか、婿殿。
(なぎさ)そう、これを使う。手伝ってくれ。
身体も格段に強化されるし、一石二鳥や(笑顔)
(ユエ)なぎさ……
(ミヤビ)そこまでやるのか?婿殿。
(なぎさ)あぁ、嫁、なんでしょ?みんな(ニヤリ)
(ユエ)うん!
(ミヤビ)バカな婿殿には、しっかりした嫁達が必要だしのう。やれやれ(呆笑)
(なぎさ)バカな婿には、しっかりした嫁達が必需品ですがな(微笑)
(ユエ)じゃ、麻酔無しで(冷笑)
(なぎさ)待て!何故そうなる(涙目)
(ユエ)あはは(笑)嘘ぉ~。じゃあ、やるよ。
【エネス】
【スリープ】
なぎさの大手術が始まる。なかなか起きてこない、なぎさ、ユエ、ミヤビの様子を見にシアが来る。
(シア)なっ!何やってるんですか!!
(ミヤビ)見ての通り、婿殿の大手術じゃ。あまり周りの者には知られたく無い。
ハイリヒ組のコントロールを頼むのじゃ。
(シア)分かりました。レムさん以外に事情を話して、ハイリヒ組を牽制します。
シアは急いでティオと雫の部屋へ行き、皆を集めて作戦会議をする。
(雫・ヤマト)バカな事を……そこまでやるのか?なぎさは……
(玲・アカギ)正気とは思えん。しかし、そうなると、ハイリヒ組が邪魔だな。
(雫・ヤマト)それにはひとつ、策がある。シランを使う。シランの価値が分かるだろう。
(ティオ)妾はレム殿のケアにあたろう。
(椿・シナノ)問題のフェロはどこだ。
(シア)姦り部屋に完全拘束の上、吊るしてますよ!(怒)
(エルム)ちょっとお灸を据えましょう。
大手術が終わる。時間は深夜近くまでかかった。
翌朝、目覚めたなぎさは、早速リハビリを始める。
その間、フェロとフィルは死ぬ辛い折檻という拷問で何度も死んでは生き返らされを繰り返し、
恐怖のあまり失禁しながら許しを乞うことになったとか。
あまりやり過ぎないであげて、悪気は無かったんだし。
(ユエ)なぎさ、大丈夫?
(なぎさ)あぁ、ありがとう。上手くいったみたいやね。
(ユエ)誰に向かって言ってるの?
私、失敗しないので(ニヤリ)
(なぎさ)流石です。Dr.ユエ(微笑)
動きや感触を確認する。
(なぎさ)さてと、レムのところに行ってくる。
(ユエ)しっかり姦られてね。万が一に備えて、私は部屋の外で待機する。(ニヤリ)
(なぎさ)あぁ、頼むわ(微笑)
レムの部屋に行く。ティオが出てきた。
(なぎさ)レムの様子は?
(ティオ)立ち直るには時間がかかりそうじゃのう。お主にベタ惚れだっただけにショックもデカかったみたいじゃな。
(なぎさ)それを今から立ち直らせてくるよ(ニヤリ)
(ティオ)お主は……無茶苦茶じゃのう(呆)しかし、その心意気、嫌いじゃないのう(苦笑)
(なぎさ)あはは。皆んなが婿と認めてくれたんだ。これぐらい大したことない(ニヤリ)
(ティオ)バカな婿にはしっかりとした嫁が必要じゃのう(微笑)
(なぎさ)レム、入るよ。
(レム)なぎささん(涙目)……私、取り返しのつかない事、しちゃった(半泣)……ごめんなさい。もう死にたい(泣)
(なぎさ)気にするなって言ったやろ?僕を信じろよレム。嫁やろ(笑顔)
(レム)でも、私、私(涙目)
(なぎさ)はい、ちょっと待った!今からレムに抱かれます。思いっきり抱いて(笑顔)
(レム)えっ?嘘でしょ?なんでそんな意地悪するの?
(なぎさ)いや。いたって本気。それとも嫌か?手加減無しで、思いっきり抱いて。
(レム)そ、そんな事したら……
(なぎさ)僕を信じろ。鬼族のパワーなんて、僕にかかれば大したことないよ(微笑)
(レム)何言ってるの?何考えてるの?バカにしてる?(イラッ)
(なぎさ)いや、姦ってみたら分かるよ(ニヤリ)
(レム)・・・わかった、わかったよ!後悔しても知らないからね!!(怒)
(なぎさ)おっ!その気になったか、本気の全開で来い!勝負や(ニヤリ)
(レム)絶対後悔させてやる!いくよ!!
それからレムは本気で姦った。姦って姦って姦りまくった。フルパワーで抱いた、抱いて抱いて抱きしめて。
でも、前とは違った。いくら抱きしめても、骨が砕ける音がしない。軋む音も感触もない。
不思議に思って姦るのをやめた。
(レム)なぎさ?大丈夫……なの?
(なぎさ)あぁ、全然平気。激しかった♡あははは(微笑)
(レム)どうして?どうしてなの?どうして平気なの?
(ユエ)それはね、なぎさは大手術をしたから。レム、貴方の為に。
(レム)えっ?
(なぎさ)ミスリルとアザンチウムの特殊合金。僕の得意技(ニヤリ)
(レム)どういうこと?
(ユエ)なぎさは貴方の為に身体を作り変えた。貴方も心配しないで居れるように。
その為に、身体中の骨を特殊合金と入れ替えた。もう無茶苦茶(呆笑)
(レム)はあぁ?
(なぎさ)という事っすよ(微笑)
身体の大幅な強化が出来た。強度、耐久性、共に抜群!レムのおかげやよ。
これは思いつかなかった(笑)
(レム)なぎさ……
(なぎさ)ん?
(レム)バカ!バカですか!そんな事して!死んじゃうじゃないですか!失敗したら、死んじゃうじゃないですか!!(半泣)
(なぎさ)大丈夫、Dr.ユエが居る(笑)それに嫁を幸せにするのが旦那でしょ(笑顔)
(レム)バカぁ~!なぎささんのバカぁ~!!うわぁ~ん(泣)ありがとう(号泣)
(なぎさ)よしよし。じゃ、気を取り直したところで朝ごはんにしよう。迷宮行かなあかんしな(微笑み)
(レム)うん(涙目)あはっ。お腹空いた。
(なぎさ)しっかり食べるんだよ(微笑)
(レム)うん(笑顔)
しっかり食べたところで、ティータイム。
元気を取り戻したレムはもうやる気満々。
姦る気じゃなくて、やる気ね。
(なぎさ)レム、そんなに気合い入れなくていいから(微笑)
皆んなで行くから大丈夫だよ。ゆっくり余裕持って行こう(微笑)
(レム)はい!
(フェロ)あのぅ~、あのね……ごめんなさい(涙目)
(フィル)なぎさの事、傷つけた。私、死ぬ(涙目)
(なぎさ)おいおい、大丈夫だって。悪気は無かったんだからそう気を落とすなよ(微笑)
これから迷宮攻略だ。気を取り直して行こう(笑顔)
(フェロ&フィル)はい!(涙目)
(雫・ヤマト)聞いたぞ、お主の無茶を(はぁ~)
(玲・アカギ)ほんと、無茶苦茶だ(ため息)
(椿・シナノ)よくやるよ(ため息)でも、そこまでする勇気、やっぱり惚れてよかったと思うな(微笑み)
(エルム)どこまでもお人好しだなぁ。でも、その気持ち、嬉しいな(喜)
(エンジェ)そこまでバカなら、しっかりした嫁達が必要だな。目を離すと何するか分かったもんじゃない(ニヤリ)
(ミヤビ)やはり婿殿じゃ!妾が惚れただけがあるわ、のう皆よ(微笑み)
(なぎさ以外)はい!(微笑み)
(近衛騎士団副団長シラン)
??何があったんだ??
(なぎさ以外)知らなくていい!!
(近衛騎士団副団長シラン)
酷でぇ~(涙目)
皆、準備を整え、1階に。前回と同じ魔動車で町に向かう。
(なぎさ)シラン……
(近衛騎士団副団長シラン)
えっ?いや、それは……いやいや、それは無い……よな?
魔動車が止まる。
(シア)行け!です!!
またシランが蹴り出される。シランが泣きながら走り寄ってくるが、ユエは躊躇なくアクセルを踏み込む。
何か叫んでたみたいだが、誰も聞いちゃいない。
シラン、がんばれ(爆笑)いや、笑っちゃダメだ(大爆笑)
町に着くと、前回と同じ。
いや、前回以上だった。
(門兵)やった!来てくれましたね!今日は美味い酒が飲める。はいどうぞ!
なんか凄く歓迎された。
そのままギルドに直行。地図を買う、いや、くれた。
しかも、詳しい情報も進んで提供してくれ、当ギルドのお食事券までくれた。期限は無期限だそうです。
舞い上がり過ぎたのか、ギルドマスターから何か事付けがあったらしいが、忘れたみたいだ。
発進と同時にギルド職員が何か叫んで駆け寄ろうとしてたが、遅かった。
無情にもユエは魔動車を発進させた。
後ろを振り返ると、呆然と跪く女ギルド職員が見えた。
(なぎさ)可哀想だから、帰りに寄ってあげて。
(シア)もう、なぎささんはお人好しなんだから(ため息)
(ユエ)甘すぎるよ。
(なぎさ)そう言わずに、ねっ。
(ティオ)ギルド職員が男だったら、どうしてたかのう(ニヤリ)
(なぎさ)ガン無視した(爆笑)
(なぎさ以外)やっぱりぃ~!(大爆笑)
(フェロ)このドスケベ(笑)
(フィル)なぎさ、エッチ(笑)
(ユエ)この対応の差、Priceless(爆笑)
(シア)なぎささん、Niceです(爆笑)
そうしてるうちに、迷宮到着。
やはりここも負けず劣らずの大盛況!
地図が有るか無いかで大違い。
(なぎさ)賑わってるなぁ。
(ユエ)地図のおかげね。
(シア)これも詳しいですもんねぇ。
(ティオ)言い忘れておったが、シラン殿は?(笑)
(一同)あっ!
(ユエ)私が迎えに行ってくる。
ユエが魔動車で迎えに行った。面倒だから、裏門の前で待機した。
シランがやって来た。
(近衛騎士団副団長シラン)
あれ?こんなところで?皆んなは?
(ユエ)もう特に問題なかった。
ギルドでは大歓迎で、地図と詳しい情報、無期限のお食事券もくれた。
皆んなは迷宮の前で待ってる。
早く乗る!それとも歩く?先に行くよ。
(近衛騎士団副団長シラン)
・・・(しょぼん)
かなり、いや、地獄に落ちたような、グッタリした様子で連れて来られた。
(なぎさ)ごめん、完全に忘れてた(笑)
(シア)ここまで完全に忘れる自分に驚いた(爆笑)
(近衛騎士団副団長シラン)
・・・いいです。自分なんてそんなもんです。生まれてきてごめんなさい(大泣)
もはや慰める余地無しな状態。
(フェロ)それならもう、慰める必要ないね(笑)
(近衛騎士団副団長シラン)
必要あるわ!!(号泣)
泣き喚くシランを横目に攻略開始。
やはりサクサク進んで行く。
(レム)なぎささん、どうして狩った魔物の部位を捨てるんですか?
(なぎさ)ん?それはね、大したお金にならないから。
でも、あまり深く潜れない低ランク冒険者にとっては食い扶持でしょ?
だから、肉とか痛む部位はもったいないし、食べるから回収するけど、それ以外はあげていいと思うから。
(ティオ)とまぁ、お人好しも度が過ぎる、なぎさ殿じゃ(苦笑)
(シア)ほんと、そんな事しといて、ギルドに報告しないんですからね(ため息)
(ユエ)まぁ、なぎさだから(苦笑)
(雫・ヤマト)私はいいと思うぞ。それこそノブレス・オブリージュじゃないか。
(玲・アカギ)あぁ、私も見習うつもりだ。回収魔法をまだ使えないので出来ないがな。
(椿・シナノ)なぎささん、回収魔法、教えてください。私もやりたいですよ。
(なぎさ)教えてなかったっけ?ごめん、今すぐエンチャントするわ。
【スキャン】
【ストリップ】
【コレクト】
スキャンで回収部位が表示される、ストリップで剥いで、コレクトで回収。
今のところ、3段階仕様。もうちょっと手軽な方法を考えてるけど。
また、出来たらエンチャントするから。
それで一旦回収して、置いといてあげるものを、ストレージから出す。というか、ポイとその辺に。
思ったところに出せるけど、イメージしにくいなら、手で指し示せばいい。
おっと、これも忘れるところだった。
【ストレージ】
ストレージは出し入れ自由だから、"コレクト"の代わりに"ストレージ"でも大丈夫。
ストレージの容量は無限にしたから、どんどん使って。
あっ!これも、
【ガレージ】
名付けは……突っ込まないで(汗)
"ガレージ"は時間経過あり、腐るから気をつけて。工房システムとか、中に作ったら便利やよ。
"ストレージ"は時間経過無し、だから、腐らないし、温かい物も、冷たい物も、そのまま保存出来る。
料理なんかの保管にいいよね。
それとか作った物も完成直後の状態で保存出来るから、汚れたり年数劣化したりしない。
オートシステムを組んだら、製作→保管を自動に出来て便利だし、
数量指定しとけば、指定数に達したら自動的に止まる。不足したら自動的に作って補充される。
超便利やよ。わからなかったら、言ってくれれば、システム作るから。
(なぎさ以外)やったぁ~!!
(近衛騎士団副団長シラン)
あのぅ~。私には付与されてないんですが……
(一同)当たり前だ!
(近衛騎士団副団長シラン)
なんで!なんでなんですか!私も欲しい!!
(ユエ)貴方はまだ、味方かどうか分からない。裏切った時、面倒。
また、勝手に誰かに付与されても困る。第一、嫁じゃない!!
(近衛騎士団副団長シラン)
そんなぁ……
味方です!裏切りません!誰にも付与しません!誰にも話しません!信じてください!嫁にしてください!
裏切ったら殺してください!関わった人も殺してかまいません!一族郎党殲滅してください!
(シア)貴方はよくても、国は?他家は?面倒な事はごめんです!
(近衛騎士団副団長シラン)
・・・・(しょぼん)
それからというもの、邪魔な魔物は狩って狩って狩りまくる。
可能な限りエンカウントを避けても、全てをかわす事は出来ない。
しかし、気分は良かった。ノブレス・オブリージュ、最高!!
そうして、地図上の最下位層、80階層に到達した。
(シア)地図はここまでですね。
(ユエ)これ以下もあるよね。
(エルム)たしかに不明と書いてあるもんね。
(フェロ)不明ってことは……ん?ここのマークは?
(雫・ヤマト)どれどれ?あぁ、ここに何かあるらしい。
(玲・アカギ)魔法陣のようなマーク?扉らしきものは無い……か。
(椿・シナノ)普通に考えて、魔法で隠されていますね。
それが仕掛けなのか?単なるまやかしで、行き来自由なのか?
(ミヤビ)スタンピートの経験があるのだから、まやかしだろうのう。
(フィル)魔物は臭いで判断出来る。行き来は可能。
(なぎさ)ミヤビ、反応は?
(ミヤビ)まだ下じゃ。確実に階層は存在するだろうのう。
(なぎさ)じゃ、行くか。
地図のところへ到着。
調査開始、する必要は無かった。
(フィル)これは隠蔽魔法。比較的新しい魔法。今までみたいな古代文字じゃない。
私の居た時代の文字。
魔法陣に魔力を流すと消えるが、場所が書いてある。
(なぎさ)場所が書いてある?
(フィル)そう。これは暗号、多分この時代の人には解けない。この時代の人から見たら、文字そのものが古代文字。
そう簡単にはわからないと思う。
場所はここと正反対の隅の場所。斜めではなく、横に正反対。
(なぎさ)ということは、地図でいうと、ここだな。
(フィル)そう、そこ。
そりゃわからないはずだ。場所が全然違う。しかし、その場所では何もなかったのでは?と疑問に思いながら、進んで行く。
(なぎさ)あぁ、なるほどなぁ。
(シア)これはたしかに。
(ユエ)気付かないはずね。
そこは、壁が崩れたというか、落盤のような見た目だった。
しかも人よけの魔法もかかっていて、調べに来ても、錯覚してしまうように仕込まれていた。
これじゃあ、人は気付かないが、魔物は通り抜けてくるわ。
スタンピートの原因が分かった。
(なぎさ)という事は……
(シア)リリーさん、この先に居ますね。
(ユエ)です。
(なぎさ)ここからは、要注意だな。レム、この先からの魔物は要回収っすよ(ニヤリ)
(レム)了解です(微笑)
誰も見ていないことを、慎重に確認して、先へ進む。
やはり階段があり、続いていた。
誰も踏み込んだ形跡がない。
それほど完璧な仕掛けだったようだ。
どんどん進んで降りて行く。
(なぎさ)かなり階層があるな。
(ユエ)魔物も桁違いに強い。
(シア)地図には全く載って無いですね。
迷宮の歴史という資料に過去のスタンピートで現れた魔物として載っているものばかりです。
(フェロ)それって、ある意味おいしくない?
(雫・ヤマト)歴史的価値と希少価値があるだろうな。
(ミヤビ)その通りじゃ。滅多に現れんだけに、かなりの高値で取り引きされておるのう。
同じ資料の相場に載っておる。
(エルム)わぉ!親切!これなら買い叩いたり、ボッタクッたり出来無いですね。
お互い安心ですね。
(玲・アカギ)そこまで書いてあるから、あんなに盛況だったんだな。程度の目安まで書いてある。
(椿・シナノ)ここのギルド、凄いな!そこまでやってたギルドって記憶にないけど。
(なぎさ)売却には注意がいるな。面倒はごめんだしな。
(ティオ)たしかにのう。回収出来た理由と場所を説明せんとダメだからのう。
そう言いながら、かなりの数を回収して行く。
もう、ヒャッハーとかはしなかった。大人になりましたねぇ(笑)
しかし、その相場で全部売り払ったら、多分この先、遊んで暮らせるぞ。
人並みの寿命ならな。
(ユエ)ついに100階層まで来たよ?ミヤビ。
(ミヤビ)ついにじゃな。反応もこの階層を示しておる。ここが最深部じゃろうなぁ。
(なぎさ)まだ下があったら笑うが、別に構わん。
(シア)たしかに。なんとかなりそうですしね。
(なぎさ)さてと、
【サーチ】
ん?反応が多すぎる。どういうこと?
(シア)ほんとです。なんで?
(ユエ)スライムだから?とか?
(フェロ)分体ってこと?それとも、それだけ皆んな生き延びれたってこと??
(なぎさ) 【インデックス】
あぁ、そういうことか。フェロお手柄。
(エルム)かなりの仲間が逃げ切れたんですね。よかった、よかった。
(なぎさ)では、リリーさん、ご本人を探しましょう。誰か知ってたらいいんだけど……
(ユエ)こちらの言葉は理解してるみたい。
(シア)でも、喋れないみたいですね……
(なぎさ)ん?あれ?君、見える?喋れるかな?
(???)人間が何の用だ!
(シア)ですよねぇ~……なぎささん、あれは?
そうしてるうちに、そこら中のスライムが集まってきた。
(なぎさ)あぁ、敵意は無いから安心して。えーっと、腹立つと思うけど、これ見てくれるかな?
それと、僕らの自己紹介。
【インデックス】
【プロフィール】
(???)お前、ふざけてるのか!(激怒)
(なぎさ)ですよねぇ……誰でもそう思うよ。
でも、悲しいけど、それ、事実なのよね。
でも、悪いことばかりじゃないよ?僕らは僕らなりに楽しんでるし。
もっと言うなら、ここの誰一人として"そうか!我々がこの世界を救うんだ!"なんて思っちゃいない。
完全自己中の私利私欲!それが悪いか?100倍返しだ!の集まりですよ(笑)
(???)なっ!えっ?あっ!いや、えっ?……どういうこと?
(シア)なぎささんって凄いんだ。色んなこと知ってるというか、実現の仕方をわかってるっていうか、
とにかく凄い。ユエさん代わって、上手く説明できない(汗)
(ユエ)見ての通り、なぎさは異世界から来た。だから、この世界に無いものを沢山知ってる。
知ってるだけでなく、ここで得たチートを使って、次々新しい物を作る。
それはもう、夢みたい。
色んな物を作って、皆んなが幸せになるように、もの凄く頑張ってくれている。
あっ!皆んなって、私たちね。他は知らない。というか、どうでもいい。
私たちが幸せになれればいい。その為には、このクソをなんとかするしかない。
だから仕方ないからしてやるんよ。金づる居ないと儲からないでしょ?(ニヤリ)
私たちは今の、ううん、今以上の生活を楽しみたい。でも、楽しむ場所が無ければ出来ない。
(なぎさ)お願い、ハードル上げないで(涙)物事限界ってのがあるから(半泣)
(レム)いえいえ、大丈夫ですって。
なぎささんなんて、私の為に身体中の骨を超合金に入れ替えたんですよ!!
私、鬼族でパワーあるから、抱きしめた時、骨を砕いちゃったの……
そしたら心配しなくていいようにって、身体中の骨、作り替えちゃうんですよ?
信じられます?死にますよ?死んじゃいますよ?失敗したら。バカでしょ(涙笑)
(雫・ヤマト)あぁ、あれなぁ……無茶苦茶だ。バカにはしっかりした嫁たちが必要だよ(微笑)
(玲・アカギ)ほんと何するか分からん、手綱は握らないとな(微笑)
(フィル)えっ?
(フェロ)ま、マジ……か?……
(エルム)バカでしょう?そう思いません?(微笑)
(椿・シナノ)騎士として、誇りと忠誠心は自負していたが、流石に真似は出来ん(笑顔)
(近衛騎士団副団長シラン)
えっ?えっ?えっ?えっ?……
(ユエ)シラン、うるさい!黙れ!
(???)・・・其奴、バカか?いくらなんでも限度がある。なんでそんな事をする?
(なぎさ)あぁ、いや、ね。皆んな嫁になるって言ってくれたんよ。
それなら夫として出来る事はして、幸せになってもらいたいやん(照)
(ティオ)それだけで無かろう。お主のお人好しは度が過ぎるわ(微笑)
迷宮での狩りで得た獲物を、さほど高く売れないからと、わざわざ部位を剥いでおきながら、その辺に捨ておる。
我らにとってははした金にしかならぬが、低ランク冒険者には貴重な食い扶持になるとほざいてのう(微笑)
(レム)でも、やってみたら、気持ちよかった。なんかこれで助かる人居るんだなぁって思うと。
(???)もう、わけわからん。何故そうなんだ?何故そんな事が出来るんだ?
(なぎさ)それはチートだから。やりたい様にやるし、やりたい放題だし。
元の世界はクソだった。
悔しくて、成り上がったが、結局全て失った。
金持ちになりたいと頑張ったが、結局、金持ちに負けた。
実力じゃない、金に負けた。そして、また貧民だ。そんな世界、居たいか?
でも、ここは違う。チートがある。やりたい放題できる。だからやる。
嫁を幸せにしたい。慕ってくれる皆んなを、ついてきてくれる皆んなを幸せにしたい。
ここなら可能性がある。だからこの世界に居る。いや居たい!
それ以上でもそれ以下でも無い。願いはそれだけ。
その実現の為に必要なら、仕方ないからこの世界、救ってやるよ。
崇高な気持ちなんてカケラもない。私利私欲、やりたいからやる。それだけ。
(???)・・・まぁ、なんというか……間違っても"勇者召喚"でも"勇者爆誕"でも無いわな(呆)
そんな奴が世界を救う?
あははははは(爆笑)腹が痛い(涙)舐めてる、舐めてるとしか言いようがない(爆笑)
面白い、その話、乗ろう!私がリリー様へ取り継ぎ、案内する。
今まで何やったか、後で教えてくれ(大爆笑)
そして、リリーと面会することになった。先程はのスライムは側近でリムルというらしい。
シアとティオが色々話しをしている。フェロはエロエロ話しているらしい(涙目)
周りのスライムも聞いている。
(リリー)リムルから話は聞いた。バカだな(苦笑)
しかし、面白い!私も混ぜろ、後悔はさせん。どうだ?
(なぎさ)もちろん、こちらこそよろしくお願いします。
なんだかんだで、色々楽しみましょうよ(ニヤリ)
(リリー)そうだな、この生活も飽きていたところだ。いいキッカケをありがとう(ニヤリ)
お互い握手をし、キャンパーへ戻る事にした。
その前に、ギルド寄ってあげよう。あの職員、可哀想だし。
(近衛騎士団副団長シラン)
しかし、無事見つかって良かった。一息つける。
はぁ?一瞬疑って、シランを見る。それと同時に黒い影が飛び出してきた。かなり大きい。
(近衛騎士団副団長シラン)
えっ?
反応が遅れる。
(なぎさ)危ない!!
なぎさが飛びかかる。
(シア)バカですか!!
シアも追従する。
(ユエ)ちっ!
ユエが魔法を飛ばす。
(雫・ヤマト)何を考えてる!!
雫、玲、椿が脇に飛び込む。
(ティオ)気を抜くな!!
ティオが竜化して、影との間に割り込む。
完全な魔物の奇襲、スライム達も臨戦体制をとる間もなく犠牲者が出る。
初撃はティオが盾になったが飛ばされた。
と、同時にブレスが来る。
(ユエ)散って!!
ユエの言葉に一斉に散る。
が、シランがやらかした。躓いたのだ。
(なぎさ)シラン!!
なぎさが左手を掴んだ。思いっきり引き込むが……
無情にも、ブレスはシランの右腕と下半身を吹き飛ばした。
(ユエ)魔物は任せて!
(シア)なぎささんはシランさんを頼みます!
(なぎさ)わかった!
そのまま壁影に引きずって行く。
(近衛騎士団副団長シラン)
な、なぎさ殿……
(なぎさ)喋るなシラン!
(近衛騎士団副団長シラン)
い、今までの……非礼を……詫びたい……ヒューヒュー……
(なぎさ)そんな事はどうでもいい、今は喋るな!
(近衛騎士団副団長シラン)
はっ!……ははは……あははは……私……は……支え……る……相手……を……ヒューヒュー
間違えた……な……私……は……リリアナ……女……王か……ら……監視……と……
暗……殺……の命……を……
(なぎさ)喋るな!そんな事ぐらい、バカでも分かる!監視して、嘘なら殺せ、だろ?当たり前だ、沽券に関わるからな。
(近衛騎士団副団長シラン)
はっ……ははは……わか……ってい……たの……か……それで……もお……前は……ヒューヒュー
なぜた……すけ……る……私はも……う……介錯……を……お願……いし……たい……ヒューヒュー
(なぎさ)嫌だね。
(近衛騎士団副団長シラン)
そ……そう……か……なぎ……さ殿……にお……願い……した……かった……ヒューヒュー
(なぎさ)俺はなんて言った?俺はなんて言った!
(近衛騎士団副団長シラン)
ふふっ……かなら……ず生き……て帰……す……と……ヒューヒュー
もう限界だ。私は死ぬんだ。もっと一緒に居たかったなぁ……そんな後悔が出てくる。
最初から、もっと信用して、女王にも進言して……色々浮かぶが、もはやあとの祭り。
迷宮で死ねば、グールになる。そんな仲間を何人も見て来た。
あぁ、私もなるのか?なりたくないなぁ……
でも、こんな最深部なら、誰にも会うことなく、恥を晒さなくていいか……
ある意味、最深部での死、名誉ではないか。
そうだ、名誉だ。家名にも泥を塗らなくて済む。
迷宮入りはメイド長も知っている。非業の死、名誉の死ではないか!
あぁ、冷たい。もうすぐ死ぬなぁ……段々冷たくな、らないな?冷んやりしてるけど、死なない。
なんで?いや、死ぬでしょ?右腕と下半身無いよ?死ぬでしょ?これなら、ほら!あ?
何これ?えっ?どゆこと?なんか付いてますが?なんですか?これ?
(なぎさ)リリーありがとう。
(リリー)いやいや。なぎさのチート、お手並み拝見(ニヤリ)
(なぎさ)シラン、よく聞いてくれ。
まず、お前は死んだ。
で、ちょうどいいので身体に細工した。
(近衛騎士団副団長シラン)
??はあぁ?し、死んだ、んですか?
(なぎさ)そう、ある意味、わざと死なせた(爆)
(近衛騎士団副団長シラン)
えっ?
(なぎさ)で、ここから本題。死んで、アンデッドになった。というか、した。
(近衛騎士団副団長シラン)
はぁ?
(なぎさ)これにより、脳のリミッターが外れた。いわば、超人になった。
身体の欠損部分は、僕が錬成で作った。性能は任せろ。
接続部分はリリー特製スライム。
これにより、魔力の流れ、身体の物理的反応が超大幅にアップした。
後は身体に馴染ませればいい。その訓練をやる。
これには、ユエ、エルム、エンジェ、ミヤビが担当する。
最初は身体がぐちゃぐちゃになる。しかし構わん。
ぐちゃぐちゃになって、回復してを繰り返し馴染ませる。
途中から、剣の訓練に雫、玲、椿が加わる。
本来の剣技が出来るようになったら、ものになる。
レベルは段違い。人からしたら、まさにチート。団長でも瞬殺可能だろう。
どうする?やるか?
(近衛騎士団副団長シラン)
やる!絶対ものにする!そんなチャンス、逃す騎士は居ない!
(なぎさ)じゃあ、頑張れ。まず、アイツを倒してくるから少し休め。まだ動いたらダメだ。
(近衛騎士団副団長シラン)
あ、あぁ。
なぎさが合流する。
(ユエ)済んだ?
(シア)バカの相手は疲れるです(ため息)
(なぎさ)さっさとやるか。
(フェロ)大丈夫だよ、バカの相手して。
(なぎさ)わかった。
なぎさが戻る。
(なぎさ)シラン、とりあえず準備体操からやるか。
気をつけないと、その程度でもぐちゃぐちゃになるよ。
(近衛騎士団副団長シラン)
えっ?まさか……あっ!手っ、手が、手が手がぁ~(号泣)
(なぎさ)だから言ったろ?脳のリミッター外したんだ、そうなるわな。
【ハイヒール】
(近衛騎士団副団長シラン)
はっ!はっ!はっ!はっ!……これが私の新たな力?やったぁ~!!最高だぁ~!!!
(なぎさ)ものにすれば、王国最強は間違いない。失敗すれば、自爆でグール。まぁ頑張れ。
(近衛騎士団副団長シラン)
はい!喜んで!!
それからシランの特訓が始まった。最早なんとも言えない。
死にかけては、ヒール系で復活。それの繰り返しだが、一切弱音は吐かなかった。
かなり気合いが入ってるなぁ……
そのうち段々動きが良くなってきた。
頃合いを見て、雫たちが参加する。いきなり3対1、鬼ですな。
模擬戦というより、稽古をつけてるレベル。そりゃそうでしょう。チート英雄には敵うまい。
剣技が戻ってきた。どんどん上達する。
雫が頷いた。
(なぎさ)そこまで!シラン、どんな感じ?
(近衛騎士団副団長シラン)
凄いな。身体が軽い。動きが早い。思ったところにロス無くいける。まさに理想だ。
(なぎさ)剣技のレベルは?
(近衛騎士団副団長シラン)
完璧だな。手ごたえはある。完全に戻ったどころか、進化した。
(なぎさ)ならよかった。では、帰ろうか。どうやって帰る?
(リリー)町外れに行ける転移魔法陣がある。それで行こう。
(なぎさ)それって、双方向?
(リリー)あぁ、私たちが町に行く時に使うやつだ。ただ、我々の中でもある程度限られたものしか、自由に使えない。
(なぎさ)魔力量の問題ってやつ?
(リリー)その通り、よくわかるな。
(なぎさ)迷宮の外れは行けない?
(リリー)?あるが?
(なぎさ)それがいい。魔動車を止めてあるから。
(リリー)そういうことか、じゃあこっちだ。
転移して、魔動車に戻る。リリーは固まった。
(リリー)こ、これが魔動車か。
(なぎさ)あぁ。しかし色々あるが、今回は全員で1台が都合良かったんで、これ。
(リリー)まだあるのか!なるほど、皆んなが言うことが分かる気がするな。これは楽しみだ。
(なぎさ)あはは。まぁ、色々あるから、楽しみにしてて(笑顔)
魔動車で町に戻る。仕方ないからギルドに寄る。
(ギルド職員:女 ナチリス)
よかった!戻ってきてくれたんですね!
(なぎさ)あぁ、なんか気になったから……
(ギルド職員:女 ナチリス)
ありがとうございます。私、このギルド職員のナチリスって言います。よろしくお願いします。
ギルマスから言伝がありまして、是非お話しをしたいので、部屋に来て欲しいと。
(シア)あぁ……ほらぁ~(ため息)
(なぎさ)まぁまぁ、とりあえず行ってみよう。
(ティオ)お主は……(はぁ~)
ナチリスについて行き、ギルマスの部屋へ。
(ギルド職員:女 ナチリス)
お姉様、なぎさ様のパーティーを連れて来ました。
(シア)お姉様??
(ギルド職員:女 ナチリス)
ええ、私のお姉さまはギルマスをしてるんです。ナチエスって言います。
(なぎさ)へぇ~。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
入ってもらって。
(なぎさ)初めまして。なぎさと言います。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
ギルドマスターのナチエスです。本日は来ていただき、ありがとうございます。
(なぎさ)ナチリスさんのお姉様でいらっしゃるとか。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
はい、ナチリスは私の妹です。金ランクなんですよ(笑顔)
堅苦しい話し方は辞めて、日常会話でお願いしたいんですが……
(なぎさ)分かりました。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
私は元金ランクですが、もう引退してギルマスやってるんですよ。
(なぎさ)そうなんですか!姉妹揃って凄いですね。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
あはは、ありがとうございます。
(なぎさ)では、失礼します。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
はい、お気をつけて……って、違う!!!
(ユエ)チッ!(ボソっ)
(ギルドマスター:女 ナチエス)
あぁ!今、舌打ちしましたよね!"チッ"って言いましたよねぇ~!!酷い(半泣)
(なぎさ)でも、なんですか?お誘いなら、お断りしますよ?
(ギルドマスター:女 ナチエス)
えぇ~!!いいじゃないですか!悪い話じゃないですよ?
ギルドが後ろ盾になるんですよ?私の権限でやりたい放題ですよ?
この町での滞在費、食事付きでタダですよ?無料ですよ!!
ギルドが責任持って払いますし、買い取り価格もいっぱい色つけますよ??
(シア)アンタねぇ~、それやりすぎですよ!要らないですよ!逆に居ずらいわ!!
(ギルドマスター:女 ナチエス)
えぇ~……それぐらい、どうにでもなるんですが……
(なぎさ)何故そこまでするんですか?とても正気じゃないと思うけど?
(ギルドマスター:女 ナチエス)
それはですね、恥ずかしい話ですが、まだ迷宮攻略が出来てないんです。
他のギルドは既に終わってるのに、ここだけまだなんです。
ギルマスとしての責任もありますし、なによりスタンピート対策が不十分になります。
他の冒険者安全もありますし、なにより町の安全があります。
なので、あなた方に当ギルドの専属になっていただきたいのです。
また、スタンピートの際は、助けていただきたいのです。
(ティオ)事情はわかったが、我らは既にイレイサのギルドから、話があるのだがのう。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
分かってます、知ってます。今、ギルマス会議で話し合ってます。
なので、そこで交渉しようと考えてます!
交渉の結果次第では、よろしいでしょうか?
(フェロ)どうする?"条件だけ"みれば、たしかに最高かも知れないけどなぁ……
(エルム)他の目があるだけに、ちょっとねぇ……
(ユエ)確実に居ずらくなる。他の冒険者が黙っちゃいない。
(フィル)確実に恨みを買う。
(ミヤビ)それに確定するのは、まだまだ先じゃ。いつだったかのう……
(ギルドマスター:女 ナチエス)
未定です。かなり難航しています。何処とも狙ってます。
だから、指名していただきたいのです。
(なぎさ)それなら余計ダメやん。みんなが話し合って、条件出して、恨みっこ無しにしなきゃアカンやん。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
うぅぅぅっ(涙目)そ、そうなんですが……
(なぎさ)僕らはちょっとやる事があるから、それ済ましゃなきゃアカンし。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
えっ?なんです?それって……
(シア)ひ・み・つ♡
(ギルドマスター:女 ナチエス)
んがぁ~!!いいじゃないですか!教えてくださいよぉ~(半泣)
(フェロ)まぁ、それは置いといて……
(ギルドマスター:女 ナチエス)
置かないでください(泣顔)
ただでさえアーミアさんはギルマスの中でも権限持ってるんですから(半泣)
(エルム)じゃあダメじゃん。そんな人に目をつけられなくないし。
(なぎさ)何故そこまでこだわるん?今まで大丈夫だったんでしょ?
(ギルドマスター:女 ナチエス)
そりゃもう、貴重な超強力な戦力ですから!
(シア)?なんでそう思うの?私たちのこと知らないでしょ?ここだって初めてだし……
(ギルドマスター:女 ナチエス)
サマルのギルマスが吐いたんです。
雑魚な冒険者に絡まれましたよね?
その時、最も信頼している金ランク冒険者がこっそり魔力測定したと。
その結果、なぎさ様、ユエ様、シア様、ミヤビ様の魔力が凄まじいと。
一瞬で振り切り、測定不能だったと。
それと噂の新型馬車。あれ、魔力で動かしてますよね?馬車ではなく車、馬が居ないので。
そんなことが出来るパーティー、しかも、今は13人!
当然、他の方々も凄まじい方ばかりと考えるのが常識です。
後、アーミアさんがこだわる理由です。
あれだけこだわるんだから、何かあると皆、思ってます。
何年ギルマスしてると思います?
それどころかある程度のレベルのパーティーなら、普通そう見ます。
(なぎさ)まぁ、それならギルマス同士で上手くやって、何も言わないから。
(ギルドマスター:女 ナチエス)
はいっ!
それから、ギルドを出発し、キャンパーに戻る。
リリーはビックリしていたが、そこは楽しみにしていただけに興味の方が勝ったようだ。
では、全員揃ったし、約束通り王都に帰ろう。
しかし、シランとメイド軍団が猛反対した。
もっと旅を、長旅って言ってたじゃないですか。
女王もその予定だから、もっと何処かへ行こう。
そうだ、冒険者なんだから、迷宮や神殿行きましょう。
私たちも見たいと言い出し、しばらく旅をすることになった(爆)
いいのか?それで。
とりあえず町を一回りと賑わいのあった迷宮や神殿を巡るツアーをやった。
町ぶらを各町数日ずつ堪能した一行は、そろそろ帰る時かと言い出した為、王都に向かった。
もはや慰安旅行だな、おい。
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長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
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